爆速SSDに4K/120Pの映像美と最高の機能てんこ盛りのゲーム機「PlayStation5」。※以下「PS5」。
PS5を購入、または購入を検討されておられる方の大半はその最高画質を楽しむために4K、8Kテレビはすでに持っておられることでしょう。
しかし、PS5を4K、8Kテレビに接続して多くの人が感じるのは、「テレビのスピーカーではなんか物足りない…」という点。
別途AVアンプなどをつなげてスピーカーから音を出したら、一番PS5を楽しめるのはわかっていても

AVアンプとスピーカー両方を揃えるのは大変そう…。

お金がかかりそうだし、置く場所もない。

TV、PS5、AVアンプ、スピーカーと色々接続するのが面倒。
と、いろんな理由でAVアンプを置けない選べないという方が多いと思います。
そんな方におすすめなのが今人気のサウンドバー!
サウンドバーならAVアンプに比べ手軽に入手でき、接続も簡単、そのうえPS5の音を十分に楽しめます!
そこで今回はPS5の性能を基に選んだおすすめのサウンドバーをいくつかご紹介したいと思います!
PS5におすすめのAVアンプをお探しならこちら👇

PS5のスペックと機能
まず、サウンドバー選びのためにPS5のスペックや機能を改めて理解しておきましょう。
PS5 | PS5(Digital Edition) | |
CPU | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド |
映像 | 4K/120p、8K対応 | 4K/120p、8K対応 |
GPU | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine |
メモリ | GDDR6 16GB | GDDR6 16GB |
容量 | 825GB SSD | 825GB SSD |
ゲームディスク | Ultra HD Blu-Ray | × |
オーディオ | “Tempest” 3D オーディオ技術 | “Tempest” 3D オーディオ技術 |
HDR | HDR10 | HDR10 |
PS4ゲーム(ディスク) | ○ | × |
映画(ディスク) | ○ | × |
消費電力 | 最大350W | 最大350W |
スタンバイモード時 | 0.5W | 0.5W |
発売日 | 11月12日 | 11月12日 |
価格 | 49,980円 | 39,980円 |
スペック表の赤字で示した部分が、サウンドバー選びに関わってくるPS5の情報です。
では、PS5のスペックの中からサウンドバー選びに関わる項目の、「4K/120p、8K対応GPU」、「AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine」とオーディオの「”Tempest” 3D オーディオ技術」、「HDR10」について簡単にご説明します。
「4K/120p、8K対応GPU」
PS5の発売で何と言っても注目なのは4K/120p映像対応になったこと。今まではPS4の4K/60pが最大だったので、より滑らかで綺麗な映像がPS5で楽しめます。
PS5のディスプレイの設定画面に「ハイフレームレート」という設定があり、4K/120pに対応しているゲームであれば、この設定をオンにすることでより滑らかで美しい映像を楽しむことができます。
サウンドバーを使用する際の2つの注意点。
1つ目は、サウンドバー経由でテレビに接続を行う場合、サウンドバーに4Kパススルー機能(パススルーとは、映像のデータを劣化させることなくテレビに送ること)がないと正しく映像が出力されません。
2つ目は、2021年4月時点、4K/120Pパススルーに対応しているサウンドバーは発売されておらず、4K/60Pパススルーが現在のサウンドバーの最高スペックという点です。※2021年8月にSONYより「HT-A7000」という4K/120パススルー対応のサウンドバーが発売されました。
ただし、SONYのフラッグシップモデルのサウンドバーのため価格は実売価格160,000円前後です。
「HT-A7000」について詳しくはこちらをご覧ください↓


今回おすすめする5万円以下のサウンドバーでは、2021年10月時点においても4K/120パススルー対応のサウンドバーは発売されていません。
そのため、所有しているテレビが4K/120Pに対応している場合、今回ご紹介するサウンドバー経由でPS5をテレビに接続すると、PS5の映像が4K/60Pにダウングレードしてしまいます。
GPU「AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine」

画像はイメージ
GPUとは「Graphics Processing Unit」の略で、3Dグラフィックスなどの画像描写を行う際に必要となる計算処理を行う半導体チップのこと。このGPUの性能で、どれだけ滑らかでリアルな映像を表現できるかが決まります。
特に、今回PS5に搭載されたGPU「AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine」は、初めてハードウェアでの「レイトレーシング」を可能したGPUです。
「レイトレーシング」とは、「光」である「ray」と「追跡する」の「tracing」の二つの意味をもつ言葉。この機能は、肉眼で見る、光や光の屈折、影、水面や反射などの描写をリアルにシミュレートする技術のことを指しています。
今までハードウェアのレベルでは実装されていなかった技術ですが、PS5に搭載されたGPUによって、ついに実装されることとなりました。
この機能によるPS4とPS5の比較例が以下の点です。
PS4 | ゲーム映像内の鏡やガラス、水などに反射して写っていた映像はその対象部分にはめ込まれた動きのない固定の画像。 |
PS5 | リアルタイムでゲーム内の鏡やガラス、車に反射しているものが動く、水の動きの反射も光源をリアルタイムに反射している表現になっている。 |
え、その程度なの?と思われる方もおられるかもしれませんが、これを実際に体験するとゲームへの没入感が全然変わってきます。現実世界と同じように反射、投影がされているので、より現実に近い形でゲームを楽しむことができます。
しかし、これらの機能の恩恵を十分に受けるには、HDMIケーブルを4K/120pや8K対応、信号は最大48Gbpsのウルトラハイスピード規格のものが必須です。そこで下記におすすめのHDMIケーブルまとめてみました。
(2021年4月時点で4K/120pや8K対応のサウンドバーは発売されていないため、PS5と4K/120P対応テレビを繋ぐ方にオススメのケーブルです。)
PS5におすすめのHDMIケーブル
HDMIケーブルを選ぶ際は必ず48Gbps・8K対応のウルトラハイスピードケーブルがおすすめです。
1.AudioQuest「PEARL48」
最も低価格な48Gbps対応ケーブル。

2.AudioQuest「Cinnamon48」
HDMI認証を受けた高品質な48Gbps対応ケーブル。

3.エレコム「DH-HD21EBK」
国内第一号ウルトラハイスピード規格認証ケーブル。
様々なブランドがHDMIケーブルを発売していますが、HDMIケーブルは非常にデリケートなケーブルなうえ、映像に直接影響を与えるアクセサリなので、信頼性のおけるブランドの購入をおすすめします。上記のケーブルはPS5と48Gbps・8K対応のテレビに接続する際におすすめです。
オーディオ「”Tempest” 3D オーディオ技術」
次に注目したい機能は、「”Tempest” 3D オーディオ技術」。
今回ソニーがPS5の性能面で特に売りにしている機能の一つです。
「”Tempest” 3D オーディオ技術」とは、しっかりとした実在感と定位感をもつ立体的な音場感が特徴のオーディオ技術。
すべての音が一定の音量で聞こえるのではなく、遠いところの物音や話し声は小さく、近くの音は大きく聞こえ、芝生や砂利道を歩いている時の音も、実際にそこを歩いているかのような音を楽しむことができ、よりゲームの世界に没頭することができます。

「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」by:https://www.playstation.com/
残念ながら現時点でこの機能は、ヘッドフォン接続時のみの機能です。しかし、PlayStation.Blogの記事によると「今後テレビに内蔵されたスピーカーから『バーチャルサラウンド』を実現予定」とのことなので、今後サウンドバーをつないだ時にも恩恵を受けることができるかもしれません。

また「”Tempest” 3D オーディオ技術」はPS5と同時発売された「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」でしかを楽しめないわけではなく、手持ちのイヤホン等でも楽しむことができます。
HDR10
HDR10とは、「high dynamic range 10」の略称で、2015年に米国CTAで策定された高画質化技術(HDR)の規格。明暗差を10ビット(1024段階)で表し、最高輝度は1000~10000nit(輝度の値)を実現したものです。
人間の視覚特性を考慮し、明部より暗部の明暗差をより多くの階調で表現しているため、不正確なカラー表示が生じにくいのが特徴です。

by:https://kakakumag.com/
つまり、HDR10の機能によりPS5は色の変化(グラデーション)が滑らかなので、明暗のはっきりしないシーンや、濃淡がわかりにくシーンなどでも鮮やかな映像を楽しむことができます。
しかし、このHDR10の機能もPS5をサウンドバーにつないで使用する場合、サウンドバーがHDR10に対応していない限り、その機能を使用することはできません。
もちろんテレビもHDR10に対応している必要があります。
PS5におすすめなサウンドバーはこれ!(5万円以下)
まずは上記のPS5のスペックや機能から、サウンドバーの最低限のスペックをまとめてみましょう。
- 4K/60Pパススルー対応。
- HDR10に対応。
- 将来PS5に搭載予定の「バーチャルサラウンド」に対応するためのサラウンド機能。
これがPS5に接続するおすすめのサウンドバーの最低限のスペックです。では、この情報を基にPS5におすすめのサウンドバーをご紹介します。
サウンドバーの金額は高価なものであれば10万円以上するものもあるので、今回はコストパフォーマンスを考え実売価格5万円以下のものをご紹介します。
DENON「DHT-S217」
DENONのサウンドバーでおすすめしたいのは「DHT-S217」です。

DENON「DHT-S217」のおすすめするポイントは、従来モデル「DHT-S216」から新たにロスレスオーディオ(Dolby TrueHD、リニアPCM 7.1ch)に対応したことと、上位機「DHT-S517」と同じ高性能なSoC(システム・オン・ア・チップ)を搭載している点。
これによりさらに原音を忠実に再現するための情報量が増え、音一つ一つをより聞き取りやすくなっています。
DENON「DHT-S216」と同様今回もチューニングはデノンのサウンドマスター山内慎一氏が携わり、AVアンプとスピーカーを設置したときのような音をサウンドバーから聞くことができ、ゲームを開発者たちがこだわって収録した音を忠実に再生してくれるサウンドバーに仕上がっています。

by:https://www.denon.jp/
実売価格2万6千円前後とリーズナブルな価格ですが、5万円以下のサウンドバーの中では、音のクリアさ、純度の高さ、音の抜け感などはトップクラス。本当に音が自然で、実際にその場にいるかのようなクオリティーの高さです。
没入感の高いFPSのゲームやモンスターハンターなどのアドベンチャー系のゲームなどは、風の音や木々の葉がすれる音など、収録されている音であれば、全てを忠実に再生してくれます。
部屋の後ろや天井にスピーカーを設置しなくても、後方や頭上も含むあらゆる方向からの音に包み込まれるイマーシブオーディオ体験を可能にするバーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」をサポートしているので、サラウンド再生という点でも十分な機能を搭載しています。
しかし、従来モデル「DHT-S216」も在庫限りでかなりの格安で販売しているので、コストを抑えたいならこちらの選択肢もあります。

上位グレード「DHT-S517」もおすすめ!

金銭的に余裕があるなら音のグレードを上げて、switchだけでなく、映画や音楽も楽しみたい方には上位グレードの「DHT-S517」もおすすめです。
実売価格55,000円前後ですが、サブウーファーが付属しているので、かなりコストパフォーマンスの高いサウンドバーです。
しかも、サブウーファーがあるため、サウンドバー本体では負担の大きい低音域を再生する必要がないため、中高音域がよりクリアで個々の音がハッキリと聞こえるサウンドバーとなっています。
DENON「DHT-S217」のスペック
ドライバーユニット | 25mmツイーター×2 120mm×40mm楕円形ミッドレンジ×2 75mm、サブウーハー×2 |
バーチャルサラウンド機能 | 〇(DTS Virtual:X) |
サウンドモード | Pureモード、Movieモード、Musicモード、Nightモード |
ダイアログエンハンサー | 〇(3 モード) |
対応音声フォーマット | Dolby Atmos、Dolby TrueHD、Dolby Digital Plus、Dolby Digital、MPEG-2 AAC、MPEG-4 AAC、リニアPCM(最大7.1ch) |
対応 Bluetooth コーデック | SBC |
HDMI(入力/出力) | 1 / 1(ARC、CEC 対応) |
光デジタル入力 | 1 |
アナログ AUX 入力 | 1(3.5mm ステレオミニジャック) |
サブウーハープリアウト | 1 |
外形寸法(W×H×D) | 890×67×120mm |
質量 | 3.6 kg |
付属品 | かんたんスタートガイド(保証書)、リモコン、電源コード、 単4形乾電池×2、HDMIケーブル、光デジタルケーブル、壁掛け用テンプレート、壁掛け用スペーサー×2 |

JBL「BAR5.0 MultiBeam」
JBLのサウンドバーでおすすめしたいのは、「BAR5.0 MultiBeam」です。

JBLのサウンドバー「BAR5.0 MultiBeam」のおすすめのポイントは、リアルサラウンドを可能にしたビームフォーミングスピーカーにあります。
音は波形でユーザーの耳に伝わりますが、「BAR 5.0 MultiBeam」はJBL独自のMultiBeam™ 技術の採用により音の波形をレーザービームのように細くし、音を壁に反射させることで直接ユーザーの耳へ届ける「リアルサラウンド技術」が搭載されています。
このスピーカーは「BAR 5.0 MultiBeam」の左右に設置されており、音をビリヤードのような要領でユーザーの耳にピンポイントで届けてくれます。聴感上は自分の後ろにスピーカーを置いているかのようなまさにリアルサラウンドです。
他にも、必要な重低音だけを伝えるパッシブラジエーターや人の両耳と同じ幅に配置されたフロントLRスピーカーがバーチャルサラウンドの効果をより発揮し、ビームフォーミングスピーカーの「リアルサラウンド」と「バーチャルサラウンド」のハイブリットサラウンド再生により、より臨場感のある音を楽しめます。
実売価格は3万4千円前後にも関わらず、HDR10より上のバージョンのHDR10+に対応しており、将来的に訪れる4Kを超える超高解像度時代にも対応した高機能サウンドバーです。音も映像もこだわりたい方におすすめのサウンドバーと言えます。
JBL「BAR5.0 MultiBeam」に関してさらに詳しくはこちら👇

JBL「BAR5.0 MultiBeam」のスペック
総合出力(最大@THD 1%) | 250W |
サウンドバー出力(最大@THD 1%) | 5x50W |
スピーカー構成 | 80mm x 48mm レーストラック スピーカードライバー x 5 + 75mm径 パッシブラジエーター x 4 |
電源 | 100~240V AC、~50/60Hz |
再生周波数特性 | 50Hz – 20KHz |
MP3コーデック | MPEG 1 レイヤー 2/3、MPEG 2 レイヤー 3 |
対応フォーマット | Dolby Atmos, Dolby TrueHD, Dolby Digital Plus, Dolby Digital, マルチチャンネルPCM(2ch~7.1ch)、MPEG2 AAC |
入出力 | HDMI入力(HDCP2.3対応) x 1, HDMI出力(eARC対応)x 1, 光デジタル入力 x 1, Bluetooth, Chromecast, AirPlay 2, Alexa MRM, Ethernet |
Bluetoothバージョン | 4.2 |
Bluetoothプロファイル | A2DP V1.2、AVRCP V1.5 |
Bluetooth周波数帯域 | 2400~2483.5MHz |
Bluetooth対応トランスミッター 出力 | 10dBm未満(EIRP) |
Wi-Fiネットワーク | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、2412~2472MHz (2.4GHz ISM バンド、米国11チャンネル、ヨーロッパなど 13チャンネル) |
2.4G Wi-Fiトランスミッター出力 | 20dBm未満(EIRP) |
5G Wi-Fi周波数帯域 | 5.15~5.35GHz、5.470~5.725GHz |
5G Wi-Fiトランスミッター出力 | 23dBm未満(EIRP) |
外形寸法 (幅x高さx奥行) | 709x 58x 101 mm |
重量 | 2.8㎏ |

YAMAHA「YAS-109」
YAMAHAのサウンドバーでおすすめしたいのは「YAS-109」です。

実売価格がAmazonで2万円ほどで販売されているリーズナブルなサウンドバー。しかし、安いからと言って音が劣るわけではありません。上記のJBLやDENONと同じように「DTS Virtual:X」を搭載しているので、左右上下高さを加えたバーチャルサラウンド(イマーシブオーディオ)をこのサウンドバー一本で楽しむことができます。
一般的にサウンドバーは重低音を出すのが苦手とされていますが、「YAS-109」は「バスエクステンション機能」により、十分過ぎるほどの重低音を出すことも可能です。ゲーム内で銃撃戦やヘリコプターや戦闘機などの重低音を迫力満点で再生してくれます。
サウンドバーの価格は抑えたいけど、音はあんまり妥協したくないという欲張りな方におすすめなコストパフォーマンス最強のサウンドバーです。
YAMAHAサウンドバー「YAS-109」に関してさらに詳しくはこちら👇


YAMAHA「YAS-109」のスペック
アンプ部 | 実用最大出力 (JEITA) | フロントL/R 30W×2、サブウーファー 60W (非同時駆動) |
---|---|---|
スピーカー部 | 型式 | フロントL/R 密閉型、サブウーファー バスレフ型 |
ユニット | フロントL/R 5.5cmコーン非防磁型×2 ツイーターL/R 2.5cmドーム防磁型×2 サブウーファー 7.5cmコーン非防磁型×2 | |
デコーダー機能 | PCM(5.1chまで)、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、DTS、MPEG2 AAC(5.1chまで) | |
入力端子 | HDMI | 1系統(4Kリピート、HDR10、HLG、HDCP2.3に対応) |
音声 | 1系統(光デジタル) | |
出力端子 | HDMI | 1系統(HDR10、HLG、HDCP2.3、ARCに対応) |
音声 | 1系統(外部サブウーファー出力) | |
ネットワーク | 接続方法 | Ethernet、無線LAN(Wi-Fi) |
Ethernet規格 | 100Base-TX/10Base-T | |
無線LAN規格 | IEEE802.11 b/g/n | |
無線周波数帯域 | 2.4GHz | |
対応セキュリティ | WEP、WPA2-PSK(AES)、Mixed Mode | |
再生フォーマット | WAV(PCMフォーマットのみ)、FLAC(192kHz/24bit)、ALAC(96kHz/24bit)、MP3/WMA/MPEG-4 AAC(48kHz/320kbps) | |
Bluetooth® | バージョン | Ver.4.2 |
対応プロファイル | A2DP | |
対応コーデック | SBC、AAC | |
Bluetoothクラス | Bluetooth Class2 | |
最大通信距離 | 約10m(障害物が無いこと) | |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T方式 | |
その他の端子 | USB(アップデート専用) | 1系統(USB) |
消費電力 | 30W(ボイスコントロール待ち受け時:4.3W) | |
待機消費電力 | HDMIコントロールオフ | 0.2W(ネットワークスタンバイ〈有線/無線/Bluetooth®〉オフ時) 1.7W(ネットワークスタンバイ〈無線/Bluetooth®〉オフ時) 1.9W(ネットワークスタンバイ〈有線/Bluetooth®〉オフ時) 1.7W(ネットワークスタンバイ〈有線/無線〉オフ時) |
HDMIコントロールオン | 0.6W(ネットワークスタンバイ〈有線/無線/Bluetooth®〉オフ時) 2.2W(ネットワークスタンバイ〈有線/Bluetooth®〉オフ時) | |
外形寸法(幅×高さ×奥行) | 890W×53H×131Dmm(テレビ前置き設置時) 890W×131H×62Dmm(壁掛け設置時スペーサー含む) | |
質量 | 3.4kg | |
付属品 | リモコン(リチウムボタン電池セット済み)、電源コード、光ケーブル(1.5m)1本、壁掛け取付用テンプレート、壁掛け取付用スペーサー2個 |

SONY 「HT-X8500」
SONYからおすすめするサウンドバーは「HT-X8500」です。

SONY サウンドバー「HT-X8500」をおすすめするポイントは、サブウーファーが2つ本体に内蔵されているため、普通のサウンドバーでは聞けない音圧を感じられることにあります。

by:https://www.sony.jp/一部編集
サウンドバーはよくサブウーファーとのセットで売られていますが、それはサウンドバーだけでは十分な低音を出すのが難しいからです。
そのため、他のメーカーはパッシブラジエーターを搭載したり、低音を電気的に補強する機能を追加することで補いますが、SONYのサウンドバー「HT-X8500」は、サブウーファーを実際にサウンドバーに搭載することで、サウンドバー一本でどんなジャンルの音も対応可能なものとしているのです。
さらに、SONY独自の技術の高さ方向の表現力を加える「Vertical Surround Engine」と前後左右方向の表現力を加える「S-Force Pro Front Surround」機能により、フロントスピーカーだけで3次元のバーチャルサラウンドを体感できます。

by:https://www.sony.jp/
夜にPS5をプレイする多くの方たちは、ヘッドホンはまわりの音も聞こえなくなるので使いたくない、でもまわりを気遣ってボリュームを小さくすると、せっかくの映像美なのに音が小さくなり臨場感に欠けるという悩みがつきもの。
そんな悩みのある方のために「HT-X8500」には「サウンドオプティマイザー」という機能が搭載されており、ゲームなどのコンテンツに本来収録されている周波数特性を人間の聴感特性に合わせて補正し、小さな音でも豊かな音場効果を再現してくれます。
さらに、ARCだけでなくeARCにも対応しているので、音の劣化も少なく高音質を大迫力で楽しむことができます。
(eARCとは:Enhanced Audio Return Channelの略。HDMIケーブル1本で高音質なサウンド情報をテレビからサウンドバーに伝送できる機能)

SONY「HT-X8500」のスペック
スピーカーレイアウト | ||
---|---|---|
スピーカー構造 | 2.1ch(内蔵サブウーファー) | |
スピーカー構成 | バースピーカー | 1 |
スピーカーユニット(フロント) | ||
フルレンジ | スピーカーユニット数 | 2 |
エンクロージャータイプ | アコースティックサスペンション型 | |
ユニットサイズ | 52mm X 90mm | |
振動板素材 | 紙 | |
ウーファー | スピーカーユニット数 | 2 |
エンクロージャータイプ | バスレフレックス | |
ユニットサイズ | 52mm X 90mm | |
振動板素材 | 紙 | |
スピーカーグリル | ||
スピーカーグリル(バースピーカー) | グリルタイプ(バースピーカー) | 固定 |
グリル素材(バースピーカー) | パンチングメタル | |
入出力 | ||
HDMI | 入力端子数/出力端子数 | 1 / 1 (eARC/ARC) |
eARC | ● | |
3Dパススルー | ● | |
4K/60p/YUV4:4:4 | ● | |
カラースペース BT.2020 | ● | |
HDR | ● | |
Dolby Vision | ● | |
HLG (ハイブリッドログガンマ) | ● | |
HDCP2.2 *1 | 2.2/2.3 | |
18Gbps | ● | |
x.v.Color (xvYCC) | ● | |
HDMI連動 | ● | |
シーンセレクト連動 | ● | |
ブラビアリンク | ● | |
HDMI CEC連動 | ● | |
HDMIスタンバイスルー | ● | |
光デジタル | 入力端子 | ● |
USB | USBメモリー TypeA | ●(アップデート専用) |
Bluetooth | Bluetooth *2 | RX(受信) |
A2DP | ● | |
A2DPバージョン | 1.3 | |
AVRCP | ● | |
AVRCPバージョン | 1.6 | |
Bluetoothバージョン | 5.0 | |
Bluetoothスタンバイ | ● | |
表示窓 | 表示窓 | – |
再生フォーマット | ||
HDMI入力 | Dolby Digital | ● |
Dolby Digital plus | ● | |
Dolby TrueHD | ● | |
Dolby Digital plus/Atmos | ● | |
Dolby TrueHD/Atmos | ● | |
DTS | ● | |
DTS HD High Resolution Audio | ● | |
DTS HD Master Audio | ● | |
DTS ES | ● | |
DTS 96/24 | ● | |
DTS:X Master Audio | ● | |
LPCM | 2ch/5.1ch/7.1ch | |
LPCM fs | -96KHz/24bit | |
MPEG-2 AAC | ● | |
MPEG-4 AAC | ● | |
HDMI ARC | Dolby Digital | ● |
Dolby Digital plus | ● | |
Dolby Digital plus/Atmos | ● | |
DTS | ● | |
DTS 96/24 | ● | |
LPCM 2ch | ● | |
LPCM fs | -96KHz/24bit | |
MPEG-2 AAC | ● | |
MPEG-4 AAC | ● | |
HDMI eARC | Dolby Digital | ● |
Dolby Digital plus | ● | |
Dolby TrueHD | ● | |
Dolby Atmos | ● | |
DTS | ● | |
DTS HD High Resolution Audio | ● | |
DTS HD Master Audio | ● | |
DTS ES | ● | |
DTS 96/24 | ● | |
DTS:X | ● | |
LPCM | 2ch/5.1ch/7.1ch | |
LPCM fs | -96KHz/24bit | |
MPEG-2 AAC | ● | |
MPEG-4 AAC | ● | |
光デジタル入力 | Dolby Digital | ● |
DTS | ● | |
LPCM 2ch | ● | |
LPCM fs | -96KHz/24bit | |
MPEG-2 AAC | ● | |
MPEG-4 AAC | ● | |
Bluetooth(受信) | AAC | ● |
SBC | ● | |
アンプ | ||
アンプタイプ | デジタルアンプ | ● |
S-Master | ● | |
チャンネル数 | チャンネル数 | 3 |
実力最大出力(非同時駆動/JEITA) | 実用最大出力合計値(非同時駆動、JEITA) | 160W |
フロント | 40W + 40W | |
サブウーファー | 80W | |
サウンド機能 | ||
サウンド調整 | サブウーファーボリューム | ● |
画音同期調整 | ●(0~120msec, 40msecきざみ) | |
消音 | ● | |
サウンドモード | Auto Sound *3 | ● |
Cinema *4 | ● | |
Music | ● | |
Game | ● | |
News | ● | |
Sports | ● | |
Standard | ● | |
サウンドエフェクト | ナイトモード | ● |
ボイスモード | ● | |
ボイスモード(レベル) | ●(OFF/ON) | |
Vertical Surround | ● | |
Surround | S-Force PRO | ● |
Vertical Surround Engine | ● | |
Dolby Speaker Virtual | ● | |
DTS Virtual:X | ● | |
ファームウェアアップデート | ||
USBメモリー経由 | ● | |
その他 | ||
自動電源オフ | ● | |
付属品 | ||
リモコン | 機種名 | RMT-AH501J |
電池 | ● | |
ケーブル | HDMIケーブル | ● |
ACアダプター | ● | |
ACコード | ● | |
その他 | 壁掛けガイド | ● |
クイックセットアップガイド | 日本語 | ● |
取扱説明書 | 日本語 | ● |
外形寸法と質量 | ||
外形寸法(約) | バースピーカー(幅x高さx奥行き) | 890mm X 64mm X 96mm |
カートンタイプ | ボックスタイプ | |
カートン(幅x高さx奥行き) | 949mm X 160mm X 170mm | |
質量(約) | バースピーカー | 3.1kg |
総質量 | 5 kg | |
電源 | ||
電源 | DC+ACアダプター | ● |
消費電力 | 消費電力(動作時) | 32W |
電源設定 | Bluetoothスタンバイ | ● |

PS5とサウンドバーの繋ぎ方
最後に失敗しがちなPS5とサウンドバーの繋ぎ方をご説明します。
PS5とサウンドバーの繋ぎ方は大きくわけて2つあります。
- 「PS5とサウンドバーを接続、サウンドバーからテレビへと接続する方法」。
- 「PS5とテレビを接続、テレビからサウンドバーへと接続する方法」。
光ケーブルで繋ぐ方法もありますが、光ケーブルでは音声データしか伝送しないため、今回はPS5、サウンドバー、テレビの全ての接続をHDMI2.0規格のHDMIケーブルで接続した場合での接続方法とそれぞれのメリット・デメリットも合わせてご説明します。
接続方法1 ①PS5 → ②サウンドバー → ③テレビ
・①PS5 → ②サウンドバー → ③テレビの接続方法詳細
①PS5のHDMI端子にケーブルを接続。
②PS5から出たHDMIケーブルをサウンドバー側のHDMI入力端子に接続。
③サウンドバーのHDMI出力端子に新たにHDMIケーブルを接続。
④サウンドバーから出たHDMIケーブルをテレビ側のHDMI入力端子に接続し完了。
注意点:テレビのHDMI入力端子に「ARC」または「eARC」と書かれている端子に接続しなければいけません。
・メリット
PS5から直接サウンドバーに繋いでいるため、音質が良い。
・デメリット
サウンドバーの4Kパススルー機能のスペックが最大でも4K/60Pのため、PS5の4K/120Pの映像から4K/60Pへとダウングレードしてしまう。(HT-A7000は別)
接続方法2 ①PS5 → ②テレビ → ③サウンドバー
・①PS5 → ②テレビ → ③サウンドバーの接続方法詳細
①PS5のHDMI端子にケーブルを接続。
②PS5から出たHDMIケーブルをテレビ側のHDMI入力端子に接続。
③テレビ側のHDMI出力端子に新たにHDMIケーブルを接続。
④テレビ側から出たHDMIケーブルをサウンドバー側のHDMI入力端子に接続し完了。
注意点:テレビのHDMI入力端子に「ARC」または「eARC」と書かれている端子に接続しなければいけません。
・メリット
テレビの対応画質が4K/120Pなら、PS5の映像美をフルに楽しめる。
・デメリット
テレビを経由してサウンドバーから音が出るため、音質が直接繋げる場合に比べ劣化してしまう。
※ただし、テレビ、サウンドバー双方にeARC機能(Enhanced Audio Return Channelの略。HDMIケーブル1本で高音質なサウンド情報をテレビからサウンドバーに伝送できる機能)搭載であればその劣化が限りなく少なくなります。
最後に
ご自宅のテレビの対応画質が4K/60Pまでなら、PS5⇒サウンドバー⇒テレビの1つ目の接続方法が断然オススメです。
しかし、テレビが4K/120P対応であれば、PS5の画質を取るか、サウンドバーからの音質を取るかの選択を迫られることになります。
いくつかおすすめのサウンドバーをご紹介しましたが、最後にまとめてみました。
1.DENON「DHT-S217」
原音を充実に再現するサウンドバーをお求めならDENON「DHT-S216」。

2.JBL「BAR5.0 MultiBeam」
バーチャルサラウンドではなく、リアルサラウンドを楽しみたい方はビームフォーミングスピーカー搭載のJBL「BAR5.0 MultiBeam」。

3.YAMAHA「YAS-109」
コストを抑え、でも高音質は捨てられないコストパフォーマンス重視の方はYAMAHA「YAS-109」。

4.SONY 「HT-X8500」
サウンドバーにも大迫力の重低音と臨場感満点のバーチャルサラウンドを聞きたい方はSONY 「HT-X8500」。

是非、自分の好みにピッタリなサウンドバーを見つけてください。
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