爆速SSDに4K/120Hzの映像美と最高の機能てんこ盛りのゲーム機「PlayStation5」。※以下「PS5」。
PS5を購入、または購入を検討されておられる方の大半はその最高画質を楽しむために4K、8Kテレビはすでに持っておられることでしょう。
しかし、
PS5をテレビにつないでも、テレビのスピーカーではなにか音の迫力や臨場感が物足りない…。
と感じられておられる方は多くおられます。
AVアンプをつなげてスピーカーからPS5の音を出したら、一番PS5を楽しめるのはわかっていても、
AVアンプとスピーカー両方を揃えるのは大変そう…。
お金がかかりそうだし、置く場所もない。
TV、PS5、AVアンプ、スピーカーと色々接続するのが面倒…。
イヤホンかヘッドセットでいいや。
と、いろんな理由でAVアンプを置けない選べないという方が多いと思います。
そんな方におすすめなのが今人気のサウンドバー!
サウンドバーならAVアンプに比べ手軽に入手でき、接続も簡単、そのうえPS5の音を十分に楽しめます!
そこで今回はPS5の性能を基に選んだおすすめのサウンドバーをいくつかご紹介したいと思います!
PS5におすすめのAVアンプをお探しならこちら👇
PS5のスペックと機能
PS5におすすめなサウンドバーを選ぶために、まずPS5のスペックや機能を改めて理解しておきましょう。
PS5 | PS5(Digital Edition) | |
CPU | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド |
映像 | 4K/120Hz、8K対応 | 4K/120Hz、8K対応 |
GPU | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine |
メモリ | GDDR6 16GB | GDDR6 16GB |
容量 | 825GB SSD | 825GB SSD |
ゲームディスク | Ultra HD Blu-Ray | × |
オーディオ | Tempest 3D オーディオ | Tempest 3D オーディオ |
HDR | HDR10 | HDR10 |
PS4ゲーム(ディスク) | ○ | × |
映画(ディスク) | ○ | × |
消費電力 | 最大350W | 最大350W |
スタンバイモード時 | 0.5W | 0.5W |
発売日 | 11月12日 | 11月12日 |
価格※ | 66,980円(税込) | 59,980円(税込) |
※2024年9/2日より下記の価格に改訂されます。
PlayStation®5 | ¥79,980 |
PlayStation®5 デジタル・エディション | ¥72,980 |
スペック表の赤字で示した部分が、サウンドバー選びに関わってくるPS5の情報です。
では、PS5のスペックの中からサウンドバー選びに関わる項目の、「4K/120Hz、8K対応GPU」、「AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine」とオーディオの「”Tempest” 3D オーディオ技術」、「HDR10」について簡単にご説明します。
「4K/120Hz、8K対応GPU」
PS5の発売で何と言っても注目なのは4K/120Hz映像対応になったこと。
今まではPS4の4K/60Hzが最大だったので、より滑らかで綺麗な映像がPS5で楽しめます。
PS5のディスプレイの設定画面に「ハイフレームレート」という設定があり、4K/120Hzに対応しているゲームであれば、この設定をオンにすることでより滑らかで美しい映像を楽しむことができます。
PS5にサウンドバーを使用する際の3つの注意点。
注意点①
PS5をサウンドバー経由でテレビに接続を行う場合、サウンドバーに4Kパススルー機能(パススルーとは、映像のデータを劣化させることなくテレビに送ること)がないと正しく映像が出力されないことがあるので注意が必要です。
注意点②
PS5はスペック上4K/120Hzまで対応していますが、9万円以下のサウンドバーでは、2024年8月時点においても4K/120Hzパススルー対応のサウンドバーは発売されていません。
※2021年8月にSONYより「HT-A7000」という4K/120Hzパススルー対応のサウンドバーが発売されました。
ただし、SONYのフラッグシップモデルのサウンドバーのため価格は実売価格約150,000円です。
「HT-A7000」について詳しくはこちらをご覧ください。↓
※2022年10月にSONYより「HT-A5000」という4K/120Hzパススルー対応のサウンドバーがさらに発売されました。実売価格約96000円。
「HT-A5000」について詳しくはこちらをご覧ください。↓
注意点③
所有しているテレビが4K/120Hzに対応している場合、今回ご紹介するサウンドバー経由でPS5をテレビに接続すると、PS5の映像が4K/60Hzにダウングレードしてしまいます。
ただし、PS5⇒テレビ⇒サウンドバーの順番で接続するなら、4K/120Hzでの映像が楽しめます。
サウンドバーの接続方法については下部でさらに詳しくご説明します。
GPU「AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine」
GPUとは「Graphics Processing Unit」の略で、3Dグラフィックスなどの画像描写を行う際に必要となる計算処理を行う半導体チップのこと。
このGPUの性能で、どれだけ滑らかでリアルな映像を表現できるかが決まります。
今回PS5に搭載されたGPU「AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine」は、初めてハードウェアでの「レイトレーシング」を可能したGPUです。
「レイトレーシング」とは、「光」である「ray」と「追跡する」の「tracing」の二つの意味をもつ言葉。
この機能は、肉眼で見る、光や光の屈折、影、水面や反射などの描写をリアルにシミュレートする技術のことを指しています。
今までハードウェアのレベルでは実装されていなかった技術ですが、PS5に搭載されたGPUによって、ついに実装されることとなりました。
この機能によるPS4とPS5の比較例が以下の点です。
PS4 | ゲーム映像内の鏡やガラス、水などに反射して写っていた映像はその対象部分にはめ込まれた動きのない固定の画像。 |
PS5 | リアルタイムでゲーム内の鏡やガラス、車に反射しているものが動く。 水の動きの反射も光源をリアルタイムに反射している表現になっている。 |
え、その程度なの?と思われる方もおられるかもしれませんが、これを実際に体験するとゲームへの没入感が全然変わってきます。
現実世界と同じように反射、投影がされているので、より現実に近い形でゲームを楽しむことができます。
しかし、これらの機能の恩恵を十分に受けるには、HDMIケーブルを4K/120Hzや8K対応、信号は最大48Gbpsのウルトラハイスピード規格のものが必須です。
そこで下記におすすめのHDMIケーブルまとめてみました。
このHDMIケーブルはPS5と4K/120Hz対応テレビや4K/120Hz対応サウンドバーに繋ぐ方にオススメのケーブルです。
PS5におすすめのHDMIケーブル
HDMIケーブルを選ぶ際は必ず48Gbps・8K対応のウルトラハイスピードケーブルがおすすめです。
1.AudioQuest「PEARL48」
最も低価格な48Gbps対応ケーブル。
2.AudioQuest「Cinnamon48」
HDMI認証を受けた高品質な48Gbps対応ケーブル。
3.エレコム(ELECOM) ウルトラハイスピードHDMI(R)ケーブル DH-HD21E10BK
日本メーカーのウルトラハイスピード規格認証ケーブル。
様々なブランドがHDMIケーブルを発売していますが、HDMIケーブルは非常にデリケートなケーブルなうえ、映像に直接影響を与えるアクセサリなので、信頼性のおけるブランドの購入をおすすめします。
上記のケーブルはPS5と48Gbps・8K対応のテレビやサウンドバーに接続する際におすすめです。
オーディオ「Tempest 3D オーディオ」
次に注目したい機能は、「Tempest 3D オーディオ」。
今回ソニーがPS5の性能面で特に売りにしている機能の一つです。
「Tempest 3D オーディオ」とは、しっかりとした実在感と定位感をもつ立体的な音場感が特徴のオーディオ技術。
すべての音が一定の音量で聞こえるのではなく、遠いところの物音や話し声は小さく、近くの音は大きく聞こえ、芝生や砂利道を歩いている時の音も、実際にそこを歩いているかのような音を楽しむことができ、よりゲームの世界に没頭することができます。
「Tempest 3D オーディオ」は、PS5の新たなソフトウェアアップデートによって、サウンドバーやホームシアターシステムなどDolby Atmos対応のHDMI機器において、「Tempest 3D オーディオ」の音響効果が楽しめるようになりました。
また「Tempest 3D オーディオ」はPS5と同時発売された「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」でしかを楽しめないわけではなく、手持ちのイヤホン等でも楽しむことができます。
HDR10
HDR10とは、「high dynamic range 10」の略称で、2015年に米国CTAで策定された高画質化技術(HDR)の規格。
明暗差を10ビット(1024段階)で表し、最高輝度は1000~10000nit(輝度の値)を実現したものです。
人間の視覚特性を考慮し、明部より暗部の明暗差をより多くの階調で表現しているため、不正確なカラー表示が生じにくいのが特徴です。
つまり、HDR10の機能によりPS5は色の変化(グラデーション)が滑らかなので、明暗のはっきりしないシーンや、濃淡がわかりにくシーンなどでも鮮やかな映像を楽しむことができます。
しかし、このHDR10の機能もPS5をサウンドバーにつないで使用する場合、サウンドバーがHDR10に対応していない限り、その機能を使用することはできません。
もちろんテレビもHDR10に対応している必要があります。
PS5用サウンドバー、PS5をフルで楽しみたいならこれがおすすめ!
まずは上記のPS5のスペックや機能から、PS5をフルで楽しむためにおすすめなサウンドバーのスペックをまとめてみましょう。
- 4K/120Hzパススルー対応。
- HDR10に対応。
- 「Tempest 3D オーディオ」を楽しむためのDolby Atmos対応。
SONY「HT-A9000」
「HT-A9000」は「HT-A7000」の後継モデルで「BRAVIA Theatre Bar 9」とも呼ばれるサウンドバーです。また「HT-A9000」は現在ソニーから発売されているサウンドバーのフラッグシップモデルです。
最高のサラウンド環境でPS5を楽しみたいなら「HT-A9000」の右に出るサウンドバーはいません。
SONY「HT-A9000」をPS5用サウンドバーにおすすめするポイント。
- 「HT-A9000」単体でソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」対応。
- 「HT-A9000」は音の情報量が豊かで、音の解像度も高いので、どんどんPS5のゲームの世界に引き込まれる。
- 「HT-A9000」本体の幅が130㎝と大きいが、大きい分音の広がりも他のサウンドバーの上です。
- ワイヤレスリアスピーカーを追加することでリアルサラウンドを楽しむこともできます。
(リアルサラウンドなら、例えばレースゲームでトンネルに入る時の音や他車を追い抜くときのサウンドもリアル感じます。) - 「Tempest 3D オーディオ」にも対応で、ゲームの世界にいるような没入感を味わえる。
ゲームだけでなく映画も映画館のような迫力のサラウンドで楽しみたい、音質にもこだわりたい方にはSONY「HT-A9000」がおすすめです。
ワイヤレスリアスピーカーはこちら↓
SONY「HT-A8000」
『「HT-A9000」は高くて手が出ない…。』という方に、PS5におすすめしたいサウンドバーは「HT-A8000」です。
「HT-A9000」と比べスピーカーユニットは減るものの音質は十分!
「HT-A8000」はサイズと価格を抑えた優等生サウンドバーです。
「HT-A8000」はSONY公式ホームページでもPS5用のサウンドバーとして特集されていた「HT-A5000」の後継モデルのサウンドバーです。
SONY「HT-A8000」をPS5用サウンドバーにおすすめするポイント。
- 「HT-A8000」単体でソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」対応。
- サブウーファーも内蔵しているので低音の迫力も十分。
- 本体の幅も110㎝と「HT-A8000」と比べるとコンパクトで扱いやすい。
- ワイヤレスリアスピーカーに対応しているので、リアルサラウンドを楽しめます。
(「HT-A8000」とワイヤレスリアスピーカーを接続した状態で「バイオハザード RE:4」や「グランツーリスモ7」をプレイするとテレビの音には戻れなくなります。)
重低音がもっと欲しい方には、ワイヤレスサブウーファーも追加することが可能です。
価格も「HT-A9000」より安いので、コストパフォーマンスとバランスを求める方で、PS5におすすめしたいサウンドバーです。
ワイヤレスリアスピーカーはこちら↓
安いサウンドバーでPS5におすすめなのはこれ!
比較的安いサウンドバーでもPS5を十分に楽しめます。
まずは、PS5に接続するおすすめのサウンドバーの最低限のスペックをまとめておきましょう。
- 4K/60Hzパススルー対応。
- HDR10に対応。
- サラウンド機能搭載。
これがPS5に接続するおすすめのサウンドバーの最低限のスペックです。
では、この情報をもとにPS5におすすめのサウンドバーをご紹介します。
ここからはコストパフォーマンスを考え実売価格約5万円以下のものをご紹介します。
DENON「DHT-S218」
DENONのサウンドバーでおすすめしたいのは「DHT-S218」です。
DENON「DHT-S218」のおすすめするポイント
- ロスレスオーディオ(Dolby TrueHD、リニアPCM 7.1ch)に対応した。
- 上位機「DHT-S517」と同じ高性能なSoC(システム・オン・ア・チップ)を搭載している点。
これらの機能により原音を忠実に再現するための情報量が増え、音一つ一つをより聞き取りやすくなっています。
前モデルDENON「DHT-S217」と同様今回もチューニングはデノンのサウンドマスター山内慎一氏が携わり、AVアンプとスピーカーを設置したときのような音をサウンドバーから聞くことができ、ゲームを開発者たちがこだわって収録した音を忠実に再生してくれるサウンドバーに仕上がっています。
5万円以下のサウンドバーの中では、音のクリアさ、純度の高さ、音の抜け感などはトップクラス。
本当に音が自然で、実際にその場にいるかのようなクオリティーの高さです。
没入感の高いFPSのゲームやモンスターハンターなどのアドベンチャー系のゲームなどは、風の音や木々の葉がすれる音など、収録されている音であれば、全てを忠実に再生してくれます。
部屋の後ろや天井にスピーカーを設置しなくても、後方や頭上も含むあらゆる方向からの音に包み込まれるイマーシブオーディオ体験を可能にするバーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」をサポートしているので、サラウンド再生という点でも十分な機能を搭載しています。
しかし、従来モデル「DHT-S217」も在庫限りでかなりの格安で販売しているので、コストを抑えたいならこちらの選択肢もありです。
上位グレード「DHT-S517」もおすすめ!
金銭的に余裕があるなら音のグレードを上げて、PS5だけでなく、映画や音楽も楽しみたい方には上位グレードの「DHT-S517」もおすすめです。
実売価格約50,000円ですが、サブウーファーが付属しているので、コストパフォーマンスの高いサウンドバーです。
しかもサブウーファーがあるため、サウンドバー本体では負担の大きい低音域を再生する必要がないため、中高音域がよりクリアで個々の音がハッキリと聞こえるサウンドバーとなっています。
JBL「BAR5.0 MultiBeam」
JBLのサウンドバーでおすすめしたいのは、「BAR5.0 MultiBeam」です。
JBLのサウンドバー「BAR5.0 MultiBeam」のおすすめのポイントは、リアルサラウンドを可能にしたビームフォーミングスピーカーにあります。
音は波形でユーザーの耳に伝わりますが、「BAR 5.0 MultiBeam」はJBL独自のMultiBeam™ 技術の採用により音の波形をレーザービームのように細くし、音を壁に反射させることで直接ユーザーの耳へ届ける「リアルサラウンド技術」が搭載されています。
このスピーカーは「BAR 5.0 MultiBeam」の左右に設置されており、音をビリヤードのような要領でユーザーの耳にピンポイントで届けてくれます。聴感上は自分の後ろにスピーカーを置いているかのようなまさにリアルサラウンドです。
他にも、必要な重低音だけを伝えるパッシブラジエーターや人の両耳と同じ幅に配置されたフロントLRスピーカーがバーチャルサラウンドの効果をより発揮し、ビームフォーミングスピーカーの「リアルサラウンド」と「バーチャルサラウンド」のハイブリットサラウンド再生により、より臨場感のある音を楽しめます。
実売価格は3万4千円前後にも関わらず、HDR10より上のバージョンのHDR10+に対応しており、将来的に訪れる4Kを超える超高解像度時代にも対応した高機能サウンドバーです。音も映像もこだわりたい方におすすめのサウンドバーと言えます。
JBL「BAR5.0 MultiBeam」に関してさらに詳しくはこちら👇
YAMAHA「YAS-109」
YAMAHAのサウンドバーでおすすめしたいのは「YAS-109」です。
実売価格がAmazonで2万円ほどで販売されているリーズナブルなサウンドバー。しかし、安いからと言って音が劣るわけではありません。
上記のJBLやDENONと同じように「DTS Virtual:X」を搭載しているので、左右上下高さを加えたバーチャルサラウンド(イマーシブオーディオ)をこのサウンドバー一本で楽しむことができます。
一般的にサウンドバーは重低音を出すのが苦手とされていますが、「YAS-109」は「バスエクステンション機能」により、十分過ぎるほどの重低音を出すことも可能です。
ゲーム内で銃撃戦やヘリコプターや戦闘機などの重低音を迫力満点で再生してくれます。
サウンドバーの価格は抑えたいけど、音はあんまり妥協したくないという欲張りな方におすすめなコストパフォーマンス最強のサウンドバーです。
YAMAHAサウンドバー「YAS-109」に関してさらに詳しくはこちら👇
4Kパススルー機能がいらないならYAMAHA「SR-B30A」、「SR-B40A」、「SR-B20A」もおすすめ!
4Kパススルー機能がいらない(PS5はテレビにつないで、テレビからサウンドバーに接続する方)ならYAMAHA「SR-B30A」、「SR-B40A」、「SR-B20A」もおすすめです。
「SR-B30A」、「SR-B40A」、「SR-B20A」の価格や主な性能の比較表 | |||
「SR-B30A」 | 「SR-B40A」 | 「SR-B20A」 | |
メーカー希望小売価格 | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 |
最安価格 | 27,524円~ | 39,000円~ | 24,313円~ |
平均実売価格 | 約30,000円 | 約41,000円 | 約26,800円 |
サラウンド再生 | 7.1ch (バーチャル構成) | 7.1ch (バーチャル構成) | 5.1ch (バーチャル構成) |
サラウンド最大出力 | 60W | 100W | 60W |
サブウーファー出力 | 60W | 100W | 60W |
ワイアレスサブウーファー | ×(市販のアンプ内蔵サブウーファー追加可) | 〇 | ×(市販のアンプ内蔵サブウーファー追加可) |
4Kパススルー | × | × | × |
Dolby Atmos | 〇 | 〇 | ×(DTS Virtual:Xに対応) |
HDR対応 | × | × | × |
ARC/eARC | 〇 | 〇 | △(ARCのみ対応) |
HDMI端子 | 出力端子×1 | 出力端子×1 | 出力端子×1 |
サウンドモード | 4(STEREO・STANDARD・MOVIE・GAME) | 4(STEREO・STANDARD・MOVIE・GAME) | 4(STEREO・STANDARD・MOVIE・GAME) |
バスエクステンション | 〇 | 〇 | 〇 |
クリアボイス | 〇 | 〇 | 〇 |
幅x高さx奥行 | サウンドバー:910x68x133 mm | サウンドバー:910x68x133 mm サブウーファー:194x419x407 mm | サウンドバー:910x53x131mm |
重量 | 3.9 kg | サウンドバー:2.9 kg サブウーファー:8.1 kg | 3.2 kg |
YAMAHA「SR-B30A」、「SR-B40A」、「SR-B20A」について詳しくは↓
SONY 「HT-X8500」
SONYからおすすめするサウンドバーは「HT-X8500」です。
SONY サウンドバー「HT-X8500」をおすすめするポイントは、サブウーファーが2つ本体に内蔵されているため、普通のサウンドバーでは聞けない音圧を感じられることにあります。
サウンドバーはよくサブウーファーとのセットで売られていますが、それはサウンドバーだけでは十分な低音を出すのが難しいからです。
そのため、他のメーカーはパッシブラジエーターを搭載したり、低音を電気的に補強する機能を追加することで補いますが、SONYのサウンドバー「HT-X8500」は、サブウーファーを実際にサウンドバーに搭載することで、サウンドバー一本でどんなジャンルの音も対応可能なものとしているのです。
さらに、SONY独自の技術の高さ方向の表現力を加える「Vertical Surround Engine」と前後左右方向の表現力を加える「S-Force Pro Front Surround」機能により、フロントスピーカーだけで3次元のバーチャルサラウンドを体感できます。
小さい音でも豊かな音場効果を生み出す「サウンドオプティマイザー」
夜にPS5をプレイする多くの方たちは、ヘッドホンはまわりの音も聞こえなくなるので使いたくない、でもまわりを気遣ってボリュームを小さくすると、せっかくの映像美なのに音が小さくなり臨場感に欠けるという悩みがつきもの。
そんな悩みのある方のために「HT-X8500」には「サウンドオプティマイザー」という機能が搭載されており、ゲームなどのコンテンツに本来収録されている周波数特性を人間の聴感特性に合わせて補正し、小さな音でも豊かな音場効果を再現してくれます。
さらに、ARCだけでなくeARCにも対応しているので、音の劣化も少なく高音質を大迫力で楽しむことができます。
(eARCとは:Enhanced Audio Return Channelの略。HDMIケーブル1本で高音質なサウンド情報をテレビからサウンドバーに伝送できる機能)
PS5とサウンドバーの繋ぎ方
最後に、失敗しがちなPS5とサウンドバーの繋ぎ方をご説明します。
PS5とサウンドバーの繋ぎ方は大きくわけて2つあります。
接続方法1 ①PS5 → ②サウンドバー → ③テレビ
接続方法2 ①PS5 → ②テレビ → ③サウンドバー
主な接続方法は以上の2つです。
光ケーブルで繋ぐ方法もありますが、光ケーブルでは音声データしか伝送しません。
そのため今回は「PS5」、「サウンドバー」、「テレビ」それぞれ全ての接続をHDMI2.0規格以上のHDMIケーブルで接続した場合での接続方法とそれぞれのメリット・デメリットも合わせてご説明します。
接続方法1 ①PS5 → ②サウンドバー → ③テレビ
・①PS5 → ②サウンドバー → ③テレビの接続方法の詳細
①PS5のHDMI端子にケーブルを接続。
②PS5から出たHDMIケーブルをサウンドバー側のHDMI入力端子に接続。
③サウンドバーのHDMI出力端子に新たにHDMIケーブルを接続。
④サウンドバーから出たHDMIケーブルをテレビ側のHDMI入力端子に接続し完了。
注意点:テレビのHDMI入力端子側に接続する際は「ARC」または「eARC」と書かれている端子に接続しなければいけません。
・メリット
- PS5から直接サウンドバーに繋いでいるため、音質が良い。
- 「Dolby Atmos」も楽しめる。
・デメリット
- サウンドバーの4Kパススルー機能のスペックが最大でも4K/60Pのため、PS5の4K/120Pの映像から4K/60Pへとダウングレードしてしまう。
※SONYのサウンドバー「HT-A9000」と「HT-A8000」は4K/120p対応のためこのデメリットには該当しません。
接続方法2 ①PS5 → ②テレビ → ③サウンドバー
・①PS5 → ②テレビ → ③サウンドバーの接続方法の詳細
①PS5のHDMI端子にケーブルを接続。
②PS5から出たHDMIケーブルをテレビ側のHDMI入力端子に接続。
③テレビ側のHDMI出力端子に新たにHDMIケーブルを接続。
④テレビ側から出たHDMIケーブルをサウンドバー側のHDMI入力端子に接続し完了。
注意点:テレビのHDMI入力端子に「ARC」または「eARC」と書かれている端子に接続しなければいけません。
・メリット
- テレビの対応画質が4K/120Pなら、PS5の映像美をフルに楽しめる。
・デメリット
- テレビを経由してサウンドバーから音が出るため、音質が直接繋げる場合に比べ劣化してしまう。
※ただし、テレビ、サウンドバー双方にeARC機能(Enhanced Audio Return Channelの略。HDMIケーブル1本で高音質なサウンド情報をテレビからサウンドバーに伝送できる機能)搭載であればその劣化が限りなく少なくなります。 - PS5からの「Dolby Atmos」コンテンツは楽しめない。
最後に
ご自宅のテレビの対応画質が4K/60Pまでなら、PS5⇒サウンドバー⇒テレビの1つ目の接続方法が断然オススメです。
しかし、テレビが4K/120P対応であれば、PS5の画質を取るか、サウンドバーからの音質を取るかの選択を迫られることになります。
それでもPS5からの「Dolby Atmos」コンテンツを楽しめる1つ目の接続方法の方がメリットが大きいかもしれません。
いくつかおすすめのサウンドバーをご紹介しましたが、最後にまとめてみました。
1.SONY「HT-A9000」
SONYのサウンドバーのフラッグシップモデル。これがあれば間違いない。
2.SONY「HT-A8000」
「HT-A9000」と比べサイズと価格を抑えた優等生なサウンドバー。
3.DENON「DHT-S218」
原音を充実に再現するサウンドバーをお求めならDENON「DHT-S218」。
4.JBL「BAR5.0 MultiBeam」
バーチャルサラウンドではなく、リアルサラウンドを楽しみたい方はビームフォーミングスピーカー搭載のJBL「BAR5.0 MultiBeam」。
5.YAMAHA「YAS-109」
コストを抑え、でも高音質は捨てられないコストパフォーマンス重視の方はYAMAHA「YAS-109」。
6.SONY 「HT-X8500」
サウンドバーにも大迫力の重低音と臨場感満点のバーチャルサラウンドを聞きたい方はSONY 「HT-X8500」。
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