家で過ごす時間が長くなり、家の環境を充実させたい方が非常に増えてきています。
音楽や映画を家でより楽しむために、
- 家でも映画館のような映像、迫力のサウンドで映画を楽しみたい!
- 音楽もイヤホンやヘッドホンからだけでなく、ちゃんとスピーカーからの音を楽しみたい!
- PS4やNintendo switchなどのゲームも、高画質、高音質で楽しみたい!
そのために、AVアンプの購入を考えておられる方も少なくありません。
しかし、家での音楽や映画を充実させるために、初めてAVアンプを購入される方は、できる限りコストは抑えたい方も多いはず!
そこで今回は、そんな方におすすめのソニーのAVマルチチャンネルアンプ「STR-DH590」のレビューとおすすめのスピーカーをご紹介します。
ソニーAVマルチチャンネルアンプ「STR-DH590」とは?
ソニーのAVマルチチャンネルアンプ「STR-DH590」は、定価でも29880円+税と、非常にリーズナブルで、価格以上の性能と機能が搭載された優秀なAVアンプです。
「STR-DH590」の特徴
- HDCP 2.2や4K/60p 4:4:4(8bit)、HDR(HDR10、HLG、Dolby Vision(TM)) など最新の4Kコンテンツに対応。
HDCP2.2とは、HDMIなどで映像伝送するときに用いられる著作権保護規格の最新バージョン。4Kチューナから4KテレビにHDMIで映像を楽しむためには必須の機能。
HDCP2.2に加え、4K/60p入力の機能が無ければ、4Kの映像を楽しむことができない。この機能が他のAVアンプの下位モデルでは一部のHDMI端子にしか搭載されていないこともあるが、「STR-DH590」は4つのHDMI端子全てにその機能が備わっているのは、魅力的なポイントです。
- 上位モデルにも搭載されている自動音場補正機能「D.C.A.C.(Digital Cinema Auto Calibration)」搭載。
「D.C.A.C.」とは、付属の測定マイクロフォンを使うことで、部屋の音響特性を高精度かつ高速に自動で測定・補正できるソニー独自の自動音場補正機能。
測定マイクロフォンで測定し、約30秒でスピーカーの距離、音量バランス・周波数特性の補正を行い、最適な再生環境を実現してくれます。
- スピーカーが2chでも立体的で臨場感豊かなサラウンド環境を提供する「S-Force PROフロントサラウンド」を搭載。
ご自宅の環境によっては、5.1chサラウンドを楽しみたくても、6つものスピーカーを置く場所がない方も少なくないはず。その悩みを解決してくれる機能が「S-Force PROフロントサラウンド」。
ソニー独自のデジタル音場処理技術により、フロントスピーカーだけで仮想的にサラウンド音場を再現します。壁からの反射音を利用しないため、どんな部屋の形であっても快適なサラウンド環境を楽しめます。
- Bluetooth搭載で、スマートフォンの音楽データをすぐに高音質で再生可能。
Bluetooth機能はA2DP(Advanced Audio Distribution Profile)、AVRCP(Audio Video Remote Control Profile)をサポート。
標準コーデックのSBC(Sub Band CODEC)のほか、高音質なAAC(Advanced Audio Coding)にも対応。iPhoneやandroid端末などに保存した音楽をすぐに高音質で楽しめます。
「STR-DH590」のスペック
HDMI入力 | HDMI入力 | 4系統(背面4系統) |
---|---|---|
(HDMI for Audio入力) | – | |
HDMI出力 | HDMI出力 | 1系統 |
映像出力 | 映像モニター(コンポジット端子) | – |
コンポーネント端子 | – | |
映像入力 | コンポジット端子 | – |
コンポーネント映像入力 | – | |
音声出力 | サブウーファー | 2系統 |
ヘッドホン | 1系統 | |
音声入力 | 光デジタル | 1系統 |
同軸デジタル | 1系統 | |
ライン系 | 4系統 | |
USB | – | |
ネットワーク接続/その他 | Bluetooth | ●(内蔵) |
NFC | – | |
USB パワーサプライポート | 1系統 | |
実用最大出力 | フロント | 145W+145W(6Ω) |
センター | 145W(6Ω) | |
サラウンド | 145W+145W(6Ω) | |
サラウンドバック/フロントB/ハイト/バイアンプ共用 | – | |
トーンコントロール | フロント | BASS/TREBLE |
センター | – | |
サラウンド | – | |
サラウンドバック | – | |
フロントハイ | – | |
ハイト | – | |
FM/AMラジオ | ●(FMのみ、ワイドFM対応) | |
スピーカー適合インピーダンス | 6-16Ω | |
全高調波ひずみ率 | フロント0.09%以下 (6 Ω負荷、90W+90W、20Hz-20kHz) | |
周波数特性 | 10Hz-100KHz +0.5/-2dB | |
SN比(Aネットワーク) | LINE:105dB | |
ヘッドホン出力 | 60mW+60mW(32Ω) | |
電源 | AC100V、50/60Hz | |
消費電力 | 240W | |
待機消費電力 | 0.3W | |
待機消費電力詳細 | 「HDMI機器制御」、「スタンバイスルー」、「Bluetooth®スタンバイモード」を「OFF」に設定 | |
外形寸法(幅×高さ×奥行mm) | 430 x 133 x 297 mm | |
質量 | 7.2Kg | |
付属品 | キャリブレーションマイクロフォン、リモートコマンダー(RMT-AA401U)、単4形乾電池×2、FMアンテナ線、取扱説明書、スタートガイド |
「STR-DH590」の音質
「STR-DH590」は上位モデル同等の音質を目指し、パーツが強化されているので、価格以上の音質を楽しむことができます。
- デジタル系回路基板の強化
デジタル基板用には一体成型メタルフレームを採用することで、基板に伝わる振動を軽減し、オーディオ信号が変調することを防ぐことで音質の向上がはかられています。
- リニア広帯域パワーアンプ
アンプ部に「リニア広帯域パワーアンプ」が搭載されています。これは回路パターンを最適配置され、グランドラインの大型ジャンパーワイヤーによる低インピーダンス化を図ることで、厚みのある低域、高域も澄んだ音色を届けてくれます。
「STR-DH590」におすすめなスピーカーはこれ!
YAMAHA「NS-BP200」
YAMAHA「NS-BP200」の推奨アンプ出力は40~110W、インピーダンスは6Ω、周波数帯域は55Hz~28kHz。
サイズは幅154x高さ274x奥行287mmとブックシェルフスピーカーの中でもコンパクトなので、設置しやすいのも魅力です。
YAMAHA「NS-BP200」を「STR-DH590」におすすめする理由
YAMAHAの「NS-BP200」を「STR-DH590」におすすめな理由は何と言ってもそのコスト!
「NS-BP200」はペアで8000円ほどなので、AVアンプを始めようとしておられる方、あまりコストはかけたくないけど、ちゃんとしたスピーカーからの音を楽しみたい方にはおすすめです。
サラウンド環境するならこのスピーカーがおすすめ!
センタースピーカーに「NS-C210」
サブウーファーに「NS-SW050」
5.1chサラウンドでのシステムを構築するなら、リアに「NS-BP200」をもう一組。センタースピーカーに「NS-C210」、サブウーファーに「NS-SW050」の構成がおすすめです。
これら全てのスピーカーと「STR-DH590」を合わせても5万円ほどで揃います。同じシリーズなので、音のバランスもとれ、快適な音環境で5.1chサラウンドを楽しめます。
DENON「SC-T17」
「SC-T17」は、DENONのホームシアタースピーカーシステムのトールボーイ型スピーカー。
「SC-T17」の推奨アンプ出力は60W~120Wまで対応。インピーダンスは6Ω、再生周波数帯域は45Hz – 60kHzです。サイズは幅200×高さ920×奥行220とかなりコンパクトな設計なので、置きやすいサイズです。
DENON「SC-T17」を「STR-DH590」におすすめする理由
「STR-DH590」の購入を決めた方の中には、映画や音楽、ライブ映像やゲームなどバランスよく全部楽しみたい方も多いはず。この「SC-T17」はどのジャンルにも合うバランスの取れた優秀なシアタースピーカーと言えます。
細身のトールボーイ型スピーカーですが、音質は低音域からしっかり鳴ってくれるので、「STR-DH590」のポテンシャルを十分に引き出してくれるスピーカーです。DENONの音が好きな方には、是非おすすめのスピーカーです。
「STR-DH590」でサラウンド環境するならこのスピーカーがおすすめ!
さらに臨場感溢れるサウンド、迫力の映像にマッチした音を楽しみたい方には、ホームシアタースピーカーシステム「17 シリーズ」を合わせるのをおすすめします。
センタースピーカーに「SC-C17」。
サブウーファーに「DSW-37」。
リアスピーカーにブックシェルフスピーカーの「SC-A17」かフロントと同じ「SC-T17」もおすすめ。
逆にフロントもリアもブックシェルフスピーカーの「SC-A17」にするという方法もおすすめです。
YAMAHA「NS-F210」
YAMAHA「NS-F210」は、1本が約7000円~のリーズナブルなトールボーイスピーカー。推奨アンプ出力は40W~120W。インピーダンスは6Ω、周波数帯域は50Hz~100kHz。
YAMAHA「NS-F210」を「STR-DH590」におすすめする理由
「NS-F210」を「STR-DH590」におすすめする理由は中高音域の音の解像度高さが魅力だからです。アルミコーン型ウーハーを搭載しているので、レスポンスが良く、中高音域の音の解像度に秀でています。
また、ツイーターもワイドレンジ再生対応なので、「STR-DH590」の特性を十分に引き出してくれます。サイズもトールボーイ型スピーカーにも関わらず幅236x高さ1050x奥行236mmとコンパクトなところもおすすめです。
「STR-DH590」でサラウンド環境するならこのスピーカーがおすすめ!
リアスピーカーに「NS-BP200」
センタースピーカーに「NS-C210」
サブウーファーに「NS-SW050」
5.1chサラウンドでのシステムを構築するなら、リアにブックシェルフスピーカーの「NS-BP200」か全てをトールボーイスピーカーの「NS-F210」にするのもおすすめ。
そして、どちらのパターンでもセンタースピーカーには「NS-C210」、サブウーファーに「NS-SW050」の構成がおすすめです。バランスの取れたサラウンドと、トールボーイスピーカーならではの高級感も味わえます。
JBL「Stage A130」
重低音のパワフルなサウンドが好みなら「Stage A130」がおすすめです。「Stage A130」はアメリカの企業、ハーマンインターナショナルのJBLブランドのSTAGEシリーズのブックシェルフスピーカーです。デザインもシックなリビングにリビングや寝室、書斎に置いても馴染みやすく、悪目立ちすることはありません。
スペックは推奨アンプ出力が20~125W、インピーダンスは6Ω、再生周波数帯域も55Hz~40kHzと申し分なし。サイズも外形寸法:190W×321H×245Dmmとコンパクト。
JBL「Stage A130」を「STR-DH590」におすすめする理由
「STR-DH590」にJBLのスピーカー「Stage A130」をおすすめする一番の理由は、その低コストからは想像できないほどの全音域の解像度は高さ!。特に低域のサウンドは素晴らしいです。
「Stage A130」はJBLの特徴でもあるバスレフ型スピーカーが重低音の秘訣ですが、もともとJBLはプロ向けのスピーカーを多く扱っているブランド、そのプロ用の技術を組み込まれた「Stage A130」はパワフルなサウンドを響かせてくれます。
「STR-DH590」でサラウンド環境にするならこのスピーカーがおすすめ!
リアスピーカー「Stage A130」
センタースピーカーには「STAGE A125C」
サブウーファーに「STAGE SUB A100P」
サラウンド環境を整えるなら同じ「STAGEシリーズ」で統一するのがおすすめです。シリーズで統一すると、音のバランスもインテリアとしても統一感があるので、一石二鳥です。JBLの迫力のあるサウンドで映画や音楽の音質をグレードアップできます。
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