
ソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」を聞いてみたい!

でも、ソニーの「360 Spatial Sound Mapping」対応サウンドバー「HT-A7000」は予算オーバー。

「HT-A9」も高くて手が出ない…。
と中々手が出しずらかったソニーの「360 Spatial Sound Mapping」対応機器。
今回ご紹介するソニーのサウンドバー「HT-A5000」と「HT-A3000」は「360 Spatial Sound Mapping」に対応のうえ、価格もだいぶ抑えられているので「待っていました!」という方も多いはず。
しかし、「HT-A5000」と「HT-A3000」のどちらが自分にちょうどいいサウンドバーか悩んでおられる方もおられることでしょう。
そこで今回は、「HT-A5000」と「HT-A3000」それぞれの性能、機能などの違い最上位モデル「HT-A7000」も含めて徹底比較レビュー。
どんな人に「HT-A5000」がおすすめなのか、「HT-A3000」の方がおすすめなのはどんな人か検証していきます。



ソニーのフラッグシップサウンドバー「HT-A7000」の詳しいレビューはこちら👇

「HT-A5000」、「HT-A3000」と「HT-A7000」の比較表
「HT-A5000」と「HT-A3000」に加え「HT-A7000」の価格の他に注目すべき性能、機能も表にまとめてみました。
商品名 | 「HT-A3000」 | 「HT-A5000」 | 「HT-A7000」 |
価格(メーカー希望小売価格) | 88,000 円(税込) | 132,000 円(税込) | 198,000 円(税込) |
実売価格(2023年6月) | 66,960 円(税込) | 107,488 円(税込) | 156,000 円(税込) |
スピーカーch数 | 3.1ch (サブウーファー内蔵) | 5.1.2ch (サブウーファー内蔵) | 7.1.2ch (サブウーファー内蔵) |
実力最大出力 | 250W | 450W | 500W |
フロント | 50W/50W | 50W/50W | 45.5W/45.5w |
センター | 50W | 50W | 45.5W |
サブウーファー | 50W/50W | 50W/50W | 45.5W/45.5w |
フロントトゥイーター | なし | 50W/50W | 45.5W/45.5w |
イネーブルドスピーカー | なし | 50W/50W | 45.5W/45.5w |
HDMI端子数(入力/出力) | なし/1 | 1/1 | 2/1 |
eARC/ARC ※① | 〇 | 〇 | 〇 |
パススルー 4K/60 | × | 〇 | 〇 |
8K/60 | × | 〇 | 〇 |
4K/120 | × | 〇 | 〇 |
360 Spatial Sound Mapping | 〇 | 〇 | 〇 |
アコースティックセンターシンク ※② | 〇 | 〇 | 〇 |
X-balanced Speaker unit ※③ | 〇 | 〇 | 〇 |
ハイレゾ対応 | × | 〇 | 〇 |
Wi-Fi | 〇 | 〇 | 〇 |
Google Homeからの操作 | 〇 | 〇 | 〇 |
Amazon Alexaからの操作 | 〇 | 〇 | 〇 |
壁掛け | 〇 | 〇 | 〇 |
本体サイズ(幅x高さx奥行き) | 950mm X 64mm X 128mm | 1210mm X 67mm X 140mm | 1300mm X 80mm X 142mm |
質量 | 4.6㎏ | 6.1㎏ | 8.7㎏ |
拡張できるオプションスピーカー | サラウンドスピーカー:SA-RS5、SA-RS3S サブウーファー:SA-SW3、SA-SW5 |
※①、②、③と赤太字の箇所は下記でさらに詳しく比較します。



※① eARC/ARCとは?
まずはARCから。
ARC(Audio Return Channel)とは、テレビのデジタル信号が伝送される機能。
ARC機能があればHDMIケーブルを1本差すだけで、サウンドバーとテレビが連動し音声を楽しむことができます。(テレビ側にもARC機能が必要です)
では、eARCとはなんでしょうか?
eARCとは、ARCにEnhanced(強化、拡張を意味する)を足した言葉の通りARCの機能に高音質フォーマット対応プラスした技術です。
つまり、ARCより良い音を手軽に楽しめる機能。(テレビやプレーヤー側にもeARC機能が必要)
近年、再生メディアの音質が向上し、Dolby TrueHDやDTS-HD Master Audioとったロスレス圧縮の音声フォーマットの採用が増えたため、高音質のフォーマットに対応していない光デジタルやARC機能では役不足になってしまいました。
そこで開発された技術がARCを強化したeARC(Enhanced Audio Return Channel)。
この機能によりDolby TrueHDやDTS-HD Master Audioの高音質フォーマットにも対応し、Blu-rayに記録されている音質をそのままサウンドバーから聞くことができます。
ただし、eARC機能を利用する時は2つ注意点があります。
1.HDMIケーブルが「eARC対応」または「HDMI2.1対応」「Ultra-High Speed」のものを選ぶ必要がある。
2.サウンドバーの接続時に「外部機器(PS4、5、Blu-rayプレーヤー)」→「サウンドバー」→「テレビ」の順番にHDMIケーブルで接続することでeARC機能を最大限に発揮することができます。
注:「HT-A3000」はHDMI入力がないため上記の接続方法はできません。
※② アコースティックセンターシンクとは?

画像はイメージです。
アコースティックセンターシンクとは、ソニーの液晶テレビ「ブラビア」の最新対応モデルをセンタースピーカーとして駆動させる機能。
テレビのスピーカーをセンタースピーカーとして音を出すことで、音の定位感が向上し、臨場感が増す効果が期待できます。
アコースティックセンターシンクに対応するブラビアは
22年モデルからA95K/A80K/A90K/X95K/X90K(50X90K除く)シリーズ。
21年モデルからA90J/A80J/X95Jシリーズの各製品となっています。
※③「 X-balanced Speaker unit」とは?
「HT-A5000/A3000」と「HT-A7000」に共通して搭載されている「X-Balanced Speaker Unit」とは、ソニー新開発の技術でサウンドバーなど小型スピーカーを搭載する製品の弱点を補う技術です。
サウンドバーの弱点とは、サウンドバー全体のサイズがコンパクトゆえに一般的なオーディオ用スピーカーと比べると、スピーカーの振動板の大きさが十分に取れないこと。
この弱点のため、サウンドバーはテレビのスピーカーよりは良いものの、一般的なオーディオ用スピーカーと比べると「音圧レベルが足らない」、「音質に歪みが生じ不明瞭になる」、「低音不足」という問題点を抱えていました。
しかし、「X-Balanced Speaker Unit」であれば、スピーカー本体はコンパクトなまま、振動板面積を拡大することで、サウンドバーの弱点を補うことができています。
「X-Balanced Speaker Unit」を搭載された「HT-Aシリーズ」には、従来モデルと比べ次のような効果が期待されます。
- 振動板拡大により音圧がアップ。
- 歪みが少なくクリアな音質になる。
- 低音が安定し、輪郭のある低音になる。
「HT-A5000」、「HT-A3000」と「HT-A7000」のスピーカーch数を比較

画像はイメージです。
サウンドバーの音の明瞭さ、臨場感、立体感などに大きく関わるのがスピーカーのch数です。
「HT-A5000」、「HT-A3000」と「HT-A7000」のスピーカーch数を比較して、どんな特徴があるのかご説明します。
商品名 | 「HT-A3000」 | 「HT-A5000」 | 「HT-A7000」 |
スピーカーch数 | 3.1ch (サブウーファー内蔵) | 5.1.2ch (サブウーファー内蔵) | 7.1.2ch (サブウーファー内蔵) |
「HT-A3000」スピーカーch数3.1ch
「HT-A3000」のスピーカーch数は3.1chとなっていて、内部構造は以下のようになっています。

by:https://www.sony.jp/一部編集
3.1chの構成はフロントLRスピーカー2基、センタースピーカー1基、低音再生用のサブウーファーを2基で、そのすべてが「X-Balanced Speaker Unit」の構成となっています。
「HT-A3000」に搭載されているスピーカーが3基と「HT-Aシリーズ」では一番少ないスピーカー数ですが、フロントLRスピーカー、センタースピーカーは「X-Balanced Speaker Unit」のスピーカーのため、従来の丸形のスピーカーに比べ大幅に音圧やクオリティが向上しているので、十分に聴きごたえのある音を楽しむことができます。
また「X-Balanced Speaker Unit」のデュアルサブウーファー搭載なので、小型ながらパワフルな重低音を楽しめるのも「HT-A3000」の魅力です。

低コストで「360 Spatial Sound Mapping」を楽しめる
「HT-A3000」の拡張スピーカーである「SA-RS5」か「SA-RS3S」どちらかのサラウンドスピーカーを追加することで「360 Spatial Sound Mapping」を楽しむことができます。
「360 Spatial Sound Mapping」をできるだけコストを抑えて楽しみたい方にとって「HT-A3000」はおすすめのサウンドバーです。
ただ残念なのが「HT-A3000」はハイレゾ対応ではないため、音楽を楽しむというより映画の音をテレビの音より良い音で楽しみたい方向けのサウンドバーという位置づけになっています。


「HT-A5000」スピーカーch数5.1.2ch
「HT-A5000」のスピーカーch数は5.1.2chとなっていて、内部構造は以下のようになっています。

by:https://www.sony.jp/一部編集
「HT-A5000」のスピーカー構成はフロントLRスピーカー2基、センタースピーカー1基、イネーブルドスピーカー2基、低音再生用のサブウーファーを2基で、これらがすべて「X-Balanced Speaker Unit」の構成となっており、壁からの音の反射を利用してワイドなサラウンドを実現するビームトゥイーターが2基搭載され、5.1.2chのスピーカー構成となっています。
「HT-A5000」と「HT-A7000」から追加されるイネーブルドスピーカーとビームトゥイーターが非常に優秀で、バーチャルサラウンドの「S-Force PROフロントサラウンド」「Vertical Surround Engine」を同時に駆動させることで、目の前にあるのはサウンドバーの1本なのに、より広いサラウンドや没入感を楽しむことができます。

音の情報量を増やしたいなら、サラウンドスピーカーの追加は必須!
「HT-A5000」は「HT-A3000」と比べるとイネーブルドスピーカーとビームトゥイーターによって格段にサラウンドや没入感を楽しむことができます。
しかし、映画やゲームの世界にさらに入り込みたい方には「SA-RS5」か「SA-RS3S」のどちらかのサラウンドスピーカーは必須アイテムです。


他のレビューでもよく書かれていますが、壁や天井に反射させた音と、実際に自分の後方に置いたスピーカーとでは、音の情報量が桁違いです。
後ろから迫ってくる音や前から自分の方に近づいて後ろへ去っていく音などの音の密度、明瞭さを是非体感してみてください。
「HT-A7000」スピーカーch数7.1.2ch
「HT-A7000」のスピーカーch数は7.1.2chとなっていて、内部構造は以下のようになっています。
「HT-A7000」には、
①イネーブルドスピーカーが上部に2つ。
②デュアルサブウーファーが正面に2つ。
③センタースピーカーを含むフロントスピーカーが正面に5つ。
④左右の壁に反射させるビームトゥイーターが2つ。
の合計11基のスピーカーが搭載されており、単体でも天井や壁に反射させて7.1.2chのバーチャルサラウンド再生が単体で可能です。(eARC接続が必要)
さらに「HT-A7000」には通常のテレビの2chステレオ放送をボタンひとつで没入感を向上させたサラウンドサウンドへと変更できる「Immersive Audio Enhancement」という機能を搭載しています。

スピーカーを拡張するならサブウーファーからがおすすめ
「HT-A7000」は11基のスピーカーを搭載していることと本体の横幅も一番大きいこともあり、「HT-A5000」や「HT-A3000」と比べるとサラウンドや音のクオリティもより高くなっています。
そのため、スピーカーを拡張していくことを前提に購入を検討されている方には、まずはサブウーファーから追加するのをおすすめします。
「SA-SW5(300W)」
税込93,500円(メーカー希望小売価格)

「SA-SW3(200W)」
税込52,800円(メーカー希望小売価格)

「HT-A7000」自体に搭載されているの低音レベルを調整する機能で低音の迫力を増すこともできますが、低音の再生には電気的負担が大きく、その負担はフロントやセンタースピーカーなど他のスピーカーの音のクオリティに影響が出てしまいます。
しかし、サブウーファーを追加するならその低音の負担をサブウーファーに任せられるので、サウンドバーの中高音域のクオリティが格段に向上し、サブウーファーからの十分な低音も楽しめます。
「HT-A5000」、「HT-A3000」と「HT-A7000」のHDMI端子数とパススルー機能を比較
HDMI端子数は複数の機器を接続できるか、パススルー機能を使用できるかに関わっていきます。「HT-A5000」、「HT-A3000」と「HT-A7000」のHDMI端子数を比較して、どんな特徴があるのか表にまとめてご説明します。
商品名 | 「HT-A3000」 | 「HT-A5000」 | 「HT-A7000」 |
HDMI端子数(入力/出力) | なし/1 | 1/1 | 2/1 |
パススルー 4K/60 | × | 〇 | 〇 |
8K/60 | × | 〇 | 〇 |
4K/120 | × | 〇 | 〇 |
特徴 | HDMI入力端子がないため、パススルー機能も無い。 そのため他の機器を「HT-A3000」に接続して、テレビへ出力することができない。 | HDMI入力端子があり、パススルー機能も8K/60、4K/120まで対応しているためをBlu-rayプレーヤーだけでなく、PS5などの次世代ゲーム機を接続して、テレビ側へ出力することが可能。 直接サウンドバーに再生機器やゲーム機を接続できるため、テレビを経由して接続される場合よりも音よりクオリティが向上する。 |
PS5と「HT-A3000」、「HT-A5000」、「HT-A7000」の接続例
「HT-A3000」は、HDMI入力端子がないため接続方法が限られています。
「HT-A3000」のPS5との接続方法は
①PS5
↓
②テレビ
↓
③サウンドバーの接続方法のみ。
「HT-A5000」と「HT-A7000」にはHDMI入力端子が搭載されているので上記の接続方法に加えて、下記の接続方法も可能です。
「HT-A5000」、「HT-A7000」の接続方法は
①PS5
↓
②サウンドバー
↓
③テレビの順での接続方法も可能。
「HT-A5000」と「HT-A7000」の接続方法の場合、再生機器からサウンドバーへ直接音の情報が入るため、音のクオリティが向上するメリットがあります。



「HT-A5000」、「HT-A3000」と「HT-A7000」のサイズを比較
サイズは非常に重要な比較項目です。サウンドバーはテレビのサイズとのバランスで決めなければ不格好になってしまいますし、サイズによっては「テレビ台の上に乗らない」、「液晶画面の下部がサウンドバーで隠れてしまう」などの問題が起きるからです。
ご自宅のテレビのサイズも重要ですが、テレビ台のサイズもしっかり測ってどのサウンドバーにするか検討することをおすすめします。
商品名 | 「HT-A3000」 | 「HT-A5000」 | 「HT-A7000」 |
本体サイズ(幅x高さx奥行き) | 950mm X 64mm X 128mm | 1210mm X 67mm X 140mm | 1300mm X 80mm X 142mm |
比較表の通り、すべてのサイズでHT-A3000が一番小さく、HT-A7000よりでHT-A5000サイズとなっています。
「HT-A5000」、「HT-A3000」と「HT-A7000」の幅を比較
実際のサイズ感の比較も画像で見てみましょう。

by:https://www.sony.jp/(一部編集)
フラッグシップサウンドバーの「HT-A7000」が非常に大きいことが良くわかると思います。
テレビとサウンドバーのサイズ感がわかりにくいと感じておられる方に、SONYの液晶テレビの幅とサウンドバーの幅のサイズ感を比較して何型がどのサウンドバーに合うのか見てみましょう。
「HT-A5000」、「HT-A3000」と「HT-A7000」におすすめのテレビサイズ
一般的に、テレビとサウンドバーの幅のサイズ感はサウンドバーがテレビより大きくならない方がバランスよく見えると言われています。
その基準でSONYの液晶テレビの横幅からそれぞれのサウンドバーにちょうどいいのは何型見てみましょう。
- 「HT-A7000」におすすめのテレビのサイズ=65~75型モデル
上の図で色分けでも示しましたが、一番サイズの大きい「HT-A7000」は1300mmあるため、今売れ筋でもある55インチのテレビでも横幅がはみ出てしまうほどのサイズです。
そのため液晶テレビを選ぶなら最低でも60インチないと「HT-A7000」の方がはみ出てしまいます。
- 「HT-A5000」におすすめのテレビのサイズ=55~75型モデル
「HT-A5000」は人気モデルの55型もカバーしており、中間グレードとしては非常に魅力的なサイズ感であることがわかります。
- 「HT-A3000」におすすめのテレビのサイズ=43~55型モデル
「HT-A3000」は少し前まで液晶テレビの主流のサイズだった43型からカバーしており、そんなに大きな液晶画面はいらないけど、音はテレビよりもよくしたいというニーズに合ったサイズ感になっています。
横幅がはみ出ないという点では75型のテレビでも大丈夫ですが、55インチまでの方がバランス良く設置できます。
「HT-A5000」、「HT-A3000」と「HT-A7000」の高さと奥行を比較
サウンドバーの高さと奥行も忘れずにチェックしてください。
高さによってはテレビの画面と被ることもあります。奥行も長すぎるとテレビ台からはみ出てしまい結局テレビ台も買い替えなければいけないということになりかねないからです。
テレビ台の脚部に板を足したりして高さを調整することで問題を回避することはできますが、転倒しないようにしっかりとしたもので調整する必要があります。
特に「HT-A7000」は高さが80mm(8㎝)とかなり大きいので注意してください。
奥行は一番小さい「HT-A3000」でも128mmあります。
サウンドバーをテレビの脚部にぴったりとくっつけてしまうと余計な振動が伝わったりして、音質に影響が出ることもあるため、サウンドバーの置き場所は奥行もゆとりのある場所がおすすめです。
少しでも離れていればそれらの問題は軽減されるので「HT-Aシリーズ」を置くスペースは最低でも150mmの奥行があれば良いでしょう。



「HT-A5000」、「HT-A3000」と「HT-A7000」の音質を比較
それぞれのサウンドバーの音質を実際に視聴と様々なレビューの情報を基にまとめてみました。
商品名 | 「HT-A3000」 | 「HT-A5000」 | 「HT-A7000」 |
高音 | 明るくキレがある。 | はっきりとしており、明瞭でしまりがある。 | 「HT-A5000」にさらに情報量が加わる。 |
中音 | セリフなどの声も聞き取りやすく、リアルな質感。 | 解像度も高く、他の音としっかりわかれていて聞きやすい。 | 音の安定感も良く、余裕がある。 映画などの映像作品だけでなく、音楽だけを聞いてもボーカルの声なども気持ちよく聞こえる。 |
低音 | テレビよりはるかに低音が出るが、パンチにかける。 低音を求める方はサブウーファーの追加はおすすめです。 | 低音の調整が3段階しかできないため、物足りないと感じることも。 全体としてのバランスはGood。 | 中高音が良い分、低音は物足らなく感じる。サブウーファーを使用することで、中高音含め劇的に音が改善するので、低音重視の方にはサブウーファーは必須。 |
サラウンド | 幅が狭いため上位グレードと比べるとどうしても劣るります。 しかし、サラウンドスピーカーのSA-RS5かSA-RS3Sを加えることで、サラウンド感は向上します。 | 「HT-A3000」からイネーブルドスピーカーとビームトゥイーターが追加されることや、幅もかなり大きくなるため、音の広がりはとても良く感じます。 | サイズも一番大きいことや、イネーブルドスピーカーのサイズも大きくなるため、音の広がり方は一番。 音の情報量や解像度もさすがのフラッグシップサウンドバー。 1本でバーチャルサラウンドを十分に楽しめます。 |
総評 | テレビと比べると音は格段に良くなります。 また狭い部屋などでも十分に性能を発揮できるサウンドバー。 大きな部屋だと単体では非力ですが、拡張前提で考えるなら「360 Spatial Sound Mapping」も楽しめて、低音もサブウーファーで出せるので、エントリーモデルとしては十分な一台です。 | 映画鑑賞メインの方には是非おすすめ。 4K/120パススルー機能もあるため、PS5などの次世代機器も高画質、高音質でリアルなサラウンドを楽しめます。 今まで「HT-A7000」や「HT-A9」をあきらめていた方にはおすすめ。 | 映画などの映像作品、ライブサウンドなどのサラウンド再生を楽しみたい方には間違いなく長く楽しめるサウンドバーです。 もともとパワーのあるサウンドバーですが、スピーカーを拡張することで、本格的なスピーカーの音へとどんどん近づいていきます。 |
まとめ
最後にそれぞれのサウンドバーがどんな人におすすめかまとめてみました。
商品名 | 「HT-A3000」 | 「HT-A5000」 | 「HT-A7000」 |
おすすめな人 |
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おすすめの拡張スピーカーの組み合わせ | |
商品名 | |
「HT-A3000」 | 本体+「SA-RS3S」+「SA-SW3」![]() ![]() ![]() |
「HT-A5000」 | 本体+「SA-RS5」+「SA-SW3」![]() ![]() ![]()
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「HT-A7000」 | 本体+「SA-RS5」+「SA-SW3」![]() ![]() ![]() |
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