「Nintendo Switch」でRPGやカラオケ、ダンスなどをプレイされる方は、付属の画面ではなく大画面のテレビに繋げてプレイされる方が多いと思います。
でもテレビに繋げた時に多くの人が感じるのは、
テレビのスピーカーではなんか物足りない…。
という点。
AVアンプなどをつなげてスピーカーから音を出したら、一番「Nintendo Switch」を楽しめるのはわかっていても、
AVアンプとスピーカー両方を揃えるのは大変そう…。
お金がかかりそうだし、置く場所もない…。
TV、Switch、AVアンプ、スピーカーと色々接続するのが面倒…。
と、いろんな理由でAVアンプを置けない選べないという方が多いと思います。
そんな方におすすめなのが今人気のサウンドバー!
サウンドバーならAVアンプに比べ手軽に入手でき、接続も簡単、そのうえ「Nintendo Switch」の音を十分に楽しめます!
そこで今回は「Nintendo Switch」の性能をもとに選んだ、おすすめのサウンドバーをいくつかご紹介したいと思います!
「Nintendo Switch」のスペックと機能
まず、サウンドバー選びのために「Nintendo Switch」のスペックや機能を改めて理解しておきましょう。
「Nintendo Switch」のスペックと機能 | |
---|---|
ディスプレイパネル | 6.2インチサイズ,解像度1280×720ドット,静電容量式タッチパネル |
SoC | NVIDIA製 カスタムTegraプロセッサ |
本体保存メモリ | 32GB |
外部映像出力 | HDMI、出力解像度:最大 1920×1080ピクセル/60fps |
サウンド | 内蔵ステレオスピーカー,マイク入力,HDMI経由でリニアPCM 5.1ch出力対応 |
USB | USB Type-C×1(充電端子兼用) |
インタフェース | ゲームカードスロット×1,microSDカードスロット(microSDXC対応)×1 |
無線通信機能 | IEEE 802.11ac,Bluetooth 4.1 |
センサー | 加速度,ジャイロ,照度 |
バッテリー駆動時間 | 2.5~6.5時間,充電時間約3時間 |
サイズ | 239(W)× |
重量 | 約297g,Joy-Con取り付け時 約398g |
スペック表の赤字で示した部分が、サウンドバー選びに関わってくる「Nintendo Switch」の情報です。
では、「Nintendo Switch」のスペックの中からサウンドバー選びに関わる以下の項目
- 「出力解像度:最大 1920×1080ピクセル/60fps」
- 「HDMI経由でリニアPCM 5.1ch出力対応」
の2つの点について簡単にご説明します。
「出力解像度:最大 1920×1080ピクセル/60fps」
「Nintendo Switch」の最大出力画像は1920×1080ピクセルとはフルHD画質こと。
「Nintendo Switch」フルHD画質ゲーム画面を出力してくれます。
フルHDというのは、最近の主流のテレビの4K画質(3,840×2,160ピクセル)の半分。
なんだ半分かと思われるかもしれませんが、私たちが見ているほとんどの番組はフルHDなので、フルHDでも十分に綺麗な画像だということがわかると思います。
どのサウンドバーであってもHDMIケーブル対応でパススルー機能※があれば、基本的にはフルHDの画像は映してくれるので問題ありません。
※パススルー機能とは、「Nintendo Switch」をサウンドバーに接続した際に、「Nintendo Switch」の映像と音声をサウンドバーからテレビへ伝送する機能。
・Switchにおすすめのサウンドバー選びで重要なのは「60fps」というスペックの方。
「60fps」とは「1秒間の動画に60枚の静止画が使われていますよ」ということ。
つまり、この数字が高ければ高いほどゲームの映像が滑らかで自然で綺麗な映像ということになります。
「Nintendo Switch」 → サウンドバー → テレビの順番で接続する場合、サウンドバーが「60fps」に対応していないと、テレビには「60fps」の半分「30fps」の映像が出力されてしまい、せっかくの「Nintendo Switch」本来の美しい映像を楽しめなくなってしまいます。
また、HDMIケーブルの規格が「ハイスピード」かつ「バージョン1.4」のものでも最大fpsが30なので、そのケーブルを使用すると同じように「30fps」の映像が出力されるため、その規格以外のHDMIケーブルを使用する必要もあります。
「Nintendo Switch」におすすめのHDMIケーブル
「Nintendo Switch」のHDMIケーブルを選ぶ際は必ず「ハイスピード」かつ「バージョン1.4以上」のものを選択してください。
また、HDMIケーブルは「Nintendo Switch」 ⇔ サウンドバー ⇔ テレビで使用するため合計2本必要ですが、1本でも30fpsのケーブルが入ると30fpsにダウングレードしてしまうので注意してください。
それでは、いくつかおすすめのHDMIケーブルをご紹介します。
1.iVANKY HDMI2.0ケーブル
コストパフォーマンスを重視の方におすすめなHDMIケーブル。プレミアムハイスピード対応ですが、非常に安価なのが魅力です。
2.AudioQuest「Cinnamon48」
HDMI認証を受けた高品質な48Gbps対応ケーブル。
3.エレコム(ELECOM) ウルトラハイスピードHDMI(R)ケーブル 「DH-HD21E10BK」
国内メーカーのウルトラハイスピード規格認証ケーブル。
様々なブランドがHDMIケーブルを発売していますが、HDMIケーブルは非常にデリケートなケーブルなうえ、映像に直接影響を与えるアクセサリなので、信頼性のおけるブランドの購入をおすすめします。
HDMI経由でリニアPCM 5.1ch出力対応
・「Nintendo Switch」はHDMI経由で「リニアPCM 5.1ch出力対応」とはどいう意味でしょうか?
まず「リニアPCM」とは、圧縮処理を用いない音声信号のこと。
簡単に説明するとCDの音質ぐらいということです。
次に「5.1ch」とは臨場感や迫力のある音を聞けるサラウンド再生の種類で、前方左右に2本(2ch)とセンターに1本(1ch)、後方に2本(2ch)、さらに重低音専用のサブウーファー(0.1ch)の構成を意味しています。
それぞれのchを足すと2ch + 1ch + 2ch + 0.1ch = 「5.1ch」というわけです。
つまり、「HDMI経由でリニアPCM 5.1ch出力対応」とは、「Nintendo SwitchをHDMIケーブルでサラウンド再生ができる機器(サウンドバーやAVアンプ)に接続した時に、CD音質で最大5.1chのサラウンド再生が可能」という意味になります。
しかし、テレビにHDMIケーブルで接続してプレイしていても、テレビにサラウンド再生機能が無い限り臨場感のある音を楽しむことはできませんし、サウンドバーであってもサラウンド機能が搭載されていなければ、「Nintendo Switch」の本来の音を楽しむことはできません。
Nintendo Switchにおすすめなサウンドバーはこれ!(5万円以下)
まずは上記の「Nintendo Switch」のスペックや機能から、サウンドバーの最低限のスペックをまとめてみましょう。
- 60fpsに対応。
- サラウンド再生に対応。
これが「Nintendo Switch」に接続するおすすめのサウンドバーの最低限のスペックです。
では、この情報を基に「Nintendo Switch」におすすめのサウンドバーをご紹介します。
サウンドバーの金額は高価なものであれば10万円以上するものもあるので、今回はコストパフォーマンスを考え実売価格5万円以下のものをご紹介します。
DENON「DHT-S217」
DENONから「Nintendo Switch」におすすめしたいサウンドバーは「DHT-S217」です。
DENON「DHT-S217」のおすすめするポイントは、従来モデル「DHT-S216」から新たにロスレスオーディオ(Dolby TrueHD、リニアPCM 7.1ch)に対応したことと、上位機「DHT-S517」と同じ高性能なSoC(システム・オン・ア・チップ)を搭載している点。
これによりさらに原音を忠実に再現するための情報量が増え、音一つ一つをより聞き取りやすくなっています。
DENON「DHT-S216」と同様今回もチューニングはデノンのサウンドマスター山内慎一氏が携わり、AVアンプとスピーカーを設置したときのような音をサウンドバーから聞くことができ、ゲームを開発者たちがこだわって収録した音を忠実に再生してくれるサウンドバーに仕上がっています。
実売価格2万6千円前後とリーズナブルな価格ですが、5万円以下のサウンドバーの中では、音のクリアさ、純度の高さ、音の抜け感などはトップクラス。
音がとても自然で、実際にその場にいるかのようなクオリティーの高さです。
没入感の高いFPSのゲームやモンスターハンターなどのアドベンチャー系のゲームなどは、風の音や木々の葉がすれる音など、収録されている音であれば、全てを忠実に再生してくれます。
部屋の後ろや天井にスピーカーを設置しなくても、後方や頭上も含むあらゆる方向からの音に包み込まれるイマーシブオーディオ体験を可能にするバーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」をサポートしているので、サラウンド再生という点でも十分な機能を搭載しています。
しかし、従来モデル「DHT-S216」も在庫限りでかなりの格安で販売しているので、コストを抑えたいならこちらの選択肢もありです
DENON「DHT-S217」のスペック
ドライバーユニット | 25mmツイーター×2 120mm×40mm楕円形ミッドレンジ×2 75mm、サブウーハー×2 |
バーチャルサラウンド機能 | 〇(DTS Virtual:X) |
サウンドモード | Pureモード、Movieモード、Musicモード、Nightモード |
ダイアログエンハンサー | 〇(3 モード) |
対応音声フォーマット | Dolby Atmos、Dolby TrueHD、Dolby Digital Plus、Dolby Digital、MPEG-2 AAC、MPEG-4 AAC、リニアPCM(最大7.1ch) |
対応 Bluetooth コーデック | SBC |
HDMI(入力/出力) | 1 / 1(ARC、CEC 対応) |
光デジタル入力 | 1 |
アナログ AUX 入力 | 1(3.5mm ステレオミニジャック) |
サブウーハープリアウト | 1 |
外形寸法(W×H×D) | 890×67×120mm |
質量 | 3.6 kg |
付属品 | かんたんスタートガイド(保証書)、リモコン、電源コード、 単4形乾電池×2、HDMIケーブル、光デジタルケーブル、壁掛け用テンプレート、壁掛け用スペーサー×2 |
上位グレード「DHT-S517」もおすすめ!
金銭的に余裕があるなら音のグレードを上げて、「Nintendo Switch」にだけでなく、映画や音楽も楽しみたい方には上位グレードの「DHT-S517」もおすすめです。
実売価格55,000円前後ですが、サブウーファーが付属しているので、かなりコストパフォーマンスの高いサウンドバーです。
しかも、サブウーファーがあるため、サウンドバー本体では負担の大きい低音域を再生する必要がないため、中高音域がよりクリアで個々の音がハッキリと聞こえるサウンドバーとなっています。
JBL「BAR5.0 MultiBeam」
JBLから「Nintendo Switch」におすすめしたいサウンドバーは、「BAR5.0 MultiBeam」です。
JBLのサウンドバー「BAR5.0 MultiBeam」のおすすめのポイントは、リアルサラウンドを可能にしたビームフォーミングスピーカーにあります。
音は波形でユーザーの耳に伝わりますが、「BAR 5.0 MultiBeam」はJBL独自のMultiBeam™ 技術の採用により音の波形をレーザービームのように細くし、音を壁に反射させることで直接ユーザーの耳へ届ける「リアルサラウンド技術」が搭載されています。
このスピーカーは「BAR 5.0 MultiBeam」の左右に設置されており、音をビリヤードのような要領でユーザーの耳にピンポイントで届けてくれます。
聴感上は自分の後ろにスピーカーを置いているかのようなまさにリアルサラウンドです。
他にも、必要な重低音だけを伝えるパッシブラジエーターや人の両耳と同じ幅に配置されたフロントLRスピーカーがバーチャルサラウンドの効果をより発揮し、ビームフォーミングスピーカーの「リアルサラウンド」と「バーチャルサラウンド」のハイブリットサラウンド再生により、より臨場感のある音を楽しめます。
実売価格は3万1000円前後にも関わらず、「HDR10」より上のバージョンの「HDR10+」に対応しているので、将来的に訪れる4Kを超える超高解像度時代にも対応した高機能サウンドバーです。
「Nintendo Switch」も次世代モデル「Nintendo Switch Pro?」が近く発表されるのでは?という噂もあるので、この高性能のサウンドバーであれば次世代機にも対応できるでしょう。
JBL「BAR5.0 MultiBeam」音も映像もこだわりたい方におすすめのサウンドバーと言えます
JBL「BAR5.0 MultiBeam」に関してさらに詳しくはこちら👇
JBL「BAR5.0 MultiBeam」のスペック
総合出力(最大@THD 1%) | 250W |
サウンドバー出力(最大@THD 1%) | 5x50W |
スピーカー構成 | 80mm x 48mm レーストラック スピーカードライバー x 5 + 75mm径 パッシブラジエーター x 4 |
電源 | 100~240V AC、~50/60Hz |
再生周波数特性 | 50Hz – 20KHz |
MP3コーデック | MPEG 1 レイヤー 2/3、MPEG 2 レイヤー 3 |
対応フォーマット | Dolby Atmos, Dolby TrueHD, Dolby Digital Plus, Dolby Digital, マルチチャンネルPCM(2ch~7.1ch)、MPEG2 AAC |
入出力 | HDMI入力(HDCP2.3対応) x 1, HDMI出力(eARC対応)x 1, 光デジタル入力 x 1, Bluetooth, Chromecast, AirPlay 2, Alexa MRM, Ethernet |
Bluetoothバージョン | 4.2 |
Bluetoothプロファイル | A2DP V1.2、AVRCP V1.5 |
Bluetooth周波数帯域 | 2400~2483.5MHz |
Bluetooth対応トランスミッター 出力 | 10dBm未満(EIRP) |
Wi-Fiネットワーク | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、2412~2472MHz (2.4GHz ISM バンド、米国11チャンネル、ヨーロッパなど 13チャンネル) |
2.4G Wi-Fiトランスミッター出力 | 20dBm未満(EIRP) |
5G Wi-Fi周波数帯域 | 5.15~5.35GHz、5.470~5.725GHz |
5G Wi-Fiトランスミッター出力 | 23dBm未満(EIRP) |
外形寸法 (幅x高さx奥行) | 709x 58x 101 mm |
重量 | 2.8㎏ |
YAMAHA「YAS-109」
YAMAHAから「Nintendo Switch」におすすめしたいサウンドバーは「YAS-109」です。
実売価格がAmazonで2万円ほどで販売されているリーズナブルなサウンドバー。
しかし、安いからと言って音が劣るわけではありません。
上記のJBLやDENONと同じように「DTS Virtual:X」を搭載しているので、左右上下高さを加えたバーチャルサラウンド(イマーシブオーディオ)をこのサウンドバー一本で楽しむことができます。
一般的にサウンドバーは重低音を出すのが苦手とされていますが、「YAS-109」は「バスエクステンション機能」により、十分過ぎるほどの重低音を出すことも可能です。
ゲーム内で銃撃戦やヘリコプターや戦闘機などの重低音を迫力満点で再生してくれます。
サウンドバーの価格は抑えたいけど、音はあんまり妥協したくないという欲張りな方におすすめなコストパフォーマンス最強のサウンドバーです。
YAMAHAサウンドバー「YAS-109」に関してさらに詳しくはこちら👇
YAMAHA「YAS-109」のスペック
アンプ部 | 実用最大出力 (JEITA) | フロントL/R 30W×2、サブウーファー 60W (非同時駆動) |
---|---|---|
スピーカー部 | 型式 | フロントL/R 密閉型、サブウーファー バスレフ型 |
ユニット | フロントL/R 5.5cmコーン非防磁型×2 ツイーターL/R 2.5cmドーム防磁型×2 サブウーファー 7.5cmコーン非防磁型×2 | |
デコーダー機能 | PCM(5.1chまで)、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、DTS、MPEG2 AAC(5.1chまで) | |
入力端子 | HDMI | 1系統(4Kリピート、HDR10、HLG、HDCP2.3に対応) |
音声 | 1系統(光デジタル) | |
出力端子 | HDMI | 1系統(HDR10、HLG、HDCP2.3、ARCに対応) |
音声 | 1系統(外部サブウーファー出力) | |
ネットワーク | 接続方法 | Ethernet、無線LAN(Wi-Fi) |
Ethernet規格 | 100Base-TX/10Base-T | |
無線LAN規格 | IEEE802.11 b/g/n | |
無線周波数帯域 | 2.4GHz | |
対応セキュリティ | WEP、WPA2-PSK(AES)、Mixed Mode | |
再生フォーマット | WAV(PCMフォーマットのみ)、FLAC(192kHz/24bit)、ALAC(96kHz/24bit)、MP3/WMA/MPEG-4 AAC(48kHz/320kbps) | |
Bluetooth® | バージョン | Ver.4.2 |
対応プロファイル | A2DP | |
対応コーデック | SBC、AAC | |
Bluetoothクラス | Bluetooth Class2 | |
最大通信距離 | 約10m(障害物が無いこと) | |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T方式 | |
その他の端子 | USB(アップデート専用) | 1系統(USB) |
消費電力 | 30W(ボイスコントロール待ち受け時:4.3W) | |
待機消費電力 | HDMIコントロールオフ | 0.2W(ネットワークスタンバイ〈有線/無線/Bluetooth®〉オフ時) 1.7W(ネットワークスタンバイ〈無線/Bluetooth®〉オフ時) 1.9W(ネットワークスタンバイ〈有線/Bluetooth®〉オフ時) 1.7W(ネットワークスタンバイ〈有線/無線〉オフ時) |
HDMIコントロールオン | 0.6W(ネットワークスタンバイ〈有線/無線/Bluetooth®〉オフ時) 2.2W(ネットワークスタンバイ〈有線/Bluetooth®〉オフ時) | |
外形寸法(幅×高さ×奥行) | 890W×53H×131Dmm(テレビ前置き設置時) 890W×131H×62Dmm(壁掛け設置時スペーサー含む) | |
質量 | 3.4kg | |
付属品 | リモコン(リチウムボタン電池セット済み)、電源コード、光ケーブル(1.5m)1本、壁掛け取付用テンプレート、壁掛け取付用スペーサー2個 |
パススルー機能がいらないならYAMAHA「SR-B30A」、「SR-B40A」、「SR-B20A」もおすすめ!
パススルー機能がいらない(Switchはテレビにつないで、テレビからサウンドバーに接続する方)ならYAMAHA「SR-B30A」、「SR-B40A」、「SR-B20A」もおすすめです。
「SR-B30A」、「SR-B40A」、「SR-B20A」の価格や主な性能の比較表 | |||
「SR-B30A」 | 「SR-B40A」 | 「SR-B20A」 | |
メーカー希望小売価格 | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 |
最安価格 | 27,524円~ | 39,000円~ | 24,313円~ |
平均実売価格 | 約30,000円 | 約41,000円 | 約26,800円 |
サラウンド再生 | 7.1ch (バーチャル構成) | 7.1ch (バーチャル構成) | 5.1ch (バーチャル構成) |
サラウンド最大出力 | 60W | 100W | 60W |
サブウーファー出力 | 60W | 100W | 60W |
ワイアレスサブウーファー | ×(市販のアンプ内蔵サブウーファー追加可) | 〇 | ×(市販のアンプ内蔵サブウーファー追加可) |
4Kパススルー | × | × | × |
Dolby Atmos | 〇 | 〇 | ×(DTS Virtual:Xに対応) |
HDR対応 | × | × | × |
ARC/eARC | 〇 | 〇 | △(ARCのみ対応) |
HDMI端子 | 出力端子×1 | 出力端子×1 | 出力端子×1 |
サウンドモード | 4(STEREO・STANDARD・MOVIE・GAME) | 4(STEREO・STANDARD・MOVIE・GAME) | 4(STEREO・STANDARD・MOVIE・GAME) |
バスエクステンション | 〇 | 〇 | 〇 |
クリアボイス | 〇 | 〇 | 〇 |
幅x高さx奥行 | サウンドバー:910x68x133 mm | サウンドバー:910x68x133 mm サブウーファー:194x419x407 mm | サウンドバー:910x53x131mm |
重量 | 3.9 kg | サウンドバー:2.9 kg サブウーファー:8.1 kg | 3.2 kg |
YAMAHA「SR-B30A」、「SR-B40A」、「SR-B20A」について詳しくは↓
SONY 「HT-X8500」
SONYから「Nintendo Switch」におすすめするサウンドバーは「HT-X8500」です。
・「HT-X8500」は音質が◎。
SONY サウンドバー「HT-X8500」をおすすめするポイントは、サブウーファーが2つ本体に内蔵されているため、普通のサウンドバーでは聞けない音圧を感じられることにあります。
サウンドバーはよくサブウーファーとのセットで売られていますが、それはサウンドバーだけでは十分な低音を出すのが難しいからです。
そのため、他のメーカーはパッシブラジエーターを搭載したり、低音を電気的に補強する機能を追加することで補いますが、SONYのサウンドバー「HT-X8500」は、サブウーファーを実際にサウンドバーに搭載することで、サウンドバー一本でどんなジャンルの音も対応可能なものとしています。
さらに、SONY独自の技術の高さ方向の表現力を加える「Vertical Surround Engine」と前後左右方向の表現力を加える「S-Force Pro Front Surround」機能により、フロントスピーカーだけで3次元のバーチャルサラウンドを体感できます。
・「HT-X8500」は音を下げても臨場感を損なわない。
夜に「Nintendo Switch」をプレイする方の中には、「ヘッドホンはまわりの音も聞こえなくなるので使いたくない、でもまわりを気遣ってボリュームを小さくすると、臨場感に欠ける」という悩みを抱えておられる方もいるでしょう。
そんな悩みのある方のために、「HT-X8500」には「サウンドオプティマイザー」という機能が搭載されており、ゲームなどのコンテンツに本来収録されている周波数特性を人間の聴感特性に合わせて補正し、小さな音でも豊かな音場効果を再現してくれます。
さらに、ARCとeARCにも対応しているので、音の劣化も少なく高音質を大迫力で楽しむことができます。
(eARCとは:Enhanced Audio Return Channelの略。HDMIケーブル1本で高音質なサウンド情報をテレビからサウンドバーに伝送できる機能)
SONY「HT-X8500」のスペック
スピーカーレイアウト | ||
---|---|---|
スピーカー構造 | 2.1ch(内蔵サブウーファー) | |
スピーカー構成 | バースピーカー | 1 |
スピーカーユニット(フロント) | ||
フルレンジ | スピーカーユニット数 | 2 |
エンクロージャータイプ | アコースティックサスペンション型 | |
ユニットサイズ | 52mm X 90mm | |
振動板素材 | 紙 | |
ウーファー | スピーカーユニット数 | 2 |
エンクロージャータイプ | バスレフレックス | |
ユニットサイズ | 52mm X 90mm | |
振動板素材 | 紙 | |
スピーカーグリル | ||
スピーカーグリル(バースピーカー) | グリルタイプ(バースピーカー) | 固定 |
グリル素材(バースピーカー) | パンチングメタル | |
入出力 | ||
HDMI | 入力端子数/出力端子数 | 1 / 1 (eARC/ARC) |
eARC | ● | |
3Dパススルー | ● | |
4K/60p/YUV4:4:4 | ● | |
カラースペース BT.2020 | ● | |
HDR | ● | |
Dolby Vision | ● | |
HLG (ハイブリッドログガンマ) | ● | |
HDCP2.2 *1 | 2.2/2.3 | |
18Gbps | ● | |
x.v.Color (xvYCC) | ● | |
HDMI連動 | ● | |
シーンセレクト連動 | ● | |
ブラビアリンク | ● | |
HDMI CEC連動 | ● | |
HDMIスタンバイスルー | ● | |
光デジタル | 入力端子 | ● |
USB | USBメモリー TypeA | ●(アップデート専用) |
Bluetooth | Bluetooth *2 | RX(受信) |
A2DP | ● | |
A2DPバージョン | 1.3 | |
AVRCP | ● | |
AVRCPバージョン | 1.6 | |
Bluetoothバージョン | 5.0 | |
Bluetoothスタンバイ | ● | |
アンプ | ||
アンプタイプ | デジタルアンプ | ● |
S-Master | ● | |
チャンネル数 | チャンネル数 | 3 |
実力最大出力(非同時駆動/JEITA) | 実用最大出力合計値(非同時駆動、JEITA) | 160W |
フロント | 40W + 40W | |
サブウーファー | 80W | |
サウンド機能 | ||
サウンド調整 | サブウーファーボリューム | ● |
画音同期調整 | ●(0~120msec, 40msecきざみ) | |
消音 | ● | |
Surround | S-Force PRO | ● |
Vertical Surround Engine | ● | |
Dolby Speaker Virtual | ● | |
DTS Virtual:X | ● | |
ファームウェアアップデート | ||
USBメモリー経由 | ● | |
その他 | ||
自動電源オフ | ● | |
付属品 | ||
リモコン | 機種名 | RMT-AH501J |
電池 | ● | |
ケーブル | HDMIケーブル | ● |
ACアダプター | ● | |
ACコード | ● | |
その他 | 壁掛けガイド | ● |
クイックセットアップガイド | 日本語 | ● |
取扱説明書 | 日本語 | ● |
外形寸法と質量 | ||
外形寸法(約) | バースピーカー(幅x高さx奥行き) | 890mm X 64mm X 96mm |
カートンタイプ | ボックスタイプ | |
カートン(幅x高さx奥行き) | 949mm X 160mm X 170mm | |
質量(約) | バースピーカー | 3.1kg |
総質量 | 5 kg | |
電源 | ||
電源 | DC+ACアダプター | ● |
消費電力 | 消費電力(動作時) | 32W |
電源設定 | Bluetoothスタンバイ | ● |
サブウーファー付属の「HT-G700」もおすすめ!
ソニー製のサウンドバーでもう一台おすすめしたいのが「HT-G700」です。
製品名 | ch数 | サラウンド 最大出力 | 重さ | 幅x高さx奥行 | 実売価格 (2023年8月時) |
HT-G700 | 3.1ch | 300W | 3.5kg | サウンドバー:980x64x108 mm サブウーファー:192x387x406 mm | 38,280円 |
「HT-G700」はローコストながら「Dolby Atmos」「DTS:X(R)」に対応しており、専用のワイヤレスサブウーファーが付属しているのが大きなメリット。
リビングでサラウンド再生をすることが多いことを考えると「HT-G700」はおすすめです。
・「HT-G700」のおすすめポイント。
- 専用のワイヤレスサブウーファーも付属しているので、重低音から高音まで別売のスピーカーを購入しなくても最初からある程度質の高い音を楽しめる。
- 「Dolby Atmos」「DTS:X(R)」に対応で映画なのでのサラウンドコンテンツも十分楽しめる。
「Nintendo Switch」とサウンドバーの繋ぎ方
最後に失敗しがちな「Nintendo Switch」とサウンドバーの繋ぎ方をご説明したいと思います。
「Nintendo Switch」とサウンドバーの繋ぎ方は2つあります。
- 「Nintendo Switchとサウンドバーを接続、サウンドバーからテレビへと接続する方法」。
- 「Nintendo Switchとテレビを接続、テレビからサウンドバーへと接続する方法」。
サウンドバー、テレビの全て接続をHDMI2.0規格のHDMIケーブルで接続した場合での接続方法をご説明します。
①「Nintendo Switch」 → ②サウンドバー → ③テレビ
・①Nintendo Switch → ②サウンドバー → ③テレビの接続方法詳細。
①SwitchのHDMI端子にケーブルを接続。
②Switchから出たHDMIケーブルをサウンドバー側のHDMI入力端子に接続。
③サウンドバーのHDMI出力端子に新たにHDMIケーブルを接続。
④サウンドバーから出たHDMIケーブルをテレビ側のHDMI入力端子に接続し完了。
注意点:テレビ側の「ARC」または「eARC」と書かれているHDMI入力端子に接続しなければいけません。
①「Nintendo Switch」 → ②テレビ → ③サウンドバー
・①Nintendo Switch → ②テレビ → ③サウンドバーの接続方法詳細。
①SwitchのHDMI端子にケーブルを接続。
②Switchから出たHDMIケーブルをテレビ側のHDMI入力端子に接続。
③テレビ側のHDMI出力端子に新たにHDMIケーブルを接続。
④テレビ側から出たHDMIケーブルをサウンドバー側のHDMI入力端子に接続し完了。
注意点:テレビ側の「ARC」または「eARC」と書かれているHDMI入力端子に接続しなければいけません。
最後に
いくつかおすすめのサウンドバーをご紹介しましたが、最後にまとめてみました。
1.DENON「DHT-S217」
原音を充実に再現するサウンドバーをお求めならDENON「DHT-S217」。
2.JBL「BAR5.0 MultiBeam」
バーチャルサラウンドではなく、リアルサラウンドを楽しみたい方はビームフォーミングスピーカー搭載のJBL「BAR5.0 MultiBeam」。
3.YAMAHA「YAS-109」
コストを抑え、でも高音質は捨てられないコストパフォーマンス重視の方はYAMAHA「YAS-109」。
4.SONY 「HT-X8500」
サウンドバーにも大迫力の重低音と臨場感満点のバーチャルサラウンドを聞きたい方はSONY 「HT-X8500」。
是非、自分の好みにピッタリなサウンドバーを見つけてください。
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