JBLサウンドバー「BAR 5.0 multibeam」機能レビュー

サウンドバー
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自宅でAmazonプライムビデオやNetflix、Huluなど様々なサブスクリプション型の動画配信サイトの利用も増え、いかに家でのエンターテインメントを充実させるかを考えておられる方が多くなりました。

しかし、まわりからよく聞くのは、

テレビのスピーカーは声が聞こえづらい。

テレビはBGMが大きいだけで迫力が無い。

AVアンプとスピーカーを置けば音が良くなるのはわかるけど、設置するスペースがない

操作は簡単なものじゃないと使えないし高価なものはちょっと…。

など、様々な年齢層のテレビの音に関する要望。

そんな要望にピッタリなのが、今回ご紹介するJBLのサウンドバー「BAR 5.0 MultiBeam」です。

JBL「BAR 5.0 MultiBeam」
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ピッタリな理由は大きく分けてこの3つ。

  1. サイズは横幅709㎜高さ61㎜奥行101㎜と省スペースに設置可能。
  2. 合計9つのスピーカーがクリアな音声とリアルで迫力のサウンドを届ける。
  3. 接続やリモコンがシンプルで価格は実売価格40,000円以下。

では、「BAR 5.0 MultiBeam」にはどんな特徴や機能があるのか詳しくレビューしていきましょう。

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JBL「BAR 5.0 MultiBeam」はこんな人におすすめ!

まずはJBL「BAR 5.0 MultiBeam」がどんな人におすすめなのかまとめてみました。

  1. テレビ本体のスピーカーに不満がある人。
  2. AVアンプやスピーカーなどの購入に抵抗がある人。
  3. 手軽に良い音を楽しみたい人。
  4. 簡単に操作できるものが良い人。
  5. テレビのまわりをスタイリッシュにスッキリ見せたい人。
  6. 映画や音楽を迫力のある音で楽しみたい人。
  7. スマートフォンや定額音楽サービスをイヤホンやヘッドフォン以外で楽しみたい人。
  8. 煩わしい接続や設定が嫌な人。

上記の一つにでも当てはまればJBL「BAR 5.0 MultiBeam」はおすすめのサウンドバーです!

JBL「BAR 5.0 MultiBeam」
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JBL「BAR 5.0 MultiBeam」のスペック

次はJBL「BAR 5.0 MultiBeam」のスペックを見てみましょう。
総合出力(最大@THD 1%) 250W
サウンドバー出力(最大@THD 1%)
5x50W
スピーカー構成 80mm x 48mm レーストラック スピーカードライバー x 5 + 75mm径 パッシブラジエーター x 4
電源 100~240V AC、~50/60Hz
再生周波数特性 50Hz – 20KHz
MP3コーデック MPEG 1 レイヤー 2/3、MPEG 2 レイヤー 3
対応フォーマット Dolby Atmos, Dolby TrueHD, Dolby Digital Plus, Dolby Digital, マルチチャンネルPCM(2ch~7.1ch)、MPEG2 AAC
入出力 HDMI入力(HDCP2.3対応) x 1, HDMI出力(eARC対応)x 1, 光デジタル入力 x 1, Bluetooth, Chromecast, AirPlay 2, Alexa MRM, Ethernet
Bluetoothバージョン 4.2
Bluetoothプロファイル A2DP V1.2、AVRCP V1.5
Bluetooth周波数帯域 2400~2483.5MHz
Bluetooth対応トランスミッター 出力 10dBm未満(EIRP)
Wi-Fiネットワーク IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、2412~2472MHz (2.4GHz ISM バンド、米国11チャンネル、ヨーロッパなど 13チャンネル)
2.4G Wi-Fiトランスミッター出力 20dBm未満(EIRP)
5G Wi-Fi周波数帯域 5.15~5.35GHz、5.470~5.725GHz
5G Wi-Fiトランスミッター出力 23dBm未満(EIRP)
外形寸法 (幅x高さx奥行)
709x 58x 101 mm
重量 2.8㎏

スペックで注目したいのは、スピーカーの出力と再生周波数特性。

・スピーカーの出力
スピーカーの出力は10Wもあれば家の家具が振動するぐらいの音を出せます。
「BAR 5.0 MultiBeam」に搭載されているスピーカー1つ1つの出力が50Wなのを考えると、十分な出力があると言えます。
・再生周波数特性
再生周波数特性とは、Hz~kHzへと低い音域から高い音域を表しています。
人の可聴域は20Hz~20kHzですが、一般的に低音は60Hz以下から出ていれば十分な低音と感じとれます。
「BAR 5.0 MultiBeam」の高域はスペック上で20kHz、人が聞こえる限界の可聴域まで再生できることから、出力、再生周波数特性共に十分なスペックを「BAR 5.0 MultiBeam」は搭載していることがわかります。
JBL「BAR 5.0 MultiBeam」
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テレビの前に設置しやすい本体サイズ

画像はイメージ

サウンドバーを選ぶ際に重要になってくるのが本体サイズです。
サイズが大きいとその分スピーカーからの迫力は増しますが、その反面テレビの画面と被ってしまったり、テレビ台の上に収まりきらないという問題が生じます。

逆に小さいと搭載できるスピーカーがどうしても小さくなるため、音の迫力が欠けたり、低音が鳴る時にビビる現象が起きてしまう可能性があります。

by:https://jp.jbl.com/

JBL「BAR 5.0 MultiBeam」はちょうどいいサイズ感と重量。

売れ筋のサウンドバーであれば幅800㎜以上高さ100㎜近くのものが多い中、JBL「BAR 5.0 MultiBeam」は横幅が709㎜、高さ58㎜、奥行101㎜なので、小さ過ぎず大き過ぎないちょうどいいサイズと言えます。

しかも、スピーカー出力は50Wのスピーカーが5つ搭載されているため(パッシブラジエーターは電気出力ではないため含まない)、他のサウンドバーに比べ格段に迫力ある音を楽しむことができます。

我が家では、幅160㎝奥行き40㎝のテレビ台に55インチのテレビを置いていますが、奥行きは十分余裕を持って置くことができます。
また、テレビ台からテレビのベゼルまでは高さが70㎜あるので、「BAR 5.0 MultiBeam」がちょうどテレビのベゼルにかかるかかからないかぐらいの高さで設置できるので、正面からテレビを見るとテレビと「BAR 5.0 MultiBeam」の一体感が出て非常にオシャレです。

JBL「BAR 5.0 MultiBeam」
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また、「BAR 5.0 MultiBeam」の重量は2.8㎏と比較的軽いため壁掛け設置する際でも、壁の強度をそこまで過度に気にする必要はないかもしれません。

テレビの上に設置したい場合は、専用の台ではありませんが山崎実業「スマート薄型テレビ上ラック ワイド70」を使用することができます。
しかし、注意すべき点としてラックの上に「BAR 5.0 MultiBeam」置くだけになるので、地震対策としてラックに「BAR 5.0 MultiBeam」を固定することをおすすめ致します。

山崎実業「スマート薄型テレビ上ラック ワイド70」
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合計9つのスピーカーによる「リアル+バーチャル」のハイブリットサラウンド

JBL「BAR 5.0 MultiBeam」スピーカー配置イメージ

JBL「BAR 5.0 MultiBeam」には、横幅わずか709㎜に5つのスピーカーと4つのパッシブラジエーターの合計9つのスピーカーが搭載されています。

9つのスピーカーの内訳は、センタースピーカー、フロント左右のスピーカー、ビームフォーミングスピーカーが左右に1つずつに加え、電磁気回路を使用せず(電気を使用しない)本体内部の空気振動で低音のみを再生するパッシブラジエーター4つの合計9つのスピーカーで構成されています。
では、それぞれのスピーカーについてご説明していきましょう。

リアルサラウンドを可能にしたビームフォーミングスピーカーの性能が凄い!

音は波形でユーザーの耳に伝わりますが、「BAR 5.0 MultiBeam」はJBL独自のMultiBeam™ 技術の採用により音の波形をレーザービームのように細くし、音を壁に反射させることで直接ユーザーの耳へ届ける「リアルサラウンド技術」が搭載されています。
このスピーカーは「BAR 5.0 MultiBeam」の左右に設置されており、水平方向の音の拡がりを創出する前方左右チャンネルと、ユーザーの後方の音の包まれ感を担うサラウンド左右チャンネル双方の音声成分を担っており、音をビリヤードのような要領でユーザーの耳にピンポイントで届けてくれます。聴感上は自分の後ろにスピーカーを置いているかのようなまさにリアルサラウンドです。

by:https://jp.jbl.com/

不要な音を打ち消し、必要な重低音だけを届けるパッシブラジエーター。

あまり聞きなれないかもしれないパッシブラジエーターというスピーカー。
実はこのスピーカー、重低音を出しにくいサウンドバーにおいて重要な役割を果たしています。

JBL「BAR 5.0 MultiBeam」パッシブラジエーターのイメージ

パッシブラジエーターとは電気信号を用いないで、他のスピーカーからスピーカー内部から発生する空気の振動を利用し、主に低音域の増幅・補強を行うことで迫力のある重低音を表現するために用いられるスピーカーです。

サウンドバーなど小さな躯体のスピーカーで用いられることが多いパッシブラジエーターですが、サウンドバーの多くは1つか2つほどしか使われていません。
しかし、JBL「BAR 5.0 MultiBeam」のパッシブラジエーターは上下に4つものパッシブラジエーターが水平に配置されています。(上図参照)
水平に配置することで、不要な音の振動を打ち消し、本当に必要な重低音だけが再生されるように設計されています。

人の両耳の幅とほぼ同サイズ幅に配置された左右のフロントスピーカー。

本来フロントLRスピーカーはバーチャルサラウンド再生に用いられる場合、左右のスピーカーの距離は離したほうが音の広がりは増すため有利と言われています。

しかし、JBL「BAR 5.0 MultiBeam」の場合はそのフロントLRスピーカーをセンタースピーカーのすぐ横に配置しています。それは、頭部伝達関数(両耳からの音の情報の伝達スピードを関数として表現したもの)を活用して計算されたバーチャルサラウンド技術をフル活用するためです。

リアルサラウンド技術に加え、バーチャルサラウンドもフル活用したハイブリッド再生。

イマーシブオーディオ

イマーシブサウンドは多くのスピーカーを使用した音をバーチャルに再現します。

「BAR 5.0 MultiBeam」は「Dolby Atmos」の「バーチャルハイト」機能を搭載しているので、上下のサラウンドを「Dolby Atmos」がバーチャルで再生、左右のサラウンドをビームフォーミングスピーカーがリアルサラウンドで再生することで、三次元的な立体空間に包まれる、「イマーシブサウンド」をサウンドバー一台で楽しむことができます。

「イマーシブサウンド」とは、7.1ch以上のサラウンド再生を疑似的に再生する技術。
映画の1シーンに入っているかのように前後左右上下のあらゆる方向からシーンにマッチした音が聞こえます。
例えば、車が走り去る音、後ろから近づいてくる音、上から落下してくる音などを忠実に再現してくれるのです。

さらに「BAR 5.0 MultiBeam」は、左右の音をビームフォーミングスピーカーでリアルサラウンドを届けてくれるため、よりリアルなイマーシブサウンドを楽しむことができます。

最新著作権保護技術「HDCP 2.3」に対応

「HDCP 2.3」とは、HDMIなどで映像伝送するときに用いられる著作権保護規格の最新バージョン。4Kチューナーから4Kテレビで映像を楽しむためには必須の機能です。
「BAR 5.0 MultiBeam」は最新の映像コンテンツに対する著作権保護技術「HDCP 2.3」に対応。
「BAR 5.0 MultiBeam」であれば衛星放送やインターネットから配信される4K/8K Ultra HDコンテンツの超高精細映像をハイクオリティなサウンドで楽しめます。

HDR10+に対応

「BAR 5.0 MultiBeam」はHDR10、Dolby Vision、に加え、HDR10+に対応。

HDR10+とは、これまで以上に作り手の意図に忠実な色彩・コントラスト感などを再現するために、20世紀フォックスとパナソニック、サムスンの3社が共同で起ち上げた新しい技術規格で、ピーク輝度の低い薄型テレビでも高画質化を実現したもので、将来的に訪れる4Kを超える超高解像度時代にも備えた仕様になっています。

JBL「BAR 5.0 MultiBeam」
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シンプルなリモコンや接続方法

by:https://jp.jbl.com/

「BAR 5.0 MultiBeam」の魅力の一つは、シンプルな接続方法やリモコンにもあります。

リモコンのボタンが少ない。

AVアンプのリモコンでは、接続チャンネルのボタンだけでもUSB、VIDEO、TV、Blu-ray、DVDなどAVアンプによっては6~8ほどのボタンがあり、さらに音質の調整、音の切り替えなどボタンが多すぎてわからないという方もおられるかもしれませんが、「BAR 5.0 MultiBeam」は電源ボタンを含め合計9つのボタンしかありません。

一部設定などを長押しなど操作しなければいけませんが、それでもAVアンプの3分の1ほどのボタンで操作し、質の高い音を聴けるのは、リモコン操作等が苦手な方にとって魅力的な点と言えます。

接続方法がシンプル。

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AVアンプであれば、AVアンプの電源ケーブル、スピーカーケーブル(7.1chであれば8台分の接続)、さらにBlu-ray再生機器やテレビなどの音声機器にそれぞれ接続する必要があります。

しかし、「BAR 5.0 MultiBeam」であればテレビに光ケーブル、他の再生機器やゲーム機などあればHDMIを接続するだけで、すぐに7.1ch相当のバーチャルサラウンド再生を楽しむことができます。

テレビのまわりもケーブルが少なくスッキリするので、掃除する際や、移動する際も煩わしい作業に多くの時間をとられる必要はありません。

JBL「BAR 5.0 MultiBeam」
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Bluetooth対応でスマートフォンの音楽も手軽に良い音で楽しめる

JBL「BAR 5.0 MultiBeam」であれば、Bluetooth機能を搭載しているので、スマートフォンに保存されている楽曲もペアリングしてすぐに再生できます。

しかも、再生するの1つ50Wのパワフルスピーカー5つにパッシブラジエーター4つの迫力のある重低音を聞くことができるので、いつもイヤホンなどで聞いているのとは違うスピーカーが奏でる空気感をすぐに味わうことができます。

さらに「Bar 5.0 MultiBeam」は2.4/5GHzのWi-Fiを内蔵していて、AppleのAirPlay2や、GoogleのChromecast Built-inにも対応な上にAmazon Alexa、Googleアシスタントからの音声操作も可能。Alexaでは「Alexa MRM」という新機能までサポートしているので、Alexa対応デバイスと同一ネットワークにある複数の対応機器間での音楽を同期再生することまでできます。

JBL「BAR 5.0 MultiBeam」
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JBL「BAR 5.0 MultiBeam」の音質

JBL「BAR 5.0 MultiBeam」の購入を検討しておられる方は、様々なジャンルを楽しむ方が多いことでしょう。

そこで、映画、ゲーム、音楽などのジャンルでどのような音質で楽しむことができるか簡単にご説明したいと思います。

映画鑑賞時の音質。

是非とも「Dolby Atmos」の「バーチャルハイト」機能をONにして楽しんでいただきたいと思います。アクション映画やSF映画などの効果音、パニックやホラーなどのあらゆるジャンルでテレビのスピーカーでは味わったことのない音楽しむことができます。
ビームフォーミングスピーカーとバーチャルハイト機能により、本当にその場所にいるかのような臨場感溢れるサウンドを楽しめますし、テレビでは表現しきれなかった小さな反響音、重低音の「ゴゴゴゴゴ」という地響きのような音などは、今までの聞いていた音はなんだったのかと思うほどです。

ゲームプレイ時の音質。

PlayStation4proに接続し、スパイダーマン、グランツーリスモ、モンスターハンターなどをプレイしてみましたが、共通して言えることは「こんな音出てたんだ!」という驚きです。

スパイダーマンでは、銃声やアクション時の効果音や反響音、グランツーリスモは車のエンジン音のリアルさがパッシブラジエーターの重低音の効果で格段に増し、モンスターハンターのモンスターの咆哮などはビビってしまうほどのクオリティーです。

音楽再生時の音質。

サウンドバーと言えば、テレビの前に置いて、テレビの音では満足できない、不満が多いためテレビや映画、ゲームなどの音を良くするために購入するというのがこれまでのスタンダードでしたが、JBLのサウンドバー「BAR 5.0 MultiBeam」では音楽を聞く時も素晴らしい音を奏でてくれます。

そのためテレビはあまりつけないけど音楽を楽しみたい。スピーカーやアンプを購入するのは抵抗がある方にもピッタリなサウンドバーです。

音質はこれまで説明した通り、重低音から高音域までバランス良く鳴らしてくれるため、これまでのBluetoothスピーカーがおもちゃに思えてしまうほどです。ただ、音楽再生時はバーチャルハイト機能をONにできないため、ライブサウンドを立体的に楽しむという点ではAVアンプに劣ってしまいます。

JBL「BAR 5.0 MultiBeam」
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実売価格40,000円以下のハイコストパフォーマンス

少し前であれば、これだけの機能、性能、音質があれば100,000円以上していたものが、今は40,000円以下で購入できます。
テレビでドラマを見ている時の声が聞き取りにくかったり、映画を見ている時BGMだけ大きく感じ、その度にボリュームの調整をして面倒に感じている方、もっとリアルで臨場感のある音を手軽に楽しみたいと感じている方は、リアル&バーチャルサラウンドを楽しめ、音楽再生まで良質に再生してくれるJBLサウンドバー「BAR 5.0 MultiBeam」を是非体感してみてください。

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