Aurzen BOOM mini 実機レビュー|デザイン・音・明るさを6畳で検証(Anker / XGIMI 比較付き)
この記事でわかること:本記事は実機レビューとして、Aurzen BOOM miniを6畳の部屋で数日使用して検証した結果をまとめます。デザインや可動域、音質、明るさ(500 ANSI)など体験的な感想と、Anker Nebula Capsule 3 Laser / XGIMI MoGo 2 Pro との性能比較も掲載しています。
実機チェックの環境(テスト条件)
- 再生機器:スマホ(ミラーキャスト)・Google TV内蔵アプリ・Nintendo Switch/PS4pro(HDMI接続)
- 投影環境:6畳(長方形)の短辺の壁にスクリーンを設置
- 明るさ:昼間(カーテンあり/開放)・夜間の両方で評価
Aurzen BOOM miniのファーストインプレッション

第一印象:触った瞬間に「安っぽくない」印象を受ける、しっかりした作りの本体です。表面の仕上げやレンズ周りの処理に高級感があり、机に置いても生活空間になじみやすいデザインでした。
良い点:初期設定が簡単、GoogleHomeのアプリをスマートフォンにインストールしていれば、投影される画像の指示に従って、説明書なしでもセットアップ可能。ToFカメラによる高速(公称3秒)オートフォーカス/台形補正、内蔵Google TVでストリーミングがスムーズ、内蔵スピーカーは合計20W(dual 10W)で室内視聴に十分。自動障害物回避機能があるので、投影先に障害物がある場合自動で回避して、適切な画面サイズで映し出してくれます。
要注意:「4K対応」の表記は4K入力を受け付けるがネイティブは1080pという意味です(4Kソースはスケーリングされて表示)。本体は電源必須(バッテリー非搭載)。またHDMIポートは1系統のため、複数機器を頻繁に差し替える場合はHDMIスイッチャー推奨です。
カラーバリエーション:メーカーでは複数色を用意しており、今回確認できた色のラインナップは シルバー・グリーン・ブルー・ブラック(販売地域で差があります)。色を変えるだけで「可愛い」や「クール」など印象を変えられるのが魅力です。
可動部と設置感:脚部と本体の接続部が稼働し、投影角度(110°まで)の調整がしやすい構造です。角度変更時のトルクは「ゆるすぎず硬すぎない」適度な硬さで、使っていて倒れそうになる不安はありませんでした。また脚底は滑り止め素材が使われており、床やテーブル上で簡単にズレない作りになっています(実使用で安心感あり)。
公式スペック(簡潔・表形式)

内容品全て
(下はメーカー公式記載をまとめた表です)
| 項目 | 仕様(公式) |
|---|---|
| 製品名 | Aurzen BOOM mini (Google TV Smart Projector) |
| 公称明るさ | 500 ANSI ルーメン(メーカー公称) |
| ネイティブ解像度 | 1920×1080 (ネイティブ 1080p)(4K入力サポート) |
| スピーカー | Dual 10W(合計20W)、Dolby Audio / DSP搭載(メーカー表記)。 |
| スマート機能 | Built-in Official Google TV(アプリ10,000+)。 |
| 自動補正 | ToFカメラによるリアルタイムフォーカス & Keystone(公称3秒で調整)。 |
| 可動域 | 垂直110° 可動(天井投影対応)。 |
| 入出力 | HDMI x1、Bluetooth(双方向) USB-A×2、AUX。 |
| サイズ/重量(実測) | 高さ19㎝(上部ボタン含む)×奥行19㎝(レンズカバー含む)×幅23㎝/2.1㎏ |
| 内容品 | 本体/電源ケーブル/取扱説明書(日本語)/保証書/レンズクリーナーキット/リモコン(電池別売) |
| 公式価格(MSRP) | $349.99(公式ストア表示。地域・販路により変動)。日本では定価49,999円。 |
500 ANSI ルーメンってどれくらい?
わかりやすく言うと:500 ANSIは「日中でも部屋でカーテンを閉めれば見やすい」レベル。ただし直射日光が当たる窓際などではやや見づらい場合もあります。下の簡易比較表を参考にしてください。
| 目安 | ANSIルーメン(目安) |
|---|---|
| 日中利用、オフィスでもOK | 1000 ANSI以上 |
| 明るめの部屋でも視聴可(映画・ゲーム) | 400〜800 ANSI(BOOM miniは500) |
| 暗めの部屋や夜間の持ち運び向け | 200〜400 ANSI |
6畳での実際の使用感(今回のテスト環境)

- 壁全面に100インチ級で投影すると体感の迫力は十分。ただし設置位置が視聴者の近くになることがあり、スピーカーから出る音の向きに注意。
- 本体スピーカーのみでも普通の映画/アニメ鑑賞には問題なし。より迫力を出したい場合はBluetoothでサウンドバー接続推奨。
- 天井投影(寝転んで視聴)も快適。ToFの自動補正が速くて便利。
- 500 ANSIの公称値は、カーテンで室内をある程度暗くすれば昼間でも十分に視聴可能な明るさです。ただし直射光のある窓際では映像が薄くなるため注意してください(明るさは実測環境で差が出ます)。
- 画質はネイティブ1080pらしく字幕の読みやすさや細部の描写に優れ、動きの激しいシーンでも大きなブレや遅延は感じませんでした。HDMI接続の4Kソースはスケーリングされ表示される方式なので「ネイティブ4K」ではない点は留意が必要です。
- リモコンの操作性は抜群。説明書を見なくても操作しやすいデザインです。Amazon fire stickに慣れている方であれば、より違和感なく使用可能。

Aurzen BOOM mini と似た価格帯・用途の競合モデル比較
下は同価格帯〜近い用途の代表的なプロジェクターをピックアップした比較表です(公称値を参照)。
| モデル | 公称明るさ | ネイティブ解像度 | スピーカー | 価格(定価) | 特徴 (公称) |
|---|---|---|---|---|---|
| Aurzen BOOM mini | 500 ANSI | 1080p | Dual 10W(合計20W) | 49,999円 | Google TV内蔵、ToFフォーカス(公式)。 |
| Anker Nebula Capsule 3 | 約200 ANSI(公称) | 1080p | 内蔵スピーカー(数W) | 69,990円 | 缶サイズの携帯モデル。バッテリー搭載機種あり。明るさは控えめ。 |
| XGIMI Elfin | 400〜800 ANSI(レビュー計測値にばらつきあり) | 1080p | Dolby Audio等(ブランドによる) | 69,800円 | 画質とスピーカーのバランスが良いモデル。公称値はモデルにより差あり。 |
| ViewSonic M2e | LEDルーメンをANSIに換算すると実質約400〜500 ANSI相当 | 1080p | Harman Kardon スピーカー搭載 | 59,300円(Amazon) | スピーカー重視・明るさ高め(表記方法に注意)。 |
| BenQ GV30 | 300 ANSI | 720p(ネイティブ) | 2.1ch(音重視) | 59,800円 | 音重視のポータブル型。解像度はHDで注意。 |
(注:上の「ANSIルーメン」はメーカー公称値やレビューによる計測値が混在します。比較時は「公称 vs 実測」の差に注意してください。)
購入前のチェックリスト(初心者向け)
- 部屋の明るさに合わせてANSIルーメンを確認(昼間に窓があるなら500以上を推奨)。
- ネイティブ解像度が1080pかどうか確認(4K入力対応=ネイティブ4Kではない場合が多い)。
- HDMIポート数(外部機器の接続数)とBluetooth対応(外部スピーカー接続)を確認。
- バッテリー内蔵か電源必須かを確認(持ち運び用途なら重要)。
まとめ評価(短く)

総合:設置のしやすさ、音の良さ、Google TVの使いやすさを兼ね備え、家庭のホームシアター入門〜中級者に最適なコスパ機。6畳〜8畳での使用を想定した場合、昼間はカーテンで調整すれば快適。夜間はかなり鮮明。ただしHDMIは1系統なので複数機器併用の方はHDMIスイッチャーやAVアンプを経由させての使用がおすすめ。
こんな人におすすめ(誰に向いている?)
- 5万円以下でGoogle TV内蔵のホームプロジェクターを探している人
- 6畳〜のリビングやワンルームで映画やゲームを気軽に楽しみたい人
- 寝転んで天井投影でアニメや映画を見たい人(110°可動・自動台形補正が便利)
- 内蔵スピーカーだけで音量を確保したい、音質にもこだわりたい人(20W搭載)
- 配線や設定が苦手で、手軽にセットアップできる製品を求める初心者
地域別の利用ヒント:
- ワンルーム:窓が大きい場合はカーテンで光を抑えると日中でも見やすいです(500 ANSIの目安)。
- ファミリー層のマンションや戸建て:リビングで家族と共有するならスクリーンを導入すると壁などの凹凸の影響が減ります。
- 寒冷地:屋外イベントには電源確保と暗い環境を用意すれば利用可能。ただし防寒対策を。
よくある質問(FAQ)
Q. Aurzen Boom mini は明るい部屋でも使えますか?
A. 完全な日中の明るさだと映像は薄くなるため、カーテンで少し暗くすると快適に視聴できます。夜間や暗めの部屋なら非常にクリアに映ります。
Q. 子供向けに使っても安全ですか?
A. 直接光を見ないプロジェクタ方式のため、テレビよりも目に優しいと言われています。ただし、投影レンズを間近で見ないように注意が必要です。
Q. 投影距離はどれくらい必要ですか?
A. 1mで約30〜40インチ、2mで約60~80インチが目安です。小さな部屋でも大画面を楽しめます。
Q. Fire TV Stick や Switch は接続できますか?
A. HDMIポートがあるため問題なく接続できます。ゲームや動画視聴にも向いています。
Q. 動作音はうるさくないですか?
A. Boom miniはファン音が控えめで、動画の音にほぼ隠れるレベルです。静かなシーンでも気になりにくい設計です。
Q. どのくらいのサイズ・重さですか?
A. 小型で持ち運びしやすいコンパクトサイズです。詳しい寸法は本文のスペック表にまとめています。
Q. 他の小型プロジェクターと比べてどうですか?
A. 同価格帯のAnker NebulaやXGIMIの小型モデルと比較して、明るさと接続安定性が優れており、コスパが高いのが特徴です。
Q. 付属品は何がありますか?
A. リモコン、ACアダプター、クリーナーキットが同梱されています(上部写真参照)。
参考・出典
- Aurzen 公式:BOOM mini 製品ページ(スペック・価格など).
- Anker / Nebula Capsule 3(スペック参照).
- XGIMI Elfin(スペック参照).
- ViewSonic M2e 製品ページ(スペック参照).
- BenQ GV30 製品ページ(スペック参照).


