自宅で映画館の音を手軽に楽しみたい。
PlayStation5を最高の画質と音で楽しみたい!
けど、AVアンプやスピーカーの配線は面倒だし、ややこしそうでよくわからない。同じお金をかけるなら、シンプルでスッキリ見えるものがいい。
このような悩みや考えをしておられる方におすすめなのが、2021年8月に発売されたSONYのサウンドバーのフラッグシップモデル「HT-A7000」です。
今回は、SONYのサウンドバーのフラッグシップモデル「HT-A7000」の機能レビューと魅力、AVアンプと比較するとどうなのか?
どんな人に「HT-A7000」はおすすめなのかご紹介したいと思います。
SONYサウンドバー「HT-A7000」とは?
SONYのサウンドバーのフラッグシップモデル「HT-A7000」は、SONYの先代サウンドバーフラッグシップモデル「HT-ST5000」の発売から約4年振りにリニューアルされた7.1.2chサウンドバーです。
価格は198,000円(税込)で、実売価格143,000円~168,000円(税込:2022年10月時点)の間が多いようです。
SONYサウンドバー「HT-A7000」の機能レビュー
まずはSONYサウンドバー「HT-A7000」の機能面の大きな特長をレビューしていきましょう。
- 新開発「X-Balanced Speaker Unit」を搭載。
- どんなサウンドバーにも負けないバーチャルサラウンド音場。
- 8K HDR/4K120P パススルーに対応。
- 「Immersive Audio Enhancement」機能で2ch音声も7.1.2chにアップスケール。
- その場にいるかのような臨場感をさらに高める「360 Realty Audio」。
- 初心者に嬉しい「自動音場最適化機能」。
新開発「X-Balanced Speaker Unit」を搭載
「X-Balanced Speaker Unit」とは、ソニー新開発の技術でサウンドバーなど小型スピーカーを搭載する製品の弱点を補う技術です。
サウンドバーの弱点とは、サウンドバー全体のサイズがコンパクトゆえに一般的なオーディオ用スピーカーと比べると、スピーカーの振動板の大きさが十分に取れないこと。
この弱点のため、サウンドバーはテレビのスピーカーよりは良いものの、一般的なオーディオ用スピーカーと比べると「音圧レベルが足らない」、「音質に歪みが生じ不明瞭になる」、「低音不足」という問題点を抱えていました。
しかし、「X-Balanced Speaker Unit」であれば、スピーカー本体はコンパクトなまま、振動板面積を拡大することで、従来機の弱点を補っています。
「X-Balanced Speaker Unit」を搭載された「HT-A7000」には、従来モデルと比べ次のような効果が期待されます。
- 振動板拡大により音圧がアップ。
- 歪みが少なくクリアな音質になる。
- 低音が安定し、輪郭のある低音になる。
どんなサウンドバーにも負けないサラウンド音場
「HT-A7000」は、合計11個のスピーカーで構成されたサウンドバーとなっています。
それぞれのスピーカーの特長を見てみましょう。
①イネーブルドスピーカー
天井に音を反射させてオーバーヘッドサウンドを生み出すイネーブルドスピーカーがそれぞれ本体左右の上側に配置。
このスピーカーにより3次元に音の広がりが生まれます。
②デュアルサブウーファー
「X-Balanced Speaker Unit」で構成されたデュアルサブウーファーが、一般的なサウンドバー内蔵サブウーファーと比べ、より力強く、クリアで輪郭のある低音を響かせてくれます。
今までのサウンドバー内蔵サブウーファーでは物足りないと感じておられる方でもきっと満足できる低音です。
③フロントスピーカー
5つのフロントスピーカーの内、デュアルサブウーファーの間にあるスピーカーはセンタースピーカーの役割を担い、サイドの4つのフロントスピーカーが迫力メインサウンドを響かせます。
2ch再生時にもクリアなサウンドを聞かせてくれる出力45.5Wの優秀なフロントスピーカーです。
④ビームトゥイーター
横方向に指向性の高い音を反射させ、より広がりのある音を作り出すビームトゥイーターが本体の左右に搭載されています。
トゥイーターを取り付ける音響管には大きさの異なる複数の穴を設け、指向性の強い音を放射することで、位相(音の波や揺らぎ)を制御しています。
指向性の強い音は左右の音に反射し、よりリアルなバーチャルサラウンドを作り出すことに貢献しています。
これらのスピーカーの特性に加え、「HT-A7000」ではバーチャルサラウンド技術の「S-Force PROフロントサラウンド」と「Vertical Surround Engine」を同時に駆動させ、音の広がりと密度をさらに高めることで、よりリアルな7.1.2ch環境を作り出しています。
サウンドバーは確かに目の前にあるのに、高い所の音は頭上から、横から忍び寄る音、近づいたり離れたりする音も横から、飛行機や車など動くものが走り去っていく音もリアルに体感することができます。
8K HDR/4K120P パススルーに対応
ソニーのサウンドバー「HT-A7000」の大きな変化の一つは8K HDR/4K120Pパススルー機能が搭載されたこと。
PlayStation5などの次世代ゲーム機を所有しておられる方や、超高画質の映像を見ることが多い方にとって、ソニーのサウンドバー「HT-A7000」に8K HDR/4K120Pパススルー機能が搭載されたことを喜んでおられる方も多いはず。
今まで、PlayStation5を所有している方であれば下記のような問題を抱えた方もおられたはず。
例えば、PlayStation5の音をよりクリアでリアルに聞きたい思い、PlayStation5を従来のサウンドバーに接続してからテレビに接続すると、4K/120P対応のテレビに直接PlayStation5を接続した時より、画質が劣化してしまうということ。
それものそのはず、従来のサウンドバーでは4K/60Pパススルーが最高スペックだったため、画質がダウングレードでしてしまい、PlayStation5の性能を生かし切ることが出来なかったのです。
そのため多くの方が音質が多少なりとも犠牲になるものの、PlayStation5はテレビに直接つなぎ、テレビとサウンドバーを接続されていたと思われます。
結果、サウンドバーを所有しておられる方は、PlayStation5の画質を取るか、サウンドバーの本来の音質を取るかの二択に迫られたり、サウンドバーの購入そのものをあきらめておられた方も少なくないはず。
しかし、SONYサウンドバー「HT-A7000」であれば4K/120Pだけでなく8K HDRまで対応のため、PlayStation5などの次世代ゲーム機の映像美や壮麗な音楽を一切損なうことなくフルに楽しむことができます。
「Immersive Audio Enhancement」機能で2ch音声も7.1.2chにアップスケール
「Enhancement」には、強化、拡張、向上などの意味がありますが、その言葉のとおり「Immersive Audio Enhancement」は2chの音を7.1.2chまで強化・拡張してくれる機能です。
テレビ放送で流れる音では臨場感や迫力にかける場合、リモコンのボタン1つで大迫力のサラウンドを手軽に楽しめます。
その場にいるかのような臨場感をさらに高める「360 Realty Audio」
「360 Realty Audio」とは、オブジェクトオーディオを用いた技術のこと。
オブジェクトオーディオとは、視聴者を複数のスピーカーで取り囲んで立体的な音響表現を行うサラウンド音声において、より音の移動表現を明確にする新技術の総称を指して使用されています。
ソニーがそのオブジェクトオーディオ技術をもとに新しい音楽体験を可能したのが「360 Realty Audio」です。
例えばライブ会場には、ボーカルやギター、ベース、ドラム、ピアノ、コーラス、観客の歓声や手拍子などのあらゆる音の情報がありますが、「360 Realty Audio」ではその音の情報1つ1つに位置情報を追加し、さらにその情報を360度の球体にそれぞれ適切な場所へ配置しています。
つまり、「360 Realty Audio」は音を聞く人に、360度あらゆる方向から適切な音が聞こえ、実際にそこへ行って聞いているかのような体験をすることができるのです。
その機能がSONYサウンドバー「HT-A7000」にも搭載されているのです。
「360 Reality Audio」を楽しむには?
「360 Reality Audio」を「HT-A7000」で再生するにはWi-Fi環境下であることや、“Sony Music Center”で「360 Reality Audio」を提供しているストリーミングサービスを確認することが必要です。
また、SONY「HT-A7000」はワイヤレスリアスピーカー「SA-RS5」または「SA-RS3S」を追加することで「360 Spatial Sound Mapping」も体感できます。
「360 Spatial Sound Mapping」とは?
ソニー独自のスピーカー間および天井間距離測距技術と物理音場再現技術を組み合わせた機能。
この機能は個々のワイヤレススピーカーに搭載されている2つのマイクを用いてスピーカー同士の相対的な位置関係を測定し、その外側に存在すると仮定した最大12個のファントムスピーカー(仮想音源)が作り出す音の波面を再現するという仕組みです。
「360 Spatial Sound Mapping」はバーチャルサラウンド(心理音響技術による錯覚)とは違い、実際に音場を生成していることがポイント。サラウンド再生時に生じる聴感上の個人差もなく、広いエリアでサラウンドを楽しめます。
ワイヤレスリアスピーカー「SA-RS5」
(90W×2、バッテリー駆動可能)
税込74,800円(メーカー希望小売価格)
ワイヤレスリアスピーカー「SA-RS3S」
(50W×2)
税込52,800円(メーカー希望小売価格)
初心者に嬉しい「自動音場最適化機能」
オーディオを初めて触れる方がハードルを高く感じるのが、音の設定。
その点、SONYのサウンドバー「HT-A7000」には「自動音場最適化機能」が搭載されているので非常に簡単です。
別売りのサブウーファーやリアスピーカーの接続も有線ではなくBluetoothで接続できるのも嬉しいポイント。
煩わしいスピーカーケーブルと格闘する必要はありません。さらにそのスピーカーの位置も自動で判断し、適切な音を再生してくれます。
別売りのサブウーファーは2種類、サラウンドスピーカーは1種類発売されており、サブウーファーはさらに重低音を聞きたい方、リアスピーカーは後方からのリアルサラウンドを加えることでより臨場感あふれる音を楽しむことができます。
しかし、サブウーファーに関しては、かなりの重低音が出るので集合住宅に住んでおられる方はフル活用することはできないかもしれません。
SONYサウンドバー「HT-A7000」をAVアンプと比較
サウンドバーはオーディオをこれから始める方にとって非常に始めやすいオーディオ機器です。
しかし、SONYサウンドバー「HT-A7000」と同価格、同機能を有しているAVアンプ(スピーカーを含む)と比較した場合、どれほどサウンドバーにメリットがあるのでしょうか?
今回、上記で説明した「HT-A7000」の主な機能とほぼ同等の機能を搭載し、AVアンプとスピーカーの価格を合わせて「HT-A7000」の実売最安価格157,000円(2022年5月時点)とほぼ同価格になるAVアンプとスピーカーと比較してメリット・デメリットを考えてみました。
サウンドバー「HT-A7000」とAVアンプを比較するポイントは大きく分けて3つ。
- 使いやすさ。
- 音質。
- 汎用性と拡張性。
比較するAVアンプは、YAMAHA「AVENTAGE RX-A2A」実売価格最安価格78,000円(2021年10月時点)
スピーカーは、YAMAHA「NS-F500」実売価格最安価格31,150円(2021年10月時点、1本)
合計140,300円のセットと比較してみましょう。
サウンドバー「HT-A7000」とAVアンプの使いやすさを比較
この点は、比較考量するまでもなくサウンドバーに軍配が上がります。
そもそもサウンドバーを設置するときに必要なものやスペースがAVアンプと比べ少ないからです。
「HT-A7000」 | 「AVENTAGE RX-A2A」 | 「NS-F500」 | ||
サイズ(幅×高さ×奥行) | 1300 X 80 X 142mm | 435 x 171 x 372 mm | 224x981x349 mm | |
配線作業 | 電源ケーブル、HDMIケーブル | 電源ケーブル、HDMIケーブル | スピーカーケーブル2台分 |
サウンドバーの中では「HT-A7000」は横幅の大きな部類に入りますが、それでもAVアンプとスピーカーを設置するスペースに比べるとテレビ台の上にテレビと一緒に置くか、壁掛けすることも可能なので非常に省スペースな上、比較的簡単に設置できます。
それに比べAVアンプは、テレビとの接続がHDMIケーブル1本で済んだとしても、スピーカーの配線を煩わしく感じる方が多いでしょう。
スピーカーを配置する場所に応じて、スピーカーケーブルの長さも考える必要もあります。
また、Blu-rayプレーヤーやレコーダー、ゲーム機、HDDなどを所有していると、それらの配線でテレビの裏はごった返していることも少なくありません。
そこにスピーカーだけで4本ものケーブルが足されるのは煩わしいことでしょう。
リモコンに関しても、「HT-A7000」は「AVENTAGE RX-A2A」と比べボタンも少なくシンプルなため、初心者の方でも使いやすいでしょう。
またサウンドバー1本で簡単に7.1.2chのバーチャルサラウンドを楽しめるのもメリットです。「AVENTAGE RX-A2A」も「シネマDSP(3Dモード)」があるので、バーチャルサラウンドを楽しむことはできますが、「HT-A7000」は高さ方向の音を生み出すイネーブルドスピーカーや指向性の高い横方向の音を出すビームトゥイーターが内蔵されているので、音質を抜きにしたサラウンド環境という点では「HT-A7000」に軍配があがります。
使いやすさという点で「HT-A7000」のデメリットをあげるとすれば、先ほど述べたように「HT-A7000」は横幅が1m30㎝もあるという点です。
1m30㎝というと液晶テレビの60インチ以上の幅に相当するので、仮に40~50インチの液晶テレビの前に「HT-A7000」を置くと「HT-A7000」の存在感がすごく出てしまいバランスが悪いなぁと感じる方もおられるでしょう。
その点、AVアンプ「AVENTAGE RX-A2A」であればテレビ台の中に隠すことができますし、スピーカーの「NS-F500」は大きくても高級感があるスピーカーなので、アンバランスということにはならず、全体の雰囲気が向上するでしょう。
サウンドバー「HT-A7000」とAVアンプの音質を比較
「HT-A7000」と「AVENTAGE RX-A2A」の音質はどうでしょうか?
「HT-A7000」にはソニーが開発した「X-Balanced Speaker Unit」が搭載されているので、従来のサウンドバーと比べると大幅に音質は向上しており、フラッグシップモデルというだけはある音を楽しめます。
SONYの高音はもともと抜けが良く透明感のある高音が持ち味のスピーカーが多いですが、その良さが「HT-A7000」にも表れています。
ただし、低音に関しては少し好みがわかれて、人によってはデメリットになるかもしれません。
デュアルサブウーファー内蔵が思ったよりも強力なので、ズンズン響く低音は楽しめますが、低音レベルが3段階しか変更できないため、もう少し低音が無くても良いと感じる方もおられることでしょう。
サウンドバーのメリットをあげてきましたが、音質でAVアンプ「AVENTAGE RX-A2A」と「NS-F500」の組み合わせと「HT-A7000」を比較するのは少し酷かもしれません。
YAMAHAのAVアンプ「AVENTAGEシリーズ」とは
・「サウンドクオリティーの追究」
・「あらゆる環境にフィット」
・「新世代の映像やゲームを楽しむ」
といった要素を備えたヤマハAVアンプの中でも上位グレードに属するAVアンプ。
その中のエントリーモデルなのが「RX-A2A」ですが、音のクオリティーは十分です。
組み合わせるスピーカーの「NS-F500」もピュアオーディオでも十分に対応でき、高音から低音までしっかりと鳴らしてくれる非常にコストパフォーマンスの高いフロアスタンディングスピーカーです。
スピーカーは、設置されている場所、本体の大きさの違いで音の響きや広がりが大きく変わるので、音質においてサウンドバーがAVアンプとスピーカーの組み合わせを完全に上回ることはできないようです。
ただし、スピーカーの「NS-F500」が持つ本来の音質を楽しむには、スピーカーを鳴らすエージングという工程のためにある程度の時間(目安100時間)が必要なので、手軽に高音質を楽しみたい方には、やはりサウンドバー「HT-A7000」の方が良いでしょう。
サウンドバー「HT-A7000」とAVアンプ「AVENTAGE RX-A2A」の汎用性と拡張性を比較
「HT-A7000」とAVアンプ「AVENTAGE RX-A2A」の汎用性と拡張性を比較した場合はどうでしょうか?
サウンドバー「HT-A7000」の汎用性と拡張性
「HT-A7000」はこの1台だけで映画、音楽、スマートフォンの音の再生が可能、映画館にいるような音を楽しめますし、スピーカーの大きさからは想像できないほどの迫力あるサウンドを楽しめます。
もし本体だけのサウンドに飽きた、もしくは物足りない、もっとリアルなサウンドを楽しみたいと思った場合でも、リアスピーカーやサブウーファーを追加することで拡張することもできるので十分な汎用性と拡張性を有しています。
AVアンプ「AVENTAGE RX-A2A」の汎用性と拡張性
「AVENTAGE RX-A2A」はそもそもAVアンプなので汎用性は申し分ないでしょう。
ネットワークオーディオや2chピュアオーディオでも楽しめますし、レコードプレーヤーなども楽しめます。
拡張性に関しても、最大7.1chまで接続可能な上「NS-F500」に追加用のサラウンドスピーカーやセンタースピーカー、サブウーファーがあるので、それらを追加することでリアルサラウンドを楽しむこともできます。
二つの汎用性と拡張性の比較の決め手は接続する機器次第?
汎用性と拡張性の比較に関しての優劣は、接続できる機器の数でどちらを選ぶかが決まってしまうかもしれません。
「HT-A7000」 | 「AVENTAGE RX-A2A」 | |
HDMI端子数 | 2 | 7 |
- 「HT-A7000」はHDMI端子が2つ。
複数の機器をつなぐつもりもなく、4K/120pパススルー機能よりも、手軽さプラス高音質と汎用性を求めておられるなら「HT-A7000」がおすすめです。
- AVアンプ「AVENTAGE RX-A2A」は7つのHDMI端子を搭載。
ゆくゆくは様々な機器を接続してその全てを高音質、高画質で楽しみたいと考えておられるなら、AVアンプをおすすめします。
どんな人にSONYのサウンドバー「HT-A7000」はおすすめなのか?
最後に、どんな人にSONYのサウンドバー「HT-A7000」はおすすめなのかまとめてみました。
- これまでサウンドバーを持っておられて買い替えを機にバージョンアップしたい方。
- 手軽に高音質のサウンドを楽しみたい方。
- 60インチ以上の液晶テレビを持っておられる方。
- PlayStation5など4K/120p対応の次世代ゲーム機を持っておられてサウンドバーを探している方。
- AVアンプに興味はないが、良い音を聞きたい方。
- 映画館の音を手軽に楽しみたい方。
- 大きいスピーカーを置くことができない、もしくは家族から反対されている方。
- スタイリッシュなリビングの環境を目指しておられる方。
SONYのサウンドバー「HT-A7000」はフラッグシップモデルのサウンドバーのため決して安い買い物ではありません。
しかし、購入を検討しておられる方で悩んでおられて上記でまとめた点に当てはまるなら、買って損はないサウンドバーでしょう。
SONYサウンドバー「HT-A7000」のスペック
最後にSONYサウンドバー「HT-A7000」のスペックをまとめておきましょう。
スピーカー構造 | 7.1.2ch(内蔵サブウーファー) | |
---|---|---|
スピーカー構成 | バースピーカー | HT-A7000 |
スピーカーユニット(フロント) | ||
フルレンジ | スピーカーユニット数 | 5 |
エンクロージャータイプ | アコースティックサスペンション型 | |
ユニットサイズ | 46mm X 54mm | |
振動板素材 | 発泡マイカ | |
X-balanced Speaker unit | ● | |
ウーファー | スピーカーユニット数 | 2 |
エンクロージャータイプ | バスレフレックス | |
ユニットサイズ | 51mm X 97mm | |
振動板素材 | 発泡マイカ | |
X-balanced Speaker unit | ● | |
ビームトゥイーター | スピーカーユニット数 | 2 |
上向きスピーカー | スピーカーユニット数 | 2 |
ユニットサイズ (mm) | 46mm X 54mm | |
振動板素材 | 発泡マイカ | |
X-balanced Speaker unit | ● | |
スピーカーグリル | ||
スピーカーグリル(バースピーカー) | グリルタイプ(バースピーカー) | 固定 |
グリル素材(バースピーカー) | パンチングメタル | |
入出力 | ||
メインユニット上ボタン | 電源 | ● |
ボリューム(+/-) | ● | |
Bluetoothペアリング | ● | |
インプット | ● | |
タッチ | ● | |
HDMI | 入力端子数/出力端子数 | 2 / 1 (eARC/ARC) |
eARC | ● | |
3Dパススルー | ● | |
4K/60p/YUV4:4:4 | ● | |
8K/60 YUV 4-2-0 10bit (非圧縮) | ● | |
4K/120 YUV4-4-4 10bit (非圧縮) | ● | |
カラースペース BT.2020 | ● | |
HDR | ● | |
Dolby Vision | ● | |
HLG (ハイブリッドログガンマ) | ● | |
HDCP2.2 *1 | ● | |
HDCP2.3 | ● | |
18Gbps | ● | |
40Gbps | ● | |
x.v.Color (xvYCC) | ● | |
HDMI連動 | ● | |
シーンセレクト連動 | ● | |
オーディオ機器コントロール | ● | |
ブラビアリンク | ● | |
HDMI CEC連動 | ● | |
HDMIスタンバイスルー | ● | |
光デジタル | 入力端子 | ● |
アナログ | 入力端子(ステレオミニ) | ● |
USB | USBメモリー TypeA | ● |
ファイルシステム | exFAT,FAT12/16/32,vFAT | |
Wi-Fi | IEEE802.11 バージョン | a/b/g/n/ac |
ホームネットワーク | DMS(デジタルメディアサーバー) | ● |
DMR (デジタルメディアレンダラー) | ● | |
Bluetooth | Bluetooth *2 | RX(受信)/TX(送信) |
A2DP | ● | |
A2DPバージョン | 1.3 | |
AVRCP | ● | |
AVRCPバージョン | 1.5 | |
Bluetoothバージョン | 5.0 | |
Bluetoothスタンバイ | ● | |
表示窓 | 表示窓 | ● |
調光 | ● | |
再生フォーマット | ||
HDMI入力 | Dolby Digital | ● |
Dolby Digital plus | ● | |
Dolby TrueHD | ● | |
Dolby Digital plus/Atmos | ● | |
Dolby TrueHD/Atmos | ● | |
Dolby Dual mono | ● | |
DTS | ● | |
DTS HD High Resolution Audio | ● | |
DTS HD Master Audio | ● | |
DTS ES | ● | |
DTS 96/24 | ● | |
DTS:X Master Audio | ● | |
LPCM | 2ch/5.1ch/7.1ch | |
LPCM fs | 192kHz/24bit | |
MPEG-2 AAC | ● | |
MPEG-4 AAC | ● | |
HDMI ARC | Dolby Digital | ● |
Dolby Digital plus | ● | |
Dolby Digital plus/Atmos | ● | |
Dolby Dual mono | ● | |
DTS | ● | |
DTS 96/24 | ● | |
LPCM 2ch | ● | |
LPCM fs | 48kHz/24bit | |
MPEG-2 AAC | ● | |
MPEG-4 AAC | ● | |
HDMI eARC | Dolby Digital | ● |
Dolby Digital plus | ● | |
Dolby Digital plus / Atmos | ● | |
Dolby TrueHD | ● | |
Dolby TrueHD / Atmos | ● | |
Dolby Atmos | ● | |
Dolby Dual mono | ● | |
DTS | ● | |
DTS HD High Resolution Audio | ● | |
DTS HD Master Audio | ● | |
DTS ES | ● | |
DTS 96/24 | ● | |
DTS:X | ● | |
LPCM | 2ch/5.1ch/7.1ch | |
LPCM fs | 192kHz/24bit | |
MPEG-2 AAC | ● | |
MPEG-4 AAC | ● | |
光デジタル入力 | Dolby Digital | ● |
Dolby Dual mono | ● | |
DTS | ● | |
LPCM 2ch | ● | |
LPCM fs | 48kHz/24bit | |
MPEG-2 AAC | ● | |
MPEG-4 AAC | ● | |
USB | DSD(.dsf / .dff ) | ● |
DSD Fs | 5.6MHz | |
DSDマルチチャンネル | ● | |
Wav | ● | |
Flac | ● | |
ALAC(.m4a, .mov) | ● | |
AIFF(.aiff, .aif) | ● | |
HE AAC | ● | |
AAC | ● | |
mp3 | ● | |
Monkey Audio | ● | |
WMA | ● | |
Ogg Vorbis | ● | |
DLNA | DSD(.dsf / .dff ) | ● |
DSD Fs | 5.6MHz | |
DSDマルチチャンネル | ● | |
Wav | ● | |
Flac | ● | |
Alac | ● | |
AIFF | ● | |
HE AAC | ● | |
AAC | ● | |
mp3 | ● | |
Monkey Audio | ● | |
WMA | ● | |
Ogg Vorbis | ● | |
Bluetooth(受信) | AAC | ● |
SBC | ● | |
LDAC | ● | |
Bluetooth(送信) | SBC | ● |
LDAC | ● | |
ハイレゾリューション・オーディオ | ||
ハイレゾリューション・オーディオ | ● | |
アンプ | ||
アンプタイプ | デジタルアンプ | ● |
S-Master HX | ● | |
チャンネル数 | チャンネル数 | 11 |
実力最大出力(非同時駆動/JEITA) | 実用最大出力合計値(非同時駆動、JEITA) | 500W |
フロント | 45.5W/45.5w | |
フロントトゥイーター | 45.5W/45.5w | |
センター | 45.5W | |
イネーブルドスピーカー | 45.5W/45.5w | |
サブウーファー | 45.5W/45.5w | |
スピーカー設定 | ||
ゲインコントロール | フロント | -6 dB – +6 dB |
サラウンド | -6 dB – +6 dB(別売リアスピーカー使用時) | |
イネーブルドスピーカー(L/R) | -6 dB – +6 dB | |
サブウーファー | -6 dB – +6 dB(別売サブスピーカー使用時) | |
距離調整 | フロント | 0 meter – 10 meters |
サラウンド | 0 meter – 10 meters | |
サブウーファー | 0 meter – 10 meters | |
天井高 | 1 meter – 5 meters | |
サウンド機能 | ||
サウンド調整 | サブウーファーボリューム | ● |
サラウンドスピーカーボリューム | ●(別売リアスピーカー使用時) | |
画音同期調整 | ● | |
アドバンスドオートボリューム(AAV) | ● | |
オーディオDRC | ● | |
消音 | ● | |
サウンドモード | Auto Sound *3 | ● |
Cinema *4 | ● | |
Music | ● | |
Standard | ● | |
サウンドエフェクト | ナイトモード | ● |
ボイスモード | ● | |
Immersive Audio Enhancement | ● | |
サウンド強化 | サウンドオプティマイザー | ● |
DSEE Extreme | ● | |
DSEE Extreme | アップスケール最大値 | 88.2kHz,96kHz/24bit |
アップスケール対象KHz/bit | 44.1kHz,48kHz/16bit,24bit | |
Surround | S-Force PRO | ● |
Vertical Surround Engine | ● | |
Dolby Speaker Virtual | ● | |
Dolby Prologic 1 | ● | |
Dolby Surround | ● | |
Neural:X | ● | |
自動音場補正機能 | DCAC | ● |
mic for DCAC | ●(内蔵) | |
ネットワークサービス | ||
Chromecast built-in | ● | |
Spotify Connect | ● | |
Music Serviceボタン | ● | |
Works with Google アシスタント | ● | |
Airplay2 | ● | |
ワイヤレス機能 | ||
TVワイヤレス接続 | ● | |
アプリ操作対応 | ||
Music Center | Music Center control(Wi-Fi経由) | ● |
ファームウェアアップデート | ||
ネットワーク経由 | ● | |
USBメモリー経由 | ● | |
画面表示 | ||
GUI(グラフィカルユーザーインターフェース) | ● | |
再生機能 | ||
USB | オールリピート | ● |
フォルダーリピート (music) | ● | |
トラックリピート | ● | |
シャッフル | ● | |
レジューム | ● | |
DLNA | フォルダーリピート (music) | ● |
トラックリピート | ● | |
シャッフル | ● | |
機能 | ||
機能 | IRリピーター/角度調整 | ● |
その他 | ||
かんたん設定 | ● | |
自動電源オフ | ● | |
付属品 | ||
リモコン | 機種名 | RMT-AH509J |
電池 | ● | |
ケーブル | テレビセンタースピーカーモードケーブル | ● |
HDMIケーブル | ● | |
ACコード | ● | |
その他 | 壁掛け用ブラケット | ● |
壁掛けガイド | ● | |
カード | 製品登録カード | ● |
保証証 | ● | |
クイックセットアップガイド | 日本語 | ● |
取扱説明書 | 日本語 | ● |
外形寸法と質量 | ||
外形寸法(約) | バースピーカー(幅x高さx奥行き) | 1300mm X 80mm X 142mm |
カートンタイプ | ボックスタイプ | |
カートン(幅x高さx奥行き) | 1366mm X 229mm X 200mm | |
質量(約) | バースピーカー | 8.7 kg |
総質量 | 12 kg | |
電源 | ||
電源 | 電源 | 100V |
電源周波数 | 50/60Hz | |
消費電力 | 消費電力(動作時) | 65W |
消費電力(待機時) *5 | 0.5W | |
消費電力 (Bluetoothスタンバイ時) *約 | 2.4W | |
消費電力 (ネットワークスタンバイ時) *約 | 2.4W | |
プラグ詳細 | ACプラグタイプ | A (Japan): 日本用 (並行平刃) |
電源設定 | オートスタンバイ | ● |
ネットワーク/Bluetooth スタンバイモード | ● |
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