ソニー製のサウンドバーが欲しいんだけど、どのサウンドバーが自分に合うのかわからない…。
そういう悩みを抱えてる人多いですね~。
そこで今回は、どんな人にソニー製のどのサウンドバーがおすすめかまとめてみました。
ソニー製のサウンドバーの特長
ソニー製のサウンドバーにはどんな特長があるのでしょうか?
まずはch数やサイズなど現在ソニーストアで正式に販売されているサウンドバーをもとに表にまとめてみました。
現在ソニーストアで販売されているサウンドバーの一覧 (2023/8月時点) | |||||
製品名 | ch数 | サラウンド 最大出力 | サブウーファー | 幅x高さx奥行 | 実売価格 (2023年8月時) |
HT-A7000 | 7.1.2ch | 500 W | 別売 | 1300x80x142 mm | 148,517円 |
HT-A5000 | 5.1.2ch | 350 W | 別売 | 1210x67x140 mm | 102,599円 |
HT-A3000 | 3.1ch | 150 W | 別売 | 950x64x128 mm | 59,100円 |
HT-S2000 | 3.1ch | 150 W | 別売 | 800x64x124 mm | 51,499円 |
HT-G700 | 3.1ch | 300 W | 付属 | サウンドバー:980x64x108 mm サブウーファー:192x387x406 mm | 38,280円 |
HT-X8500 | 2.1ch | 80 W | 別売 | 890x64x96 mm | 32,000円 |
HT-S400 | 2.1ch | 160 W | 付属 | サウンドバー:900x64x88 mm サブウーファー:192x387x400 mm | 36,000円 |
上記の表のサウンドバーの特長をさっそく見てみましょう。
ソニー製のサウンドバーに搭載されている主な機能。
ソニー製のサウンドバーの特長として、それぞれのサウンドバーに搭載されている主な機能をピックアップして表にまとめてみました。
それぞれの機能の説明は表の下に記載しています。
ソニー製のサウンドバーの主な機能 | HT-A 7000 | HT-A 5000 | HT-A 3000 | HT-S 2000 | HT-G 700 | HT-X 8500 | HT-S 400 |
「S-Force PROフロントサラウンド」 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
「Vertical Surround Engine」 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
「X-Balanced Speaker Unit」 | ● | ● | ● | ● | ● | ||
「S-Master」 | ● | ● | ● | ● | ● | ||
「S-Master HX」(ハイレゾ) | ● | ● | |||||
「Dolby Atmos」「DTS:X(R)」 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
「8K信号、4K120のパススルー」 | ● | ● | |||||
「360 Reality Audio」 | ● | ● | ● | ||||
「360 Spatial Sound Mapping」 | ● | ● | ● | ||||
ワイヤレスリアスピーカー、ワイヤレスサブウーファーに対応。 ※付属の専用ワイヤレスサブウーファーに対応。 | ● | ● | ● | ● | ●※ | ●※ |
「S-Force PROフロントサラウンド」
前方のスピーカーだけで仮想的にサラウンド音場を再現。
後方にスピーカーを置く必要がなく、すっきりとしたレイアウトで、豊かな臨場感を楽しめます。
対応機種:全機種(上記の表の7台)。
「Vertical Surround Engine」
高さ方向の立体音響を表現するサラウンド機能。「S-Force PROフロントサラウンド」機能との組み合わせで臨場感あふれる3次元立体音響を楽しめます。
対応機種:HT-A7000、HT-A5000、HT-A3000、HT-S2000、HT-G700、HT-X8500。
「X-Balanced Speaker Unit」
サウンドバーは振動板の大きさが十分に取れないため、「音圧レベルが足らない」、「音質に歪みが生じ不明瞭になる」、「低音不足」という弱点を抱えていました。
「X-Balanced Speaker Unit」はその弱点を補うための技術。
スピーカーの振動版の面積を広くし、音の歪(ひず)みを低減します。
対応機種:HT-A7000、HT-A5000、HT-A3000、HT-S2000、HT-S400。
「S-Master」
「S-Master」はソニー独自のフルデジタルアンプの名称。
本体内での音質劣化を最小限に抑え、原音に忠実な音を再生。テレビ音声はもちろん、映画などの高音質なコンテンツを迫力あるサラウンドで楽しめます。
対応機種:HT-A3000、HT-S2000、HT-S400、HT-G700、HT-X8500。
「S-Master HX」
「S-Master HX」とは端的言うと「S-Master」をハイレゾ音源に対応させたもの。
この機能が搭載されているサウンドバーは同時にハイレゾ対応ということも意味しています。
対応機種:HT-A7000、HT-A5000。
「Dolby Atmos」「DTS:X(R)」
「Dolby Atmos」「DTS:X(R)」は映画館で映画見ているような臨場感あふれる映像と音を楽しむのに必要な最新音声フォーマット。
従来の前後左右の音の情報に高さ方向の情報を加え、3次元の立体音響を楽しめます。
「8K信号、4K120のパススルーに対応」
「8K HDR/4K120パススルー」とは入力された8K HDR/4K120(*)信号を、そのままテレビへ送信する機能。
「8K HDR/4K120パススルー」は音質も画質もこだわりたい人には必須の機能です。
例えば、この機能がサウンドバーにない場合にPS5などの4K120対応機器を接続すると、どうしても「PS5 ⇒ テレビ ⇒ サウンドバー」の順で接続しなければいけません。
この接続方法をとるとテレビを経由してサウンドバーへ音の情報が行くため、どうしても音質が多少下がってしまいます。
しかし、サウンドバーが「8K HDR/4K120パススルー」機能に対応しているなら、音質は最高の状態でサウンドバーから、画質はパススルーされテレビへいくので、音質も画質も良い状態で楽しめます。
「360 Reality Audio」
「360 Reality Audio」とは、オブジェクトオーディオを用いた技術のこと。
オブジェクトオーディオとは、視聴者を複数のスピーカーで取り囲んで立体的な音響表現を行うサラウンド音声において、より音の移動表現を明確にする新技術の総称を指して使用されています。
「360 Realty Audio」は音を聞く人に、360度あらゆる方向から適切な音が聞こえ、実際にそこへ行って聞いているかのような体験をすることができます。
対応機種:HT-A7000、HT-A5000、HT-A3000。
「360 Spatial Sound Mapping」
「360 Spatial Sound Mapping」とは、ソニー独自のスピーカー間および天井間距離測距技術と物理音場再現技術を組み合わせた機能。
対応機種とは別売の専用リアスピーカーと組み合わせて使用し、最大12個のファントムスピーカー(仮想音源)が作り出す音の波面を再現するという仕組み。
バーチャルサラウンド(心理音響技術による錯覚)とは違い、実際に音場を生成していることがポイント。
対応機種:HT-A7000、HT-A5000、HT-A3000。
ワイヤレスリアスピーカー、ワイヤレスサブウーファーに対応。
「360 Spatial Sound Mapping」の再生にも必要な別売の専用リアスピーカー、サウンドバーが苦手とする重低音の再生を担ってくれるサブウーファーがどちらも配線が不要なワイヤレス接続に対応しているモデルもあります。
面倒で部屋のイメージが損なわれかねない配線作業から解放され、使用したい時だけ設置して普段は収納しておくということもできます。
対応機種:HT-A7000、HT-A5000、HT-A3000、HT-S2000※
※ HT-S2000は「SA-RS3S」と組合せて使用しても「360 Spatial Sound Mapping」には対応しません。またリアスピーカー「SA-RS5」には非対応。
現在販売されているソニー製のワイヤレスリアスピーカーとワイヤレスサブウーファー
ワイヤレスリアスピーカー「SA-RS5」 | |
ソニーストア価格(税込) | 88,000円 |
イネーブルドスピーカー | 〇 |
バッテリー | 〇(最大10時間稼働) |
サイズ(1台) | 145mm×250mm×134mm |
ワイヤレスリアスピーカー「SA-RS3S」 | |
ソニーストア価格(税込) | 60,500円 |
イネーブルドスピーカー | × |
バッテリー | × |
サイズ(1台) | 100mm×187mm×100mm |
ワイヤレスサブウーファー「SA-SW3」 | |
ソニーストア価格(税込) | 52,800円 |
出力 | 200W |
サイズ | 201mm×382.5mm×402mm |
ワイヤレスサブウーファー「SA-SW5」 | |
ソニーストア価格(税込) | 93,500円 |
出力 | 300W |
サイズ | 277mm×409mm×422mm |
サウンドバー、ソニー製ならこれがおすすめ!
どんな人にソニー製のどのサウンドバーがおすすめなのかレビューしていきましょう!
考えられるサウンドバーの主な設置場所は、
1.リビング
2.自室(書斎や寝室)
この2つが多くの方の主な設置場所と思われます。
ここからさらに音の好みやお住まいの環境に合わせておすすめするソニー製のサウンドバーをご紹介していきます。
ソニー製のサウンドバー、リビングで使用するならこれがおすすめ!
リビングは家のその他のスペースと比べ広いことがほとんど。
リビングでは、映画やドラマ、音楽など様々なシーンでサウンドバーが活躍しますが、小型なサウンドバーではボリューム不足になったり、音の広がりが物足らない場合もあります。
そういった状況をふまえてリビングでおすすめなソニー製のサウンドバーをご紹介します。
「HT-A5000」
ソニー製のサウンドバーをリビングで使用したい方で、音質や画質などにこだわりがある方におすすめのサウンドバーは「HT-A5000」です。
製品名 | ch数 | サラウンド 最大出力 | 重さ | 幅x高さx奥行 | 実売価格 (2023年8月時) |
HT-A5000 | 5.1.2ch | 350 W | 6.1㎏ | 1210x67x140 mm | 102,599円 |
「HT-A5000」の上位モデルにソニーのフラッグシップモデルサウンドバー「HT-A7000」がありますが、機能的な主な差は「ch数の違い」と2chコンテンツも立体音響かする「Immersive Audio Enhancement」の二つ。
上記であげたソニー製のサウンドバーの重要な機能において大きな差はなく、バランス良いサウンドバー。
・「HT-A5000」をリビングのサウンドバーにおすすめしたいポイント。
- PS5などの最新ゲーム機も十分に楽しめるスペック、ハイレゾリューションにも対応なので、音楽も高音質で楽しめる。
- サウンドバー本体のサイズも最近液晶テレビの主流サイズとなっている55インチ(横幅約121.8㎝)と同等のサイズのため一体感があり、スマートに見える。
- ワイヤレスリアスピーカーやワイヤレスサブウーファーなど拡張性もあるため、段階的に音質やサラウンド機能を充実していける。
- 「360 Spatial Sound Mapping」と「360 Reality Audio」に対応。
「HT-A3000」
ソニー製のサウンドバーをリビングで使用したい方で、コストを抑えたいが「360 Reality Audio」や「360 Spatial Sound Mapping」は楽しみたい方には「HT-A3000」がおすすめです。
製品名 | ch数 | サラウンド 最大出力 | 重さ | 幅x高さx奥行 | 実売価格 (2023年8月時) |
HT-A3000 | 3.1ch | 150 W | 4.6kg | 950x64x128 mm | 59,100円 |
「HT-A3000」はハイレゾリューション非対応であったり、8K、4K120パススルーにも非対応ですが、その分コストが大幅にダウンします。
ワイヤレスリアスピーカー、ワイヤレスサブウーファーには対応なため、サラウンド機能としては十分なのでコストパフォーマンスが高いサウンドバーと言えます。
・「HT-A3000」をリビングのサウンドバーとしておすすめしたいポイント。
- 43インチのテレビの横幅(約95.2㎝)と同等で一体感がある。
- 扱いやすいサイズ感と重量。
- ワイヤレスリアスピーカーやワイヤレスサブウーファーなど拡張性もあるため、段階的に音質やサラウンド機能を充実していける。
- 「360 Spatial Sound Mapping」と「360 Reality Audio」に対応。
「HT-G700」
ソニー製のサウンドバーをリビングで使用したい方に最後におすすめしたいのが「HT-G700」です。
製品名 | ch数 | サラウンド 最大出力 | 重さ | 幅x高さx奥行 | 実売価格 (2023年8月時) |
HT-G700 | 3.1ch | 300W | 3.5kg | サウンドバー:980x64x108 mm サブウーファー:192x387x406 mm | 38,280円 |
「HT-G700」はローコストながら「Dolby Atmos」「DTS:X(R)」に対応しており、専用のワイヤレスサブウーファーが付属しているのが大きなメリット。
「HT-S400」にも専用ワイヤレスサブウーファーが付属していますが、「Dolby Atmos」「DTS:X(R)」に非対応なため、リビングで映画などのサラウンド再生をすることが多いことを考えると「HT-G700」の方がおすすめです。
・「HT-G700」をリビングのサウンドバーとしておすすめするポイント。
- 専用のワイヤレスサブウーファーも付属しているので、重低音から高音まで別売のスピーカーを購入しなくても最初からある程度質の高い音を楽しめる。
- 「Dolby Atmos」「DTS:X(R)」に対応で映画なのでのサラウンドコンテンツも十分楽しめる。
ソニー製のサウンドバー、自室(書斎や寝室)で使用するならこれがおすすめ!
自室(書斎や寝室)でPCモニターやサブのテレビを使用して映画やドラマを見る方、音楽を楽しみたい方におすすめなソニー製のサウンドバーをご紹介します。
「HT-S2000」
自室(書斎や寝室)に使用するソニー製サウンドバーで、音質にこだわりたい方におすすめしたいサウンドバーは「HT-S2000」です。
製品名 | ch数 | サラウンド 最大出力 | 重さ | 幅x高さx奥行 | 実売価格 (2023年8月時) |
HT-S2000 | 3.1ch | 150 W | 3.7kg | 800x64x124 mm | 51,499円 |
「HT-S2000」は、ワイヤレスリアスピーカー、ワイヤレスサブウーファーに対応しており、さらに「Dolby Atmos」「DTS:X(R)」にも対応しているので、自室でも十分なサラウンドを楽しめます。
サイズも800㎝と比較的コンパクトなので、書斎のデスクや寝室にも置きやすいサイズ感です。
・「HT-S2000」を自室(書斎や寝室)のサウンドバーとしておすすめするポイント。
- ワイヤレスリアスピーカー、ワイヤレスサブウーファーに対応でサラウンド機能を拡張しやすい。
- 「Dolby Atmos」「DTS:X(R)」対応で、臨場感のあるサラウンドを楽しめる。
- Bluetoothやアナログ入力、HDMI端子にも対応でPCと接続しやすい。
- 本体の幅が800mmと正規販売中のソニー製サウンドバーで最もコンパクト。
「HT-X8500」
自室(書斎や寝室)に使用するソニー製サウンドバーで、サウンドバーだけで低音から高音までバランスよく楽しみたい方におすすめのサウンドバーは「HT-X8500」です。
製品名 | ch数 | サラウンド 最大出力 | 重さ | 幅x高さx奥行 | 実売価格 (2023年8月時) |
HT-X8500 | 2.1ch | 80 W | 別売 | 890x64x96 mm | 32,000円 |
「HT-X8500」は実売価格32,000円というローコストですが、デュアルサブウーファーを搭載しており、サブウーファーなしでも十分に重低音を楽しめます。
また「Dolby Atmos」「DTS:X(R)」対応なので、このサウンドバー1本でテレビでは味わえないサラウンド再生を楽しむことができます。
・「HT-X8500」を自室(書斎や寝室)のサウンドバーとしておすすめするポイント。
- 実売価格32,000円と、正規販売しているソニー製サウンドバーで最も安価。
- 「Dolby Atmos」「DTS:X(R)」対応で臨場感のあるサラウンド再生楽しめる。
- 奥行きが96mmとコンパクトなため置きやすい。
- ハイモデルの「HT-A5000」「HT-A7000」と同様にデュアルサブウーファーが搭載されている。
まとめ
どんな人にどのソニー製サウンドバーがおすすめか最後にまとめてみましょう。
・ソニー製サウンドバーをリビングで使用したい方。
- 音質や画質にこだわりたい方。
- コストパフォーマンスを重視している方。
- 重低音から高音まで最初からバランスよく楽しみたい方。
・ソニー製サウンドバーを自室(書斎や寝室)で使用したい方。
- 音質にこだわりたい方。
- デュアルサブウーファー搭載で1本で低音から高音まで楽しみたい方。
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