今オススメのAVアンプ「NR1710」。「NR1710」にどのスピーカーを選べばいいのかわからないと迷っておられないでしょうか?
できれば“高級感を与えてくれるトールボーイ型”、“解像度も高くて”、“迫力のあるサウンドを鳴らしてくれる”、そんなトールボーイ型スピーカーないかな…。といろいろ探しておられませんか?
「NR1710」は多くの人が求めている“あまり高くなくて”、“コンパクトボディ”、“HDMI端子がたくさん”、“4K対応”、“デザインもおしゃれ”、“音がいい”と現代のニーズに完璧に応えている。
そんな「NR1710」に使うトールボーイ型スピーカーも、同じくらいニーズに合ったものがいいですよね。
そこで今回は、様々なトールボーイ型スピーカーのスペックを調べ、比較した中から「NR1710」にピッタリでおすすめトールボーイ型スピーカーをご紹介します。
「NR1710」には、どんなスペックのトールボーイ型スピーカーがおすすめなのか?
まずは「NR1710」のスペックの中から、おすすめなトールボーイ型スピーカーを選ぶための必要な項目を見てみましょう。
「NR1710」のスペック
今回は特に「NR1710」の「定格出力」、「インピーダンス」、「周波数特性」に注目して、おすすめなトールボーイ型スピーカーを選びたいと思います。
「NR1710」のスペック
「NR1710」のおすすめトールボーイ型スピーカー選びに必要な基準
「定格出力」、「インピーダンス」、「周波数特性」からおすすめトールボーイ型スピーカーを選ぶための基準をご説明します。
定格出力
「NR1710」の定格出力は全て50Wになっています。一般的な自宅で聴く分には50Wあれば全然問題ありません。
10Wほどでも家の壁が振動するほどになるからです。
しかし、スピーカー側のW数が50Wを下回ると、AVアンプ側の出力を最大限に上げた時にスピーカーの側が壊れる危険があるので注意が必要です。また、一般的にスピーカーはアンプの最大出力の2倍のものを使うと良いとされています。
そこで、1つ目の基準は、トールボーイ型スピーカー側の推奨アンプ出力が50-100Wのものがおすすめ。
インピーダンス
インピーダンスは、スピーカー内部の回路を信号が流れるときの電気抵抗のことです。
インピーダンスの単位は「Ω(オーム)」で、数値が大きいほど抵抗が大きく、電気信号が流れにくく、数値が小さいと流れやすくなります。「NR1710」の適合インピーダンスは4-16Ωなので、注意が必要なのは4Ωより下のスピーカーは選ばないことです。この適合インピーダンス範囲内のものであれば大丈夫です。
それで、2つ目の基準は、トールボーイ型スピーカーのインピーダンスは4 – 16Ωのものがおすすめ。
周波数特性
「NR1710」の周波数特性は10Hz~100kHzですが、一般的にスピーカー側の周波数特性は60Hzよりも低い音を出せれば、十分に低音を再生できるスピーカーと言えます。しかし、別でサブウーファーを購入しないと決めているのであれば、周波数特性はより低いHzが出るほうがおすすめです。
個人差もあるところですが、周波数特性がより低いHzから出ると、スピーカーから伝わる空気感にも違いが出てくると言われています。
今回の3つ目の基準は、トールボーイ型スピーカーの周波数特性が60Hzより下のものがおすすめ。
おすすめトールボーイ型スピーカー選びの基準
①推奨アンプ出力が50-100W
②インピーダンスは4 – 16Ω
③周波数特性が60Hzより下
以上の基準から、「NR1710」の機能を最大限に引き出せるトールボーイ型のおすすめスピーカーをご紹介します。
「NR1710」ならこれ!おすすめトールボーイ型スピーカー!
3ウェイ以上の構成から流れてくる豊かなサウンドと表現力の高さが魅力のトールボーイ型スピーカー。インテリアに高級感が増すのもトールボーイ型スピーカーの魅力。
早速「NR1710」におすすめなトールボーイ型スピーカーを見てみましょう。
「NR1710」におすすめのブックシェルフ型スピーカーを知りたい方はこちらへ👇
「NR1710」にはこれ!おすすめブックシェルフスピーカー!
SONY「SS-CS3」
SONYの「SS-CS3」は、
心震わせるボーカルを実現するために
をコンセプトに設計されたエンクロージャーをもつハイレゾ対応のベーシックモデルの3ウェイトールボーイ型スピーカー。
本体の剛性を高めるために17か所もの補強を施し、価格からは想像もできないほどの高品位なサウンドを響かせます。
スペック
「SS-CS3」の推奨アンプ出力は145Wまで対応。インピーダンスは6Ω、再生周波数帯域は45Hz~50KHzです。
サイズは幅230×高さ922×奥行260なので、どこにでも置きやすいサイズ感です。
SONY「SS-CS3」を「NR1710」におすすめする理由
「NR1710」の購入を決めた方の中には、映画や音楽、ライブ映像やゲームも全部楽しみたいけど、高価なトールボーイ型スピーカーではなく、バランスの取れた比較的安価なトールボーイ型スピーカーを探している方も少なくないはず。
おすすめの「SS-CS3」はペアで約3万の価格。リビングのどこに座っても最適な音を聴かせてくれる公指向性スーパートゥイーター、さらに剛性の高い本体から流れる低音域を持つ「SS-CS3」は、どのジャンルの音を聴いても満足させてくれるはずです。
さらにスピーカーをプラスするならこれがおすすめ!
さらに臨場感溢れるサウンド、迫力の映像にマッチした音を楽しみたい方には、下の組み合わせをおすすめします。
センタースピーカーに「SS-CS8」
サブウーファーに「SA-CS9」
サラウンドスピーカー「SS-CS3」。
これだけそろえてもフロントスピーカーの「SS-CS3」と合わせて実売価格8万以下。
少しずつ購入してゆき、音の変化を楽しむのもおすすめです。
YAMAHA「NS-F350」
YAMAHAの「NS-F350」は3cmツィーターと13cmミッドレンジ、そして2本の16cmウーファーを搭載した本格的な3ウェイ・4ユニット構成を採用されたトールボーイ型スピーカー。
アウターバッフルは黒鏡面ピアノフィニッシュで仕上げ、ブラック木目調またはウォルナット木目調のキャビネットになっており高級感を演出します。
スペック
「NS-F350」の推奨アンプ出力は100W、インピーダンスが6Ω、再生周波数帯域は40Hz~100kHz。
サイズは小型ブックシェルフスピーカー並みの設置面積で大容量を確保した横幅220mm×高さ1157mm×奥行339mmなので、リビングに置きやすいサイズです。
YAMAHA「NS-F350」を「NR1710」におすすめする理由
「NS-F350」が「NR1710」におすすめな一番の理由は、中高音域の表現力の高さ!2本で実売価格5万程度なのに、この表現力の高さは最高のコストパフォーマンスです。
レビューで酷評されていることもありますが、買ってすぐはエイジングが進んでいないために、低音域に少し物足りない印象を受けるかもしれません。
しかし、どのトールボーイ型スピーカーにも言えることですが、トールボーイ型スピーカーは鳴らせば鳴らすほど馴染んで良い音を生み出してくれるものです。「NS-F350」も長く付き合うことで、本来持つポテンシャルを発揮します。YAMAHAの音が好きな方は、買って損はないおすすめのトールボーイ型スピーカーです。
さらにスピーカーをプラスするならこれがおすすめ!
「NS-F350」は3ウェイ構成なので、音域は下から上まで十分に発揮してくれますが、「NR1710」にはせっかく7.1chまでの機能が備わっているので、同じYAMAHAの「NS-P350」のスピーカーパッケージと「NS-SW050」をプラスして5.1chの環境を整えるなら、ライブや映画をよりリアルに楽しめます。
デザインも「NS-F350」と同様のデザインなので、部屋の一体感も損なわれません。なにより「NS-SW050」が低音域をカバーすることで、「NS-F350」がより豊かなピュアオーディオサウンドを響かせてくれます。
JBL「STAGE A190」
アメリカの企業、ハーマンインターナショナルのJBLブランドから
「プロ直系の音質と優れたコストパフォーマンスを兼ね備えたスピーカーシステム」
と紹介されたSTAGEシリーズのトールボーイスピーカー「Stage A190」。
ライブで使用する大型スピーカーやスタジオスピーカーのイメージがあるJBLですが、そういったプロ向けの技術を生かして製品化されたのが、このトールボーイスピーカー「Stage A190」です。
スペック
「STAGE A190」のスペックは推奨アンプ出力20~225W、インピーダンスは6Ω、周波数特性36Hz~40kHz。
サイズは幅260x高さ1070x奥行390 mm。
「STAGE A190」をおすすめする理由
「STAGE A190」を「NR1710」におすすめする一番の理由は、広く一定な定指向特性により、どこにいても自然な音響バランスで音楽を聴けるところ。これはプロ用モニタースピーカーのために開発された最新のホーン技術が高域に採用されているので可能となりました。
リビングに設置することが多い「NR1710」。どこにいても同じような音響バランスで聴こえるのはポイントの高いところです。
また203㎜のウーファーがJBLお得意の低音域も見事に鳴らしてくれるので、「NR1710」から流れるハイレゾのサウンドを低音域から高音域に至るまで余すところなく鳴らしてくれます。
さらにスピーカーをプラスするならこれがおすすめ!
いや!もっと低音域に迫力が欲しい!という方には、サブウーファーに「STAGE SUB A100P」を加えるなら、さらに迫力満点の低音を楽しめます。
サブウーファーを足すことで、「STAGE A190」の低域に余裕が生まれ、中高域の音がさらに生き生きした音になるのでおすすめです。
また、映画をよく見られる方はセンタースピーカーに「STAGE A125C」を足すなら、登場人物の音声をクリアに聞き取ることができ、フロントスピーカーからは迫力のサウンドやBGMのみが流れるので、臨場感もアップし、映像の世界へにさらに引き込まれていきます。
DALI「OBERON5」
最後におすすめするトールボーイ型スピーカーは、DALIから究極のパフォーマーと紹介されている「OBERON5」です。
DALIは
「アーティストが意図したサウンドをありのままに再生すること」
を使命にスピーカーを作り続けています。
「OBERON5」はまさにその使命が注ぎ込まれているスピーカーです。また、「OBERON5」は2019年ホームシアターグランプリ金賞を受賞しているトールボーイ型スピーカーでもあります。
スペック
「OBERON5」のスペックは、推奨アンプ出力が30W~150W、インピーダンスは6Ω、再生周波数帯域は39Hz~26kHz。
奥行283mm×高さ830mm×幅162mm と比較的コンパクトなボディですが、そこから放たれるパフォーマンス能力の高さは想像をはるかに超えてゆきます。
「OBERON5」をおすすめする理由
「OBERON5」を「NR1710」におすすめする一番の理由は、ピアノの伴奏とボーカルの帯域の表現力の高さが他のトールボーイ型スピーカーから群を抜いて優秀なこと。もちろん低音域から高音域に渡って豊かなサウンドを奏でてくれるのですが、この二点は特に素晴らしい表現力を持っています。
「NR1710」の性質とあっているのか、ピアノ伴奏がメインの曲や女性ボーカルの鼻を抜けていく感じのボイスサウンドをリアルに表現。まさしくDALIの使命である「アーティストが意図したサウンドをありのままに再生」してくれます。
また、「OBERON5」は広い指向性を持っているのも特徴です。一つのスポットでしかベストサウンドを楽しめないということはなく、広いスポットで楽しめます。映画やライブを見ているとき、リビングのどこにいてもベストサウンドを聴けるのは魅力的です。
高音質のライブサウンド、R&B、女性ボーカルメインの楽曲が好きな方には本当におすすめです。
さらにスピーカーをプラスするならこれがおすすめ!
「OBERON5」の低音域は比較的柔らかい印象をうけました。エイジングがさらに進めば、より豊かな低音域を奏でてくれますが、低音域の役割をDALIのサブウーファー「SUB E9F」に任せるなら、「OBERON5」の中高音域がより豊かになります。
2.1ch構成の魅力は、電気的に負担の大きい低音をサブウーファーが鳴らしてくれること。「OBERON5」の低音域にかかる負担が少なくなる分、中高音域の解像度はさらに向上しますで、サブウーファーに「SUB E9F」を足すのはおすすめです。
また、エンターテインメントを全般的に楽しまれる方にはセンタースピーカーに「OBERON VOKAL」をおすすめします。
DALIのスピーカーは、サブウーファーもセンタースピーカーも音の解像度も高く、広がり豊かなので、家で音を聴くのがとにかく楽しくなってしまいます。
まとめ
今回紹介したのはトールボーイ型スピーカーはどれも「NR1710」の音を十分に引き出してくれる、非常におすすめな素晴らしいトールボーイ型スピーカーです。
まとめると、SONYの「SS-CS3」やYAMAHAの「NS-F350」はこれからオーディオを始められる方向け、JBLはそれら2つトールボーイ型スピーカーのワンランク上。DALIは「NR1710」に最適なトールボーイ型スピーカーでは最高位のスピーカーです。
是非、ご自身の好み、リビングや書斎にあったスピーカーをチョイスしてみてください。
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