Bluetoothとは?Bluetoothの規格や選び方をご紹介

豆知識
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 ある調査では、2023年には54億台のBluetoothデバイスが出荷され、オーディオ、エンターテインメント市場においては9割近くがBluetooth搭載になる予想だそう。

でも、今さら「Bluetoothってなんなの?」とか「何を基準に選んだらいいかわからない」という方もおられるのではないでしょうか?それで、今回は「Bluetoothとは?」をご説明したいと思います。

Bluetoothとは?

出典:Bluetooth.com

 簡単に言うと、電波を使用して「Bluetooth」に対応する家電製品同士をつなげる機能のことです。
そもそもなぜ「Bluetooth」という名称かというと、直訳通り「青い歯」が関係しています。
西暦9世紀にデンマークとノルウェーを統合した青黒い歯のあるハロルドという王様のあだ名が由来ですハロルド・ブルートゥースと呼ばれていたそう。
その点に、まだ名前がない無線技術を共同で開発にあたろうとしていたIntel、Ericson、Nokiaの三社の会議で、いろんな家電を統合するための技術なのだから最初仮名だった「Bluetooth」という名称が結局本名になったのです。

 

Bluetoothの規格

 Bluetoothのことで一番知っておいてほしい「Bluetoothの規格」について説明したいと思います。規格とはこの場合は、Bluetoothを選ぶための基準と考えてください。
この選択を失敗するとせっかく気に入ったイヤホンやスピーカーを買ったのに、再生機器(スマートフォンやウォークマン)との相性が悪いため、音楽を聴けない!なんてこともあるので注意が必要です。

Bluetoothの規格には

①「バージョン」

②「Class」

③「プロファイル」

④「コーデック」

の4種類があります。
一つ一つご説明していきます。

「バージョン」

 バージョンとは「機能・通信速度」の表記です
Bluetoothの製品の説明に1.1、1.2、2.0、2.1、3.0、4.0、4.1、5.0などの表記見たことありませんか? この数字が上がるたびに、機能の追加や通信速度の改善がなされています
iPhoneで言うところのiOS11や12.1のようなものです。 Bluetooth製品同士であれば接続して使用することは可能ですが、各バージョンの機能を最大限に利用するためには、そのバージョン以上同士の組み合わせでなければ利用できません。

例:バージョンが「4.0のスマートフォン」と「2.0のBluetoothイヤホン」を接続した場合は、2.0までの機能しか使えません低いバージョンに統一されるので注意が必要です。これは「Class」に関しても同様です。

 

「Class」

class

 ClassはBluetoothイヤホンと再生機器との「通信距離」を表します。Class1~3があり、通信距離(目安)は以下の通りです。

Class1:最大100m

Class2:最大10m

Class3:最大1m

日本では法律上、強い電波を発するものは免許が必要なため、Class1の最大100mのものでも、出力が抑えられているので、本来の距離は届きません。そのため最大100mとなってはいても、実際国内に流通している製品のClass1の距離はClass2より少し距離が長い程度です。しかし、出力が高いのは確かなので、繋がる強度で言うと3より2、2より1と言えます。

「プロファイル」

プロファイル

 プロファイルとは、簡単に言うとそのBluetoothが「使える機能」のことです。
製品のパッケージなどに記載されているプロファイルは略称表記なので分かりにくいですが、ここではオーディオやイヤホンなどによく表記されているものの意味だけ↓

DUN(Dial-up Networking Profile)・・・スマートフォンを通じてダイヤルアップ通信をするプロファイル(例:マイク付きのイヤホンをスマートフォンに接続して音声通信の機能を利用すること)
OPP( Object Push Profile )・・・ データの交換などを行うためのプロファイル
HSP(Headset Profile)・・・ヘッドセットと音声を送受信するためのプロファイル
HFP(Hands-Free Profile)・・・ハンズフリー通話をするためのプロファイル
A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)・・・ 高音質のステレオ音声を伝送するためのプロファイル
AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)・・・AV機器のコントロール(再生、早送りなど)を行うためのプロファイル

コーデック

ストリーミングサービス

 コーデックは、主に音楽を聴くときに重要なキーワードになります。 例えば、スマートフォンの音楽をBluetoothイヤホンで聞く場合、スマートフォンとイヤホンの間でデータをやり取りするためには、③でご説明した「A2DP」という機能が使用されます。

でも、そのまま音を転送するには音のデータが多すぎるので「圧縮」されます。 その時の圧縮される種類のことをコーデックと言います。 音にこだわる人は、これが一番重要です。コーデックによっては音が遅れたり、音質が悪くなったりするからです。
コーデックの種類と特徴は以下の通りです。

まとめ

 Bluetooth機器がこれからますます増えていくので、自分のライフスタイルにあったイヤホンやヘッドで音楽をより快適に楽しむためにも、バージョンとコーデックの種類は覚えておくとより良い選択をできるかもしれません。

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コメント

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