「STR-DH190」機能レビューとおすすめスピーカーはこれ!

スピーカー
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ソニーのプリメインアンプ「STR-DH190」はこんな方におすすめ

  1. これからホームオーディオをはじめたいホームオーディオ初級者の方。
  2. プリメインアンプとスピーカーを安くそろえたい方。
  3. 店舗でスピーカーから音楽をかけたいオーナー様。
  4. 自宅に眠っていたスピーカーを久しぶりに聞いてみたいと考えている方。
  5. Bluetooth機能を使ってスピーカーから音を聞きたい方。
  6. アナログレコードの音を最近のプリメインアンプから聞いてみたい方。
  7. サブのプリメインアンプが欲しいと考えておられる方。
  8. スマートスピーカーの音を良い音で聞きたい方。
  9. テレビの音を良い音で聞きたい方。
  10. サウンドバーよりアンプとスピーカーが好きな方。

そんな方々におすすめなのが、ソニーの初級プリメインアンプ「STR-DH190」

この「STR-DH190」なら、その願いが全て叶います。

「STR-DH190」のおすすめのポイント

  • 安くて機能充実。
  • 音質が良い。
  • 評価が高い。
  • 3万円以下で本体とスピーカーがそろう。

以上のおすすめのポイントをこれから詳しくご紹介します。

「STR-DH190」は安くて機能が充実

スペック

「STR-DH190」の充実の機能をご紹介します。

とにかく安くてサイズも手頃

「STR-DH190」のおすすめのポイントの一つはなんと言ってもその安さ。
もっと安いアンプ(中華アンプなど)もありますが、安心の日本製、家電大手のSONYですから、アフターサービスも安心です。

価格

「STR-DH190」の定価が税込み21,868円ですが、実売価格は約16000〜18000円の間で販売されています。

これからホームオーディオを始めようと考えておられる方には、手が出しやすい価格ではないでしょうか。

サイズと重量

「STR-DH190」のサイズと重量は

サイズ:幅430x高さ133x奥行284mm
重量 :6.9 kg

サイズは、幅や奥行きは共に一般的ですが、高さ133mmはプリメインアンプの中でもスリムな部類です。

iPhone11の縦の長さが144mmなので、最近のスマートフォンの縦の長さとほぼ同じぐらいの高さです。重さも6.9kgなので、比較的軽いアンプです。

「STR-DH190」の主な性能

定格出力 100W + 100W
全高調波ひずみ率 0.09%以下
インピーダンス 6 – 16Ω
再生周波数帯域 10Hz-100KHz

「STR-DH190」の性能を上から順番に説明していきましょう。

定格出力

スピーカー

定格出力とは音をどれだけ大きくする力があるかということ。

「100W+100W」は左右のスピーカーに対する出力を意味しています。

100Wあれば十分過ぎるほど。約10Wで家の壁がびびるほど鳴ります。

つまり「STR-DH190」は多少大きな空間であっても十分な出力があることがわかります。

全高周波ひずみ率

これは音源を大きくした時に、どれだけノイズが入るかを%で示したものです。

ソニーの上位モデルでAVアンプの「STR-DH790」も全高周波ひずみ率も0.09以下ですので、この価格のエントリーアンプで0.09%は十分低い値と言えます。

インピーダンス

コンデンサ

インピーダンスとは電流の抵抗値。単位はΩ(オーム)です。一般的にこの抵抗値が低ければ低いほど良い音が鳴ります。

「STR-DH190」はインピーダンス6Ω-16Ωですが、これはプリメインアンプの中では一般的な数値です。

スピーカー側のスペック欄にもΩ(オーム)の表示がありますが、「STR-DH190」に1組のスピーカーをつなげる場合はスピーカー側が6Ω-16Ωであれば問題ありません。しかし、2組のスピーカーをつなげて両方再生するときは、適合インピーダンスが12 Ω以上のスピーカーを接続してください。

再生周波数帯域

再生周波数帯域とは、そのアンプが表現できる低音域〜高音域の音の幅です。一般的に人は低音域は20Hzから高音域は20kHzまで聞こえます。

また、一般的なCD音源では20kHz以上の音は再生できないので、10Hz-100KHzまでの再生周波数帯域がある「STR-DH190」には十分な性能があることがわかります。

「STR-DH190」の機能

低コストの「STR-DH190」にどれだけの機能が詰め込まれているかご紹介します。

4系統のライン入力

4系統のライン入力があるので、今持っておられるパソコン、テレビ、CDプレーヤのライン出力から、「STR-DH190」につなぐことで、映画やゲームをより迫力のあるサウンドを楽しめます。

テレビに赤と白の出力がなくても、ヘッドホン/イヤホンの出力から直接つなぐことも、イヤホンジャックをラインに変更する変換プラグを用いてつなげることもできます。

フォノイコライザー内蔵

「STR-DH190」はMMカートリッジ対応のフォノイコライザーが内蔵されているため、フォノ入力にも対応しています。

近年注目が高まっているレコードプレーヤーをつないで、アナログレコードを非常に安価に楽しむことができます。また、電源部分の部品からノイズの影響を受けやすいフォノ回路にできる限り影響を与えないために、「STR-DH190」の内部でフォノ回路を電源部分から一番離れた場所に配置することでノイズ対策が行われています。

フォノイコライザーやMMカートリッジについてはこちら👇

レコードプレーヤーの必須知識!フォノイコライザーとカートリッジとは?

Bluetooth機能搭載

出典:Bluetooth.com

今やアンプには欠かせない機能となったBluetooth機能も「STR-DH190」に搭載されています。スマートフォンやタブレット、PC、Bluetooth機能搭載のスマートスピーカーからの音楽再生が可能です。最大10台のBluetooth機器とペアリング可能。

A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)、AVRCP(Audio Video Remote Control Profile)をサポートし、標準コーデックのSBC(Sub Band CODEC)のほか、AAC(Advanced Audio Coding)にも対応しており、iPhoneなどに保存した音楽をより高音質で楽しめます。

Bluetoothのコーデックや規格にについてはこちら👇

Bluetoothとは?Bluetoothの規格や選び方をご紹介

また、「STR-DH190」にはBluetoothスタンバイ機能も搭載されているので、PCとBluetoothでペアリングしているなら、Bluetoothスタンバイ機能のおかげでPCをONにするだけで、「STR-DH190」も電源が自動でONになります。

同様に、例えばスマートスピーカーのGoogle Homeで「bluetoothオンにして」と言えば勝手にアンプがオンになります。また「クラシックを再生して」など言えば、「STR-DH190」を通じてステレオスピーカーから良質な音を楽しむことができます。

スピーカー出力端子を2系統装備

「STR-DH190」にはスピーカー出力端子を2系統(AとB)装備されています。出力に2組のスピーカーをつないでおけば、Aステレオだけを鳴らしたり、Bステレオだけを鳴らすことも可能、また、AとB両方を鳴らすことが可能です。

ケーブルを長くして別の部屋にBステレオを配置し、その部屋だけで音楽を聴くことができます。また、大きな店舗などでBGMを均一に鳴らしたい時も、ケーブルを長くして店舗内の四隅にスピーカーを配置することで、均一にBGMを流すことができます。

2組のスピーカーをつなげて両方再生するときは、適合インピーダンスが12 Ω以上のスピーカーを接続してください。

ピュアダイレクトモード

上位モデルに搭載されているピュアダイレクトモードを「STR-DH190」にも搭載。

ピュアダイレクトモードとは、電気的なノイズの影響を受けやすい音の信号にできる限り負荷や処理をかけずにダイレクトにスピーカーから再生させる機能。音の信号の経路の短縮に加え、ディスプレイなどの表示も消灯させる徹底ぶりです。電気的な影響を受けない分、大きな音質の変化を楽しめます。

ワイドFMチューナー内蔵

最新の音楽を楽しむ上で大切なソースがFM。「STR-DH190」にはワイドFMチューナーも搭載されており、FM30局のプリセットが可能です。

「STR-DH190」は音質がいい

安いアンプは、音がそんなに良くないのではないか?と心配される方もおられるかもしれません。

確かに「STR-DH190」は10万円や20万円するアンプには叶わないかもしれませんが、エントリーモデルで、実売約16,000円の「STR-DH190」から流れる音を一度聴いたら、脅威的な高コストパフォーマンスだと感じれます。

これから「STR-DH190」が音の良い理由と音の特徴をご説明します。

「STR-DH190」が音の良い理由

リーズナブルな「STR-DH190」が音質が良い理由を見てみましょう。

「リニア広帯域パワーアンプ」を 搭載

音の良し悪しは、どんなスピーカーを使用するかにももちろん左右されますが、そもそもアンプ自体の再生周波数帯域が狭ければ、音を表現する幅が狭まるので意味がありません。

その点「STR-DH190」は上述したように再生周波数帯域が10Hz-100KHzまであります。この周波数帯域の広さを可能にしたのが「リニア広帯域パワーアンプ」です。

音の信号というのは、パワーアンプの回路がどのように設置されているかでも、ノイズ影響を受けたり、音が劣化する原因にもなり得ますが、「リニア広帯域パワーアンプ」は、それらの回路を見直し、パワーアンプが発生させる熱をヒートシンクによって効率よく発散させ、広帯域に対応させ、周波数に影響を与えるノイズを可能な限り抑えるように設計されたパワーアンプです。

もちろん、SONYの上位モデルでも「リニア広帯域パワーアンプ」は搭載されており、高い評価を得ています。

高剛性と振動対策

アンプの底面であるシャーシは振動対策や高剛性化をはかり、音質を改善するために非常に大切なパーツ。しかし、安価なアンプほど、剛性、振動対策にコストを割くのは難しいところ。

でも、「STR-DH190」はそこにもこだわっています。

従来のFB(Frame and Beam)シャーシにさらにXエンボス加工を施し、シャーシの剛性を強化。その高剛性化に伴い、スピーカーなど外からの振動に強い構造に仕上がっています。

Xエンボス加工とは、例えるなら、建物の強度を増すために外壁や内装の支柱などに行われる「筋交い」のようなもの。このXエンボス加工により、縦・横・ねじれなどにも強くなることで、アンプ内部の重いパーツを十分に支え、振動からも守られるので、余計なノイズの発生を抑えることに貢献しています。

「STR-DH190」の音の特徴

一緒に使用されるスピーカーにも左右されますが、今回は比較的な安価なYAMAHAの「NS-BP200」で「STR-DH190」の音を視聴した際の印象をお伝えします。

音の特徴はロックやポップスでは、ベースやバスドラムの低音が表に出てくる印象があります。かと言って、高音域にパンチがないわけではありません。高音域のスネアやシンバルの音も、十分な音を響かせてくれます。

「STR-DH190」は十分なパワーがあるアンプなので、低音鳴らすことにパワーを取られてしまって、高音が寂しい音になるということはありません。ギターのサウンドも厚みのあるサウンドを響かせてくれます。この価格で実に優秀な音です。

ジャズでは、ピアノの演奏は好みのわかれるところかもしれません。鍵盤へのタッチが柔らかく、音の印象も暖かい印象を受けます。しかし、パワーは十分あるので、低音域はロックやポップス同様に、全体的にボリュームのあるジャズサウンドを楽しむことができます。

クラシックでは、特にチェロやコントラバスの音をしっかり奏でてくれます。高音は透き通ったクリアな音が特徴です。ジャズ同様下から全体的に持ち上げてくれるので音圧もあり、オーケストラの雰囲気を十分に味わえます。

「STR-DH190」はユーザーの評価が高い

安価なアンプは評価が酷評されることも多いですが、「STR-DH190」は高い評価が比較的多いのもおすすめのポイントです。

「STR-DH190」のユーザーレビュー

最初は、お手ごろ価格だったので正直音はどうなのかなと不安もありましたが、実際に聞いて見ると、結構いい音でしたので安心しました。

店舗で使用するために購入しました。スピーカーを2組つなげれるので、FMラジオやBluetoothを使用して、スマホやスマートスピーカーの音をBGMがわりに流しています。

スマートスピーカーやスマホやPCからストリーミング再生する用途にピッタリでした。
この価格でステレオスピーカーで良い音で聞けるのは最高です。
中華アンプだとリモコンが無いし、耐久性も不安なので、日本メーカーのこちらを選びましたが、結果大正解でした。

「STR-DH190」と合わせて約3万円以下のおすすめスピーカー

どうしても高いイメージがあるホームオーディオですが、「STR-DH190」は実売価格が約16000~と非常にリーズナブル。そこで、「STR-DH190」と合わせて約3万以下でそろうおすすめのスピーカーをご紹介します。

YAMAHA「NS-BP200」

YAMAHAの「NS-BP200」を「STR-DH190」におすすめな理由は何と言ってもそのコスト!
ペアで実売価格約7000円以下なので、3万円でもお釣りが来ます。インピーダンスも6Ωなので問題ありません。サイズは幅154x高さ274x奥行287mmとブックシェルフスピーカーの中でもコンパクトなので、設置しやすいのも魅力的です。

組み合わせ①👇

DENON「SC-M41-CW」

高コスパで評価の高いDENONの「SC-M41-CW」。このスピーカーが「STR-DH190」におすすめな理由は、ペーパーコーンをウーハーに使用している「SC-M41-CW」は、アナログレコード特有の暖かみのある低音や女性ボーカルの柔らかな声を表現するのに適したスピーカーだからです。

スピーカー自体の素材も箱鳴りを抑え、振動も吸収する15㎜圧のMDF材を使用しているので、低音域だけでなく、高音域まで豊かなサウンドを響かせてくれます。しかも、サイズが幅145x高さ238x奥行234と非常にコンパクトなので、省スペースで設置できます。実売価格は約1万円ほど。

組み合わせ②👇

YAMAHA「NS-F210」

リビングなどの部屋の雰囲気に高級感を与えてくれるトールボーイ型スピーカーに憧れている方も少なくないはず。YAMAHA「NS-F210」なら1本が約7000円~なので、「STR-DH190」と合わせて約3万円で自宅にトールボーイスピーカーを置くことができます。

「NS-F210」はアルミコーン型ウーハーを搭載しているので、レスポンスが良く、特に中高音域の音の解像度に秀でています。また、ツイーターもワイドレンジ再生対応なので、「STR-DH190」の特性を十分に引き出してくれます。サイズもトールボーイ型スピーカーにも関わらず幅236x高さ1050x奥行236mmと非常にコンパクトなところもおすすめです。

組み合わせ③👇

まとめ

ひらめき

「STR-DH190」は実売価格16000円で、Bluetooth、FMチューナー内蔵、MMカートリッジ対応フォノイコライザー搭載、しかも音質も良い。

前述した「こんな方におすすめ」に合致するなら、買って損はないはずです。また、これからホームオーディオを始めたいやアナログレコードを聞いてみたいという方には、最初の一歩として最適なプリメインアンプかもしれません。

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