サウンドバーとAVアンプ、約10万円あったらどっちがおすすめ?

AVアンプ
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サウンドバーとAVアンプ+スピーカー、約10万で購入するならどっちがおすすめなのだろう?

サウンドバーやAVアンプの購入に悩んでおられる方であればほとんど方が疑問に思う点でしょう。

そこで今回は、サウンドバーとAVアンプ+スピーカーの両方をいくつか比較視聴してきたデータを基に、約10万円の予算でサウンドバーとAVアンプ+スピーカーを購入するならどちらが良いのかご説明します。

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予算10万円!サウンドバーとAVアンプ+スピーカーどっちがおすすめ?

結論から申し上げますと、約10万円で購入できるサウンドバーとAVアンプ+スピーカーを比較した時、筆者のおすすめは断然AVアンプです。

その大きな理由は、AVアンプ+スピーカーの方が同価格帯のサウンドバーに比べて音質が格段に良いからです。

なぜAVアンプ+スピーカーの方が音質が良いのか?

なぜサウンドバーよりAVアンプ+スピーカーの方が音が良いのでしょうか?

その理由はいくつかあります。

理由① AVアンプに使用するスピーカーの方が本体(キャビネットやエンクロージャー)の容量が大きい。

キャビネットの容量が大きければスピーカーは低音を出しやすくなり、音に余裕が生まれます。

キャビネットの容量の小さいサウンドバーは低音を出すのが苦手です。

理由② AVアンプに使用するスピーカーの方がスピーカーユニット部分が大きい。

スピーカーの音を出すパーツであるスピーカーユニットが大きければ低音を出しやすくなります。

サウンドバーのスピーカーユニットは、大きくてもだいたい直径6㎝ほどしか搭載できないため、低音域の表現が苦手です。

しかし、AVアンプに使用するスピーカーのユニットには12~16㎝程のユニットが搭載されていることが多く、音を再生した時にサウンドバーと比べて音の広がりや音の奥行きなどに大きな差が生まれます。

ちなみにAVアンプに使用するスピーカーには、上部に小さいスピーカーがついているものが多いですが、これは「ツィーター」といって、高音域用のスピーカーです。

また、スピーカーの中には高音、中音、低音用に3つのユニットが搭載されている3ウェイスピーカーもあり、音の広がりや音の表現力が高く、クオリティの高いサウンドを楽しめます。

理由③ AVアンプに使用するスピーカーはスピーカーの角度を調整できる。

サウンドバーには複数のスピーカーが内蔵されていますが向きは固定されているため、角度を変更することはできません。

しかし、AVアンプに使用するスピーカーは、角度を調整することで、音の濁りを減らしたり、音像を安定させたりすることができます。

音の濁りを減らす
スピーカーを壁と正対させると、壁と壁の間で反射が繰り返され、フラッターエコー(定在波)が発生します。
スピーカーを少し内振り(約5~20度程度)にすることで、反射が低減され、音場の濁りが低減します。
音像を安定させる
左右のスピーカーの中心軸をリスナーの手前で交差させることで、リスナーが左右に移動しても音像は移動せず安定します。これをクロスセッティングといいます。

理由④ サウンドバーの性能よりAVアンプの性能の方が圧倒的に高い。

約10万の予算内で手に入れることのできるAVアンプ(後述します)は、そのほとんどが7.1chサラウンド再生が可能な高いスペックを持ったアンプであり、4K/120pや8Kに対応しているものもあります。

最近のAVアンプには4Kパススルー機能が搭載されているため、映画やゲームの綺麗な映像と音声をそのままダイレクトに届けることができます。

一部のサウンドバーにも4K/120Pパススルー機能搭載モデルがありますが、接続できるHDMI端子も少なく、音の解像度、表現力、情報処理能力などどの性能をとってもAVアンプに全く敵わないのがサウンドバーの現状です。

サウンドバーよりAVアンプ+スピーカーの方がおすすめなその他の理由。

1.サラウンドの拡張性がある。

サウンドバーのサラウンド再生はあくまでもバーチャルサラウンド再生がメイン。

AVアンプはさらにスピーカーを追加することでリアルサラウンドを楽しむことでき、映画館さながらの音質を楽しむことができます。

2.スピーカーを変更することで、音の変化を楽しめる。

サウンドバーは、内蔵されているスピーカーを変更できないため、スピーカーごと音の色を楽しめません。

AVアンプ+スピーカーであれば、スピーカーをグレードアップしたり、自分の音の好みに応じてスピーカーの種類を変えることが可能です。

3.スピーカーのケーブルを変えるだけでも音が良くなる。

オーディオの沼へはまっていくきっかけになるかもしれませんが、スピーカーのケーブルのグレードを変えるだけで、音質が変化し、より鮮明に聞こえたり、より音の輪郭がはっきり聞こえたりします。

サウンドバーのメリット

断然AVアンプと評していますが、サウンドバーにはAVアンプにはないメリットがあります。

サウンドバーのメリット①
電源ケーブルとHDMIケーブルだけで良音を楽しめる。

AVアンプは、電源ケーブルを繋ぐ作業やテレビとHDMIケーブルで繋ぐ作業に加え、スピーカーケーブルをスピーカー側のプラグとAVアンプは側のプラグに取り付ける作業が必要です。

しかし、サウンドバーはテレビとHDMIケーブルで接続し、電源ケーブルを接続するだけでテレビより良い音、サラウンドなどを楽しめます。

サウンドバーのメリット②
省スペースで完結できる。

AVアンプは、長方形の大きなAVアンプ本体を置く場所、スピーカーを2つ置くスペースが必要となります。

しかし、サウンドバーであればテレビ台に置くだけ。壁掛けであっても壁にネジを取り付けてひっかければ完結します。

約10万円で購入できるサウンドバーとAVアンプ+スピーカー

最後に約10万円で購入できるサウンドバーとAVアンプ+スピーカーをご紹介します。

約10万円で購入できるサウンドバー

JBL「BAR1000」
実売価格84,664円(2024年12月時点)

JBLサウンドバー「BAR1000」
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SONY「BRAVIA Theatre Bar 8 HT-A8000」
実売価格105,800円(2024年12月時点)

SONY「HT-A8000」
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BOSE「Smart Ultra Soundbar」
実売価格106,000円(2025年1月時点)

BOSE「Smart Ultra Soundbar」
created by Rinker

約10万円で購入できるAVアンプ+スピーカー

AVアンプ

SONY「STR-DH790」
実売価格52,800円(2025年1月時点)

ヤマハ「RX-V6A」
実売価格47,000円(2025年1月時点)

DENON「AVR-X1800H」
実売価格68,492円(2025年1月時点)

デノン「AVR-X1800H」
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スピーカー(すべてペア)

JBL「STAGE 250B」
実売価格49,500円(2025年1月時点)

クリプシュ「REFERENCE R-50M」
実売価格47,800円(2025年1月時点)

DALI「OBERON1」
実売価格49,491円(2025年1月時点)

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