DENON「PMA-60」の機能レビューとおすすめのスピーカー

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2017年10月に発売されて以降、現在でも評価が高く人気のDENONのUSB-DAC搭載コンパクトHi-Fiプリメインアンプ「PMA-60」。
非常にコンパクトで縦置きも可能なので、書斎のPCやテレビの横などのちょっとしたスペースに置けて、良質な音を楽しめるプリメインアンプです。

しかし「PMA-60」には、どんな機能があって、前モデル「PMA-50」と比べ何が変わったのか?また、スピーカーを合わせるならどんなスピーカーがおすすめなのか悩んでおられる方も多いはず!

そこで今回は、「PMA-60」の機能レビューとおすすめのスピーカーをご紹介します。

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DENON「PMA-60」とは?

by:https://www.denon.jp/

・DENONのデザインシリーズ

「PMA-60」は、一時期品薄状態になるほど人気だった「PMA-50」の後継機で、DENONのデザインシリーズ内のミドルクラスのプリメインアンプです。

本体は、
横置き時:幅200 x 高さ86 x 奥行258 mm。
縦置き時:幅80 x 高さ206 x 奥行258 mmとコンパクト。
自宅の書斎、ワーキングスペースなどのちょっとした隙間に置けます。

また、USB-DACが搭載されているので、自分のPCからUSBケーブルで「PMA-60」に直接つなげてすぐにハイレゾ音源を楽しむことができます。

「PMA-60」はこんな人におすすめ

DENONのデザインシリーズ「PMA-60」がおすすめの人をまとめてみました。

  1. 省スペースにプリメインアンプを置きたい方。
  2. オシャレなデザインのプリメインアンプが欲しい方。
  3. 寝室や書斎などに置くサブのプリメインアンプを探しておられる方。
  4. DENONの音や製品が好きな方。
  5. 「PMA-50」を持っておられる方はバージョンアップに。
  6. 最近ハイエンドオーディオに興味を持ち始められた方。

「PMA-60」の大きな特徴

・最新「DDFA」を搭載

by:denon

Qualcomm®のデジタルアンプソリューション「DDFA™」の最新バージョンを採用。

「DDFA」とはDirect Digital Feedback Amplifierの省略形。
この機能により「PMA-60」はClass Dアンプの課題だった歪の多さや電源変動による音質劣化を克服しています。

出力された音をこの「DDFA」のICチップが再分析し、ノイズ除去などをすることで、このコンパクトなアンプから鳴っているとは思えないほどの広がりと深さのある音を聴くことができます。

・高音質ヘッドホンアンプ搭載

ヘッドホン「PMA-60」には、このコンパクトなボディにスピーカー用のパワーアンプとは別にヘッドホン出力用アンプが搭載されています。また、300Ωや600Ωなどのハイインピーダンスなヘッドホンでも最適な音量が得られるように3段階のゲイン切り替え機能もついています。
深夜、スピーカーから音が聞けない時でも、ヘッドホンから高音質を聞くことが可能。

・PCからのノイズを除去するデジタルアイソレーター搭載

by:https://www.denon.jp/

ハイレゾ音源聴くときPCをつなげて聴くことが多いと思いますが、せっかくアンプが良くても、ノイズの塊であるPCとつなげて音源を転送すると、どうしても音質は劣化してしまいます。
しかし、「PMA-60」にはPCからの高周波ノイズをシャットアウトするデジタルアイソレーターが搭載されているため、デリケートなオーディオ信号にPCから出る高周波ノイズが影響を与えることはありません。

・Bluetooth機能搭載

スマートフォンなどで普段イヤホンから聴いている音を、「PMA-60」とBluetoothペアリングすることで、スピーカーから高音質のサウンドを手軽に聴くことができます。コーデックもAACに対応しているので、高音質でBluetooth経由の音を楽しめます。

・サブウーファープリアウト搭載

by:https://www.denon.jp/

小型ブックシェルフスピーカーが人気の昨今、「PMA-60」にサブウーハープリアウトが搭載されているのも大きな魅力です。

サブウーファーを追加することで、小型ブックシェルフスピーカーではカバーしきれない低音を補強することができ、全体的な音質を向上させることができます。

・光(Optical)ケーブルでテレビの音も高音質に

by:https://www.denon.jp/

「PMA-60」は、CDプレーヤーやPCからの音源を高音質で聴けるだけでなく、TVが光ケーブルに対応していれば、TVの音も高音質で楽しめます。
聞こえにくかった声や、細かな効果音なども鮮明に聴くことができ、新たな発見があります。

また、TVでDisney+、AmazonプライムビデオやNetflix (ネットフリックス) 、Huluなどのストリーミングサービスを楽しまれる方は、映画やドラマ、ライブのサウンドを気軽に高音質で楽しめます。
また、PS4や任天堂switchなどのゲーム機器も高音質で楽しめるのも魅力です。

・フルサイズプリメインアンプの上位モデルにも搭載されている「Advanced AL32 Processing Plus」

アナログの音声がデジタル録音時に失われたデータを精巧に復元するDENON独自のデータ補間アルゴリズム「Advanced AL32 Processing Plus」を「PMA-60」にも搭載。

直線的になった音の波形を16bitの音声信号を32bit精度へハイビット化、さらに44.1kHzのサンプリング信号を16倍にアップサンプリングすることで、より滑らかな波形再現を実現します。

また、データの補間は、補間ポイントの前後に存在する多数の点からあるべき点を推測し、より原音に近い理想的な点を補間します。
これにより歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、豊かな低域、原音に忠実な再生を実現しています。

「PMA-50」から「PMA-60」へ進化した点

  • データ補完によるアナログ波形再現技術「Advanced AL32 Processing」が「Advanced AL32 Processing Plus」に進化。
  • USB-DACの対応レゾリューションは、DSD 5.6MHz & PCM 192kHz/24bitから、DSD 11.2MHz & PCM 384kHz/32bitへと進化
  • 「DDFA」のバージョンアップとデジタル信号処理とフィードバックを別々のチップで行う2チップ構成から1チップ構成へ進化。
  • 有機ELディスプレイ搭載と、ボリュームノブのアルミ化。

「PMA-60」の音の特徴

最新の「DDFA」や「Advanced AL32 Processing Plus」の機能が十分に発揮されているため、原音に対する忠実度が非常に高く、ボーカルや生楽器の質感表現がリアル。

また、DENON特有の透き通る抜けの良い高音域も非常に満足度の高いものです。

実売価格5万以下とは思えないほどの非常にクオリティーの高い音を楽しむことができます。

「PMA-60」には、どんなスペックのスピーカーがおすすめなのか?

データ分析

「PMA-60」のスペックを確認して、どんなスピーカーがいいのかチェックしてみましょう。

出力特性

定格出力:

両チャンネル駆動

25W+25W(負荷8Ω、1kHz、T.H.D. 0.1%)

50W+50W(負荷4Ω、1kHz、T.H.D. 1.0%)

出力端子:

インピーダンス:4~16Ω

ヘッドホン:Φ6.3mmジャック

全高調波歪率:

0.004%(Digital in、定格出力 -3dB、8Ω、1kHz)

S/N比:

110dB(Digital in、25W、8Ω、1kHz、IHF-A)

デジタル入力信号

フォーマット:

デジタルオーディオインターフェース(リニアPCM)

同軸入力:

0.5Vp-p/50Ω

光入力:

–27dBm以上

波長:

660nm

入力特性

入力感度/インピーダンス:

AUX: 0.13V / 22kΩ

スペック表で特に注目したいのは、出力とインピーダンスです。

「PMA-60」の出力は8Ωのスピーカーを使用した場合25W。4Ωの場合50W。
インピーダンスは4~16Ωが対応です。スピーカーを選ぶ際はこの項目を覚えておきましょう。

「PMA-60」におすすめなスピーカーを選ぶための基準

では、ここからはスピーカーを選ぶ上で重要なポイントをご説明します。
ポイントは「推奨アンプ出力」「インピーダンス」「再生周波数帯域」3点です。
それぞれのポイントをご説明します。

「推奨アンプ出力」

スピーカーアンプの出力に見合わないほどのスピーカーの出力が高いもとだと、スピーカーからの音は弱弱しくなり、逆にアンプより出力が低いとスピーカー自体の故障を招くので注意が必要です。

また、一般的にはアンプの対応出力の倍の出力のスピーカーを選ぶ方が良いとされています。

「インピーダンス」

コンデンサ

対応するものよりスピーカーのインピーダンスが低いと故障の原因になります。また、高すぎるとノイズの原因になるので、音質の劣化を招きます。
しかし、最近のスピーカーのほとんどは4Ω~8Ωのものばかりなので、なかなか規格外のものを購入してしまうことはないでしょう。

「再生周波数帯域」

周波数特性スピーカーがどれほど低い音から高い音まで鳴らすことができるかを指しています。
一般的には60Hz-あれば低音は十分と言われていますが、より低い周波数帯域から対応していると、音の広がりがあり豊かな音を楽しむことができます。

以上の点を踏まえ、「PMA-60」のスペックを元におすすめのスピーカーをまとめてみました!

「PMA-60」ならスピーカーはこれがおすすめ!

ブックシェルフスピーカー1

数多くあるスピーカーのスペックや音質などを試聴し比較検討した中から、実際に「PMA-60」にぴったりな、おすすめなスピーカーをご紹介します。

DALI「OBERON1」

DALI(ダリ)はデンマークのスピーカーブランド。中でも「OBERON1」は世界中で高い評価を得ているスピーカーで、日本でも圧倒的な人気を誇っています。

このスピーカーの一番のおすすめポイントは、万人受けする音質にあります。音質が高音より低音よりということもなく、バランス良く鳴ってくれます。

迷ったらこのスピーカーがおすすめです。価格はペアで約60,000円ほど。

スペック

推奨アンプ出力25W-100W
インピーダンス6Ω
再生周波数帯域51Hz-26kHz

デザイン

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デザインは流行り廃れのないスタイリッシュな北欧デザイン。
ブックシェルフ型スピーカーなのでサイズもコンパクト。
外形寸法は高さ 274 × 幅 162 × 奥行 234mmと置き場所にも困りません。

音質

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「PMA-60」にDALIのスピーカー、「OBERON1」をおすすめする一番の理由は、音質のバランスの良さ!低音域から高音域までクリアに鳴らし切ってくれます
曇った音の感じは一切なく、透明感のあるサウンドですが、キレがあるというより角のない音を楽しめるスピーカーです。

ネットワーク機能を通じて、今まで聞いてこなかったジャンルの曲をかけても、十分にその曲を楽しめるサウンドを鳴らしてくれます。

さらにスピーカーをプラスするならこれがおすすめ!

「PMA-60」には、サブウーファープリアウトが搭載されているので、もう少し低音域のサウンドが欲しいと思われるなら、サブウーファーに「SUB E9F」を加えることをおすすめします。

「SUB E9F」が電気的に負担の大きい低音を鳴らしてくれるので、「OBERON1」の低音域に余裕が生まれ、「OBERON1」もより豊かなサウンドを響かせてくれるでしょう。

DALI「MENUET MR」

もう一つDALIのブックシェルフスピーカーで「PMA-60」におすすめしたいのはMENUET MRです。「OBERON1」は年齢に例えると若いスピーカーで、MENUET MRは中堅のスピーカーと言えるかもしれません。

このスピーカーは中音域に特徴があり、女性ボーカル好きの方には特におすすめ!価格はペアで約98000円ほどです。

スペック

推奨アンプ出力20W-100W
インピーダンス4Ω
再生周波数帯域59Hz-25kHz

デザイン

出典:http://dm-importaudio.jp/

MENUET MRのデザインは落ち着いた色を用いていて、気の質感も「OBERON1」と比べさらに高級感のある仕上がりです。

サイズは高さ 250 × 幅 150 × 奥行 230mmなので、「OBERON1」よりもさらにコンパクトですが、中身は「OBERON1」を遥かに凌ぎます。インテリアの雰囲気をグッと引き上げてくれる高級感をまとったスピーカーです。

音質

女性ボーカル

MENUET MRは全音域でバランスの取れたサウンドを鳴らしてくれます。
特に中音域に定評があり、評価通り女性ボーカルの艶のある雰囲気を見事に表現してくれます。
高音域も伸びがあり、聴いていて心地よく「OBERON1」よりさらに透明感があります。
低音域もメインとなる60Hzあたりの音の圧も十分です。

クラシックやアコースティック、ゆったりしたサウンドが特徴の曲において本領を発揮してくれる印象です。半面、テクノ系のサウンドには不向きな印象です。

さらにスピーカーをプラスするならこれがおすすめ!

MENUET MRは低域を十分に鳴らしてくれるスピーカーなので、「BASS」の調整で低域を増す方法もありますが、「OBERON1」と同様にサブウーファーに「SUB E9F」を加えることもおすすめします。

やはり、低域の電気的負担を軽減させMENUET MRに余裕を持たせる効果もあるので、追加する価値はあります。

DALI「OBERON5」

もう一つDALIからおすすめするスピーカーは、DALIから究極のパフォーマーと紹介されている「OBERON5」です。

DALIは

「アーティストが意図したサウンドをありのままに再生すること」

を使命にスピーカーを作り続けています。
「OBERON5」はまさにその使命が注ぎ込まれているスピーカーです。また、「OBERON5」は2019年ホームシアターグランプリ金賞を受賞しています。

スペック

by:DALI

推奨アンプ出力30W-150W
インピーダンス
再生周波数帯域39Hz-26kHz

デザイン

「OBERON1」と同様でおしゃれな北欧デザインです。高級感もあり、満足度の高いトールボーイスピーカーです。

サイズは幅 162 mm x 高さ 830 mm x 奥行 283 mmとコンパクトなので、スペースもとりません。

音質

「OBERON5」を「PMA-60」におすすめする一番の理由は、ピアノの伴奏とボーカルの帯域の表現力の高さが群を抜いて良いこと。
もちろん低音域から高音域に渡って豊かなサウンドを奏でてくれるのですが、この二点は特に素晴らしい表現力を持っています。

「PMA-60」の音の性質は透き通るような高音域を豊かに表現してくれますが、「OBERON5」はその音質を見事に表現しています。

ピアノ伴奏がメインの曲や女性ボーカルの鼻を抜けていく感じのボイスサウンドをリアルに表現。まさしくDALIの使命である「アーティストが意図したサウンドをありのままに再生」してくれます。

さらにスピーカーをプラスするならこれがおすすめ!

「OBERON5」は比較的柔らかい低音域の印象をうけました。
エイジングがさらに進めば、より豊かな低音域を奏でてくれますが、低音域の役割をDALIのサブウーファー「SUB E9F」に任せるなら、「OBERON5」の中高音域はより豊かになります。

2.1ch構成の魅力は電気的に負担の大きい低音をサブウーファーが鳴らしてくれること。電気の負担が少ない分「OBERON5」の中高音域の解像度はさらに向上しますで、サブウーファーに「SUB E9F」を足すのはおすすめです。

JBL「Stage A130」

アメリカの企業、ハーマンインターナショナルのJBLブランドから

「プロ直系の音質と優れたコストパフォーマンスを兼ね備えたスピーカーシステム」

と紹介されたSTAGEシリーズのブックシェルフスピーカー「Stage A130」。

ライブで使用する大型スピーカーやスタジオスピーカーのイメージがあるJBLですが、そういったプロ向けの技術を生かして製品化されたブックシェルフスピーカーです。

コスパ重視ならこのスピーカーが一番オススメです。

スペック

推奨アンプ出力20W-125W
インピーダンス
再生周波数帯域55Hz-40kHz

デザイン

by:Amazon

デザインはシックでシンプル。サイズは外形寸法:190W×321H×245Dmmとコンパクトなので、リビングや寝室、書斎に置いても馴染みやすく、万人受けするデザインです。

音質

ライブ

「PMA-60」にJBLのスピーカー「Stage A130」をおすすめする一番の理由は、その低コストからは想像できないほどの全音域の解像度は高さ!

「Stage A130」はJBLの特徴でもあるバスレフ型スピーカー。バスレフ型スピーカーは驚くほどパワフルな低音を響かせてくれます。

また、低音域だけでなく、高音域もキレのあるパキッとした印象で、クリアなサウンドを響かせてくれます。

さらにスピーカーをプラスするならこれがおすすめ!

なんといってもコストパフォーマンスの高さが魅力のJBL「Stage A130」。サブウーファーにSTAGE SUB A100Pを加えても低いコストで、迫力満点の低音を楽しめます。

Klipsch「Reference R-51M」

オンキヨー&パイオニアが、「Klipsch」ブランドより発表したブックシェルフスピーカー「Reference R-51M」。

Klipsch独自の技術であるTractrix(トラクトリクス)ホーンが使用されたアルミニウムLTSツイーターの広指向特性が豊かな高音域を再生します。

スペック

推奨アンプ出力85Wまで
インピーダンス
再生周波数帯域62Hz – 21kHz

デザイン

by:https://www.klipsch.jp/

このスピーカーは是非ネットを外して使用して欲しい一台ですKlipsch独自の技術であるTractrix(トラクトリクス)ホーンと独特の輝きを放つIMGウーファーが高級感を醸し出します。

サイズは幅 17.8 cm x 高さ 33.8 cm x 奥行き 21.5 cm

音質

高音域はTractrix(トラクトリクス)ホーンが最初から見事に鳴らしてくれます。
しかし、IMGウーファーは最初に聴き始めた時は物足らないと感じる方もおられるかもしれません。

最初は低音が深みがなくフラットな印象ですが、エイジングが進むにつれて深みのある低音域を奏でてくれる長く付き合うことでより味のある音を楽しむことができるスピーカーです。

さらにスピーカーをプラスするならこれがおすすめ!

「PMA-60」でスピーカーにKlipsch「Reference R-51M」を使用し、テレビにつなげて映画などを楽しむならさらにサブウーファーとしてKlipsch「R-100SW」追加するのもおすすめです。

サイズは幅 31.8 cm x 高さ 36.8 cm x 奥行き 41.7 cm。迫力の重低音サウンドを楽しめます。

Klipsch「R-100SW SUBWOOFER」
created by Rinker

B&W「607 S2 AE」

B&W(Bowers & Wilkins)はイギリスの企業B&W Group Ltdによって製造される高級スピーカー専業ブランド。そのブランドのエントリーモデルの「607 S2 AE」は、同社のフラッグシップラインである「800 D3シリーズ」に搭載された最新技術が盛り込まれたモデルです。

スペック

推奨アンプ出力30W-100W
インピーダンス
再生周波数帯域40Hz-33kHz

デザイン

エントリーモデルとはいえ、そこはイギリスの高級スピーカー専業ブランド。

非常に質感が高く、「607 S2 AE」を置くだけでインテリアの雰囲気も上がる、高級感あふれるデザイン。サイズは外形寸法は165W×300H×231Dmm。

音質

「607 S2 AE」が「PMA-60」におすすめな一番の理由は、エントリーモデルとは思えないほどの音のクオリティの高さです。音の解像感が高く、精緻で厳格な描写が楽しめます。また、音切れが良くレスポンスも爽快。

低音はブックシェルフスピーカーでは、鳴らすのが難しいと言われていますが、「607 S2 AE」は低音の再生周波数帯域が広い分、音の広がりや空気の伝わり方も豊かで、低音域がぼやけることなく引き締まった音を響かせてくれます。
ベースやバスドラムのサウンドがぼやけることなく、しっかりと描かれています。

「607 S2 AE」は音を聴いてるとき、スピーカーから聴こえてくる感覚ではなく、各楽器の音像や音色が映像として聞こえてくる印象をうけます。クラッシックやジャズなどの楽曲はもちろん、2ch構成で十分過ぎるほど、映画の迫力のサウンドを届けてくれます。

さらにスピーカーをプラスするならこれがおすすめ!

「607 S2 AE」は2chだけでも、豊かにサウンドを届けてくれますが、さらに低音をしっかり聞きたい方はサブウーファーにB&W「ASW608」を足されることをおすすめします。

サイズは高さ:272mm(脚部含む)、幅:260mm、奥行:330mm(グリル+コントロール類含む)とサブウーファーの中では非常にコンパクトですが、そのサイズを感じさせない迫力の低音を鳴らしてくれます。

TANNOY「Platinum B6」

TANNOYはイギリスで創業された90年以上の歴史をもつ老舗オーディオブランド。その中の「Platinum B6」はエントリークラスに属する「Platinum」シリーズのモデルです。

スペック

platinum_b6

by:TANNOY

推奨アンプ出力20W-80W
インピーダンス
再生周波数帯域50Hz-20kHz

デザイン

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АКУСТИКА•УСИЛИТЕЛИ•НАУШНИКИ(@pultbyaudio)がシェアした投稿

ツートンカラーが印象的な「Platinum B6」。おしゃれでスタイリッシュなデザインなので、リビングルームに置いても、インテリアの雰囲気を損なうことはありません。

サイズは幅230 × 高さ360 × 奥行235 mm

音質

Platinum B6」は実際にコンサートホールで聴いているかのような音の響きとして伝え、臨場感を味わえる音を届けてくれます。表情が豊かで聴いていて楽しいスピーカーです。

その臨場感や表情を表現しているのが、1インチのシルクドームツイーターと6.5インチのマルチファイバーペーパーコーンです。

シルクドームツイーターはスムーズな音色でボーカルや楽器を細部まで正確に表現し、ペーパーコーンは低域を柔らかく厚みのある音として表現してくれます。

by:TANNOY

「Platinum B6」はB&W 「607」と対照をなすスピーカーで、ハキハキと、くっきりした印象を与えるB&W「 607」に対し、柔らかく包み込むような、情感あふれるサウンドが魅力なのが「Platinum B6」です。

まとめ

オーディオ

DENONデザインシリーズのミドルクラスプリメインアンプとして開発された「PMA-60」。

コンパクトボディでBluetooth搭載など、初めてハイエンドオーディオを始められる方にも使いやすい機能が搭載されているので、女性でも簡単に高音質のサウンドを楽しむことができます。

最後にそれぞれのスピーカーの特徴をまとめてみたいと思います。

いろんなジャンルの曲、コンテンツをバランス良く楽しみたい方には、オールラウンダーなDALI「OBERON1」と「OBERON5」。それらより少しリーズナブルな「Klipsch「Reference R-51M」。
比較的リーズナブルで、パンチ力あるライブサウンドを楽しみたい方はJBLの「StageA130」と「StageA190 」がおすすめ。
音一つ一つを楽しみ、コーラスやオーケストラもそれぞれの音像がはっきり見え、クオリティの高いサウンドを楽しみたい方はB&W「607 S2 AE」がおすすめです。
柔らかな低音、包み込むようなサウンド、音のメリハリではなく、音を全体で楽しみ一体感を求めておられるなら、TANNOY「Platinum B6」がおすすめ。

今回おすすめしたスピーカーと合わせて、「PMA-60」が奏でる高音質の世界を楽しんでください。

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